【会津若松】おすすめ日帰り観光プラン!レトロさんぽが楽しい♪
はずせない見どころは鶴ヶ城。2018年は戊辰戦争から150周年なので、飯盛山へも足を延ばしてみよう。七日町通り周辺が会津観光のメイン。グルメやおみやげ探しを楽しんで。...
更新日: 2024年2月14日
会津には日々のご利益を願うための縁起のいい伝統工芸品が多い。職人の手作り工芸品はもちろん、絵付け体験もすれば、思い出も幸運も一緒に持ち帰れそう。
400年以上の歴史がある会津地方最大の初市。会津若松市の神明通りや大町通りを中心に約400店の出店が立ち並ぶ。縁起物の起き上がり小法師や風車はこの市で販売され、多くの人が1年の幸せを願って買い求める。
0242-37-2789 (十日市実行委員会)
会津三縁起のみを100年以上作り続ける山田民芸工房は、5代目の山田賢治さんを中心に家族で制作している。手作りはこの工房だけになった。十日市の日は店頭でも販売。
会津の民芸品の中でもっとも古く、約400年前から作られている縁起物。領主の蒲生氏郷が藩士に作らせて正月に販売させたのが始まりといわれる。家族の人数より1つ多く購入し、子孫繁栄や無病息災などを願って、一年間神棚に飾るのが習わし。
木型です!
2つ合わせた木型に和紙を張って乾燥させ、型を抜き取る。張り子に合わせて粘土でおもりを作り、取り付ける。胡粉とニカワを調合して塗ると白くなり、そこに黒と赤の塗料を塗って顔を書けば完成。
大みそかから元旦にかけて、元旦参りの時に吹きながら歩く竹笛が初音。福を招くといわれ、春よ早く来いという気持ちも込められている。穴を押さえて息を吹き込み、指を少し離すと高い音が出る。
起き上がり小法師と同様に、もっとも古くから作られている縁起物。風車の中心には黒豆がついているが、まめに体が動くように、真っ黒に元気に働けるようにとの願いが込められている。風車の色は自然を表す。
会津を代表する張り子の郷土玩具、赤べこの製造・販売元。赤べこのほか、だるまや会津若松のキャラクター「あかべぇ」の絵付け体験や、職人の作業風景の見学が楽しめる。
絵付け体験に挑戦!
9:00〜16:00(10名以上は要予約)、所要30〜40分 3860円
大同2(807)年頃の圓蔵寺建立の際、どこからともなく現れた赤い牛が難工事を助けたという伝説が残る。その後、会津領主の蒲生氏郷が伝説をもとに人形を作らせ、厄除けのお守りとして今に伝承されている。
手描き模様の伝統の技法を今に伝える、江戸時代から続く老舗。繊細で雅な絵ろうそくは火をつけるのが惜しいほど。絵付け体験で世界にひとつの絵ろうそくが手に入る。
絵付け体験に挑戦!
10:00〜15:00(4名以下は要問い合わせ)、所要約1時間3900円
漆樹の樹液は漆塗料、漆の実はろうとなるため、絵ろうそくは漆器と共に会津の名産品となった。蒲生氏郷の時代に産業として発展し、江戸時代には全国にその名を知られた。
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