長野【信州】一度は泊まってみたい名宿!
名所めぐりばかりが旅じゃない。一日の疲れを温泉で癒し、極上の料理に舌つづみを打ち、翌日への活力を蓄えることができる、そんな信州の名宿が大集合!...
更新日: 2018年9月22日
上高地の魅力をより深く感じるために、ぜひともホテルステイを体験したい。優雅なディナーや、静寂のなかの散策など、宿泊してこその、とっておきの時間を過ごしてみよう。
河童橋と穂高連峰を望む抜群のロケーション
上高地バスターミナルから徒歩5分
1918(大正7)年創業の老舗ホテル。河童橋に近く、梓川と穂高連峰を望む絶好のロケーションに建つ。館内は松本民芸家具が置かれ、シックで落ち着いた雰囲気。細部までこだわったインテリアなど、とくに女性からの人気が高い。
松本市内の自社農園で採れた野菜をはじめ、山海の幸をアート作品のような一皿に昇華させている。
旬に合わせシーズン中に数度のメニュー変更がある
木のぬくもりを感じる建物と名物バイキング
上高地バスターミナルから徒歩6分
梓川のほとりに建ち、木のぬくもりにあふれるホテル。和室の窓からは雄大な自然も眺められる。夕食は地元の食材を使ったバイキングで、和・洋・中のメニューが揃いボリュームも満点。
自然との一体感があるロビー
夕食のバイキングは30種類以上のメニューが揃う。隔日で2パターンの料理が提供されるので連泊でも飽きることがない。シーズン中に数回のメニューリニューアルもある。
梓川を見下ろす癒しの空間
上高地バスターミナルから徒歩10分
欧州風の外観と、吹き抜けのロビーが異国情緒を漂わせ、夕食は和風会席が自慢という、和洋の良さを上手に融合させているホテル。少し坂を上った場所にあるため眺望も抜群だ。日帰り入浴も人気が高い。
坂の上なので展望浴場からの眺望も格別
マントルピースのある広々としたロビー
信州和牛、信州サーモン、伝統野菜など地のもののおいしさを存分に生かした繊細な料理が味わえる。イワナやニジマスなどの川魚をはじめ、春や秋は山菜やキノコ、夏には旬の野菜など、四季折々の食材を堪能できる。
オンリーワンの立地を実感
大正池バス停からすぐ
池と森に囲まれたロケーションは、上高地のほかのホテルでは味わえないここだけの特権。時間ごとに、さまざまな表情を見せる大正池が美しい。夕食は信州産食材を使った会席料理が楽しめる。
河童橋近辺とはひと味違う落ち着いた雰囲気
大正池一面にもやが広がる風景は、まるで水墨画のような美しさ。夏の朝や夕方を中心に多く発生する。その景観を、部屋にいながらにして見ることができるのは、ここだけ。
部屋の大きな窓からアルプスの名峰を望む
帝国ホテル前バス停から徒歩8分
スパや大浴場、展望風呂付客室などの施設が充実した、源泉かけ流しの天然温泉があるホテル。日本アルプスを紹介したウェストンや、彫刻家の高村光太郎ら、多くの文化人や著名人が訪れた宿としても知られる。
多くの文化人に愛された由緒あるホテル
木漏れ日が差す露天風呂
リラクゼーションスペースで疲れを癒そう
ソムリエ厳選のワインとともに本格フレンチを
幅5mを超える窓からの山景色が見事なプレミアムシアターツインルーム。窓の下にはロングベンチソファが置かれ、寝転がりながらの星空観察もおすすめ。1泊2食付5万円(税別)~。
120年の歴史を肌で感じる
帝国ホテル前バス停から徒歩7分
芥川龍之介、若山牧水ら多くの文人墨客に愛された、創業120年以上の歴史を持つ宿。常設ギャラリーにはゆかりの作品を展示。文人たちも好んだ自家源泉かけ流しの湯は、岩造りの露天風呂、樽風呂など、浴槽も風情がある。
客室の窓からの景観は、多くの画家たちに好まれた
宿泊者以外も利用できる無料の足湯施設
その名のとおり、敷地内に3つの源泉を持つ温泉が自慢。湯量も豊富で大浴場の露天風呂と内湯のほか、客室の風呂も温泉で、無料の足湯施設もある。散策のあとは温泉で疲れをとろう。
長年愛され続ける登山基地
上高地バスターミナルから徒歩2時間
クライマー御用達の宿として知られる。作家・井上靖は上高地に滞在中、いつも「かつら」の部屋に宿泊していた。併設の売店には食事処もあり、休憩にもおすすめ。
手前が食堂で奥の赤い屋根の建物が宿
併設のみちくさ食堂にはカウンターバーを彷彿させるスペースもあり、ドイツ製のコーヒーマシンで淹れた本格コーヒーが味わえる。河童橋から2時間かけて歩いて行く価値がある。
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