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【長浜】サイクリングで湖北観音像めぐり!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2023年10月3日

【長浜】サイクリングで湖北観音像めぐり!

かつて己高山の山岳仏教の中心地として栄えた湖北。
古寺や小堂には、千年以上も前の十一面観音や千手観音が今も大切に安置されている。
効率よくめぐるなら、便利なレンタサイクルがおすすめ。

近江・観音の里へ

湖北は、幾多の戦乱や政変を経て守り伝えられてきた観音像が数多く残り、「近江・観音の里」と呼ばれる。井上靖『星と祭』、水上勉『湖の琴』といった物語のなかでも、その魅力が紹介されている。

近江・観音の里へ

のどかな風景に心癒される

サイクリングモデルコース

走行距離 約21.0㎞ 移動時間 約2時間
※距離や時間は目安です

JR高月駅
⇩ 0.6㎞ 3分 [立ち寄り]高月観音の里 歴史民俗資料館
❶向源寺(渡岸寺観音堂)
⇩ 4.5㎞ 25分
❷西野薬師堂
⇩ 4㎞ 22分
❸赤後寺
⇩ 4.5㎞ 25分
❹己高山 石道寺
⇩ 4㎞ 22分
JR高月駅

レンタサイクルはここで!

高月総合案内所 0749-85-6565
9:00~17:00 
無休 
1日500円(乗り捨ての場合+300円) 
JR高月駅からすぐ

木ノ本観光案内所 0749-82-5135
9:00~17:00 
無休 
1日500円(乗り捨ての場合+300円) 
JR木ノ本駅構内

*サイクリング以外のめぐり方

◆観光タクシー
JR高月駅から向源寺、西野薬師観音堂など高月と木之本の代表的な観音像を一挙に回る。所要時間は約4時間、1万7680円(1台、4名まで)。拝観料別途。
●伊香交通 0749-82-2135(要予約)

◆観音の里めぐりバスツアー
JR長浜駅または米原駅を起点に湖北の観音をめぐる。3~12月運行。所要時間や料金など詳細はHP参照。
http://kitabiwako.jp/
●北びわこふるさと観光公社 0749-78-0300(要予約)

➀【国宝】向源寺(渡岸寺観音堂)

優美な十一面観音立像は日本彫刻史上の最高傑作
聖武天皇の勅願により彫られたと伝わる国宝十一面観音立像は、井上靖の小説『星と祭』に登場するなど全国的にも有名。毎年10月中旬には長浜市高月町内で「観音の里ふるさとまつり」が開催され、門前市が並ぶ渡岸寺観音堂は多くの人でにぎわう。

像高196㎝/平安初期/木造
深い慈悲をたたえた表情や、腰を軽くひねった均整のとれた姿は、全国に7体ある国宝の十一面観音立像のなかでもっとも美しいとも評される。織田信長の小谷攻めの時に堂宇は焼失したが、住職や門徒らの手により土の中に埋められ、戦火から守られたという。

➀【国宝】向源寺(渡岸寺観音堂)

風情あるたたずまいの古寺

向源寺(渡岸寺観音堂)

住所
滋賀県長浜市高月町渡岸寺50
交通
JR北陸本線高月駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45
休業日
無休
料金
拝観料=500円/(団体20名以上は400円)

➁【重文】西野薬師堂

会う者の心を優しくする表情が魅力の十一面観音立像
ヒノキの一木造りの十一面観音立像とともに、薬壺を持たず来迎印を結んでいる薬師如来立像を二体並べて安置。村人たちの手によって難を逃れた歴史をもつ。正妙寺の千手千足観音立像を同時拝観できるのは唯一ここだけ。

➁【重文】西野薬師堂

像高166.7cm/平安時代/木造
漆箔が施され、ふっくらした穏やかな表情と体つき、流れるような衣を身にまとっているのが特徴。中風封じのご利益があるといわれる。

西野薬師堂

住所
滋賀県長浜市高月町西野
交通
JR北陸本線高月駅からタクシーで5分
営業期間
4~11月
営業時間
9:00~16:00(閉門、時期により異なる)
休業日
期間中月・火曜
料金
拝観料=500円/(20名以上の団体は400円)

➂【重文】赤後寺

「コロリ観音」と親しまれる災いを利に導く千手観音立像
日吉神社境内の階段を上がると現れるのが、赤後寺の観音堂。聖観音立像とともに災い転じて利となす「転利(コロリ)観音」と呼ばれ、3回参拝すれば極楽往生できるといわれる。

➂【重文】赤後寺

像高約173.6cm/平安時代/木造
13世紀からの度重なる戦火から逃れようと、村人が川に沈めて隠したため脇手など多くを失っているが、1200年前の端麗な容姿を現在も残す。

赤後寺

住所
滋賀県長浜市高月町唐川
交通
JR北陸本線木ノ本駅からタクシーで5分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門、要予約)、11~翌3月は~16:00(閉門、要予約)
休業日
無休
料金
拝観料=300円/

➃【重文】己高山 石道寺

唇にほんのり紅色が残る十一面観音立像
かつて己高山五箇寺のひとつとして栄えた。堂内に立つ十一面観音立像はケヤキの一木造りで、両脇に立つ持国天と多聞天とともに重要文化財。子授けの観音像としても知られる。

➃【重文】己高山 石道寺

像高173.2cm/平安中期/木造
なめらかな曲線の造形美と素朴でやわらかい顔立ちが魅力的。唇にほのかな紅の色を残し、極彩色が施されていたと考えられる。

己高山 石道寺

住所
滋賀県長浜市木之本町石道419
交通
JR北陸本線木ノ本駅から湖国バス金居原行きで15分、井明神下車、徒歩10分
営業期間
3~12月下旬
営業時間
9:00~16:00(閉門)
休業日
期間中月~金曜、祝日の場合は開門、11月は無休(GWは開門)
料金
拝観料=300円/(30名以上200円、時期により変動あり)

[立ち寄りスポット]高月観音の里 歴史民俗資料館

仏像の知識を深めよう
向源寺の隣に建つ。仏像や神像を展示し、「観音の里」とよばれる湖北地方の歴史、信仰、文化などを紹介。“オコナイ”など特色ある民俗行事も紹介する。

[立ち寄りスポット]高月観音の里 歴史民俗資料館

観音の里の信仰・文化について学べる

高月観音の里歴史民俗資料館

住所
滋賀県長浜市高月町渡岸寺229
交通
JR北陸本線高月駅から徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉館17:00)
休業日
火曜、祝日の翌日(12月29日~翌1月4日休)
料金
大人300円、小・中学生150円(団体20名以上は大人250円、小・中学生130円、障がい者手帳持参で本人入館料無料)

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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