福島【会津若松】レトロな観光ストリートさんぽ♪ 七日町通り&野口英世青春通り
歴史ある建物が点在し、レトロな雰囲気を楽しみながら散策できる2つの通りは、会津若松を代表する観光ストリート。ぶらりと気ままに歩きながら、カフェやスイーツ、工芸品など気になる店に立ち寄ってみよう。...
更新日: 2021年6月14日
歴史ある建物が点在する七日町通りと野口英世青春通り周辺は、会津若松の人気観光ストリートです。
歩き疲れたらノスタルジックな雰囲気のカフェで、建物の雰囲気を楽しみながら、ひと息いれましょう。
嘉永3(1850)年創業、末廣酒造の嘉永蔵に併設されたカフェ。明治25(1892)年に建てられた一番古い杏蔵を利用した和モダンな店内で、末廣酒造の日本酒や酒粕を贅沢に使った手作りスイーツや、最高峰酒「純米大吟醸 玄宰」が楽しめる。
座敷蔵として建てられたため、職人技が光る欄間や箱階段など住まいの造りになっている
大吟醸シフォンケーキ 500円
オリジナルブレンド 500円(セットは100円引き)
大吟醸を使った自家製シフォンケーキは、食べるとお酒の華やかな香りがふんわり漂う。仕込み水で淹れたコーヒーと合わせて
姫の白ざけ膳 800円
酒粕で作った人気の甘酒。甘さひかえめで、しっとりした原酒かすていらや、日本酒で煮たイチジクと合う
左の蔵が「蔵喫茶 杏」の杏蔵、右が明治時代築の木造三階建ての主屋
●おみやげ●
酒ゼリー 2個 700円
「純米吟醸 末廣」で作った芳醇な味わいの黄金色のゼリー。酒蔵限定販売
●おみやげ●
宇宙甘酒 356円
人気の甘酒をフリーズドライにした、宇宙食のようで画期的な"食べる甘酒"。味は会津のオタネニンジンなど3種類
野口英世が左手の手術を受けた、旧會陽医院の建物を利用したカフェ。英世が訪れた国々のコーヒー豆を自家焙煎し、ハンドドリップで淹れたコーヒーが人気。軽食のほか、自家製ケーキは常時5種類そろう。
建物は明治17(1884)年築。レトロな雰囲気の店内には当時のままの梁が残っている
酒粕プリン 432円
会津はちみつ珈琲648円
プリンは酒粕の風味たっぷりで濃厚。コーヒーは会津産栃みつを入れて味わって
建物の1階がカフェ、2階は野口英世青春館
店主の奥様の実家から取り寄せたコシヒカリ100%の団子を、甘味噌のたれでいただく茶屋だんごが美味。アンティーク調の店内にはBGMでジャズが流れ、モダンな雰囲気。
建物はかつて米店だったもの。大正時代に建てられた米穀蔵を茶屋に改装した
茶屋だんごセット 470円
たれは甘味噌と醤油から選べる。団子の食感とたれの風味が絶妙なバランス
福西本店の敷地内にある蔵を、大正ロマンをテーマにしたカフェにリノベート。稲荷社のある庭を眺めながら、開運を願っていなりずしや、スイーツが味わえる。濃厚な味わいの特製プリンもおすすめ。
七色のクリームソーダ 550円
特製あんみつ 630円
ぶどうやピーチなど7種類のカラフルなクリームソーダや、自家製の寒天とあんで作るあんみつが人気
スペシャルいなりセット980円
お稲荷様の好物・いなりずし、金運アップのだし巻き卵、長いご縁を願うそうめんなど、開運フードがセットに
土佐藩士の落書きもあり、幕末に建てられたといわれる蔵を改装・増築している。2018年にオープン
どこか懐かしい雰囲気のJR七日町駅舎内にあるカフェ。酒の仕込み水を使い、13時間かけてていねいに水出しするコーヒーが評判。会津17市町村のアンテナショップでもあり、会津産の食品や雑貨が並んでいる。
カウンター席からはJR七日町駅のホームが見え、只見線の列車を眺められることも
会津のおやつセット648円
日替わりの自家製シフォンケーキ、会津のお菓子3~5種類、水出しコーヒーまたは紅茶がつく
<ポイント>
本格的な会津塗りの蒔絵を施したお盆や、手塩皿で供される贅沢おやつ
大きなカフェテーブルやタンス、机などもアンティークのもの
大正ロマンの雰囲気がフォトスポットとして人気のJR七日町駅は無人駅
●おみやげ●
会津木綿刺し子がま口 1512円
会津木綿に刺し子をした布地で作った、かわいらしいがま口。ブックカバーもある
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。