【福島】こんなとこ!主要エリア&基本情報をチェック!
全国で3番目の広さを誇る福島県。歴史と豊かな自然が残る会津・磐梯や、交通の要衝である福島タウン・郡山、太平洋に面したいわきなど、おもなエリアの特徴をご紹介!...
更新日: 2021年5月22日
会津若松駅〜会津田島駅間をトコトコ走り、展望スポットでは一時停車のサービスも。車窓から渓谷美を思いっきり楽しもう。
渓谷をたどる列車で沿線の街を訪ねよう
会津鉄道は、西若松駅から尾瀬の玄関口となる会津高原尾瀬口駅まで、約57㎞、21駅を擁するローカル線。会津芦ノ牧温泉や大内宿など、沿線には見どころも多く、休日には会津若松駅〜会津田島駅間を「会津鉄道お座トロ展望列車」が走る。
会津若松発 指定日 1日2本
会津田島発 指定日 1日1本
湯野上温泉駅の手前でいったん停車。渓谷を一望する
大内宿への玄関口。日本唯一の茅葺き屋根の駅舎横には足湯も
2015年12月に2代目名誉駅長に就任したらぶ。訪れる人々を癒してくれる芦ノ牧温泉駅の人気者。構内にいるので会いに行ってみよう。
2両編成で、夏場は窓がなく爽快な「トロッコ席」、掘りごたつ式の「お座敷席」、モダンな雰囲気の「展望席」からなる。
トロッコ席:56席
お座敷席:32席
展望席:12席
芦ノ牧温泉駅〜湯野上温泉駅間のトンネル3か所では、トロッコ席でトンネルシアターが楽しめる。
芦ノ牧温泉駅で駅長らぶのグッズを販売。おみやげにぴったり!
黒糖まんじゅう10個入り1080円
ぴーちまんじゅう10個入り1080円
らぶ駅長ランチボックス900円
へつりとはこの地方の方言で「断崖、急斜面」を意味し、川の水や風雨による浸食、風化を繰り返すことでできた景勝地。長い年月をかけて削られた断崖は、美しくも迫力があり、まさに自然がつくり出した芸術作品。周辺の木々の様子が季節ごとに変化するので、一年を通して異なる景観を楽しめるのも魅力。国の天然記念物にも指定されている。
夏
へらでえぐったような断崖の景色が続く。岩肌と生き生きとした緑とが、ダイナミックな光景をつくり出している
初夏
初夏になると岩肌にフジの花が咲き、斜面一帯は名画のような美しさに
写真提供:下郷町
秋
休日には行列ができる人気店。昭和初期の創業当時、初代が牛乳店を営んでいたことからこの店名に。地元産の肩ロース肉を使ったカツ丼は秘伝のたれが味の決め手。ラーメンもおすすめ。
第2回(2015年)、第3回(2016年)全国丼グランプリ金賞のソースカツ丼980円
あっさりしたスープのラーメン570円
職人技を見学できる、こけしの製造・販売店。男女一対となった夫婦こけしが人気で、男女の表情が微妙に違う。絵付け体験も可能(400円〜、要予約)。
こけしは600円〜。サイズも豊富にそろう
山の幸、味噌、野菜など下郷町の名産品が直販で安く手に入る物産館。飲食コーナーでは手打ちそばやジャージー牛ソフトクリーム、マスバーガーなどが人気。
ニジマスフライを挟んだマスバーガー400円
会津田島祇園祭を原寸大の屋台や人形、映像などで体感できる。併設のレストランでは里山バイキングが人気。
郷土料理2品付きの里山バイキング「ぎおん」1350円
原寸大の大屋台が展示されている
本州唯一のからむし生産地である昭和村の歴史・文化が学べる工芸博物館や、織体験ができる交流館を併設。食事処もある。
からむし織体験でコースターが作れる
明治18(1885)年築の一部2階建て擬洋風木造建築。館内には建築時の資料や南会津の歴史を展示する。県の指定重要文化財。
明治時代、南会津郡の行政を行なった
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