【那須高原】個性派ミュージアムで魅力溢れる作品を見る!
ハートを満たすアートスポットが充実している那須高原。贅沢な時間が流れる美術館や、ファミリーで楽しめる施設など、魅力いっぱいの個性派ミュージアムをご紹介!...
更新日: 2020年9月4日
新型コロナウイルスの影響で、「非日常」を求めて海外旅行に出かけていた人にとっては我慢の日々が続いています。しかし日本国内にも「ここは海外?」と思わせるような場所もあり、国内旅行を満喫するのによい機会かもしれません。
今回は日本にいながらにして、「モンゴル」の雰囲気を味わえる那須高原の「モンゴリアビレッジ テンゲル」をご紹介します。民族衣装「デール」を着て写真撮影したり、馬頭琴のコンサートに耳を澄ませたり。
那須高原のおすすめ立ち寄りスポットも合わせて案内しますので、足を運んでみてはいかがでしょうか?
「モンゴリアビレッジテンゲル」のある栃木県那須町は、那須連山の東山麓に広がる那須高原が魅力のリゾート地。
夏は涼しく過ごしやすいため、避暑地として人気の場所です。秋は紅葉、冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが楽しめます。温泉地としても有名で、那須温泉郷は奈良時代から知られている歴史ある温泉地です。
那須高原の中でも人気のレストラン「ベーカリーレストランペニーレイン」
那須高原には、風光明媚な自然の中にアウトレット施設、ゴルフ場、おしゃれなカフェに美術館や動物園等、さまざまなアミューズメントが詰め込まれています。宿泊施設も高級ホテル、ペンション、コテージ、キャンプと目的に合わせ選べるのがうれしいポイント。
立ち寄りスポットもたくさんあるため、しっかり計画を立てていきましょう!
那須は東京や仙台からおよそ180km。アクセスの良さも、那須が人気のリゾート地になった理由のひとつです。
<東京から電車とバスで那須高原へ>
東京から那須塩原駅までは新幹線なら75分、新宿からの高速バスでも約3時間で到着です。
東北本線黒磯駅より那須湯本または大丸温泉行の路線バスに乗り、「友愛の森」で下車します。そこからテンゲル送迎車で約5分。送迎は予約が必要ですので、3日前までに施設に連絡し、送迎の予約をしてください。
<東京から東北自動車道で那須高原へ>
車で行く場合は東北自動車道を利用し、那須ICまで約2時間をみておきましょう。今回ご紹介のテンゲルは、那須ICから15分ほどの場所にあります。
今回の宿泊施設「テンゲル」に行く前に、おすすめの立ち寄りスポットを2か所ご紹介しましょう。
一つ目は那須高原SAのスマートICから15分ほどの場所にある「那須どうぶつ王国」。広大な敷地で多くの種類の動物を飼育し、広さをいかした迫力満点のショーも魅力の一つです。
中でも「バードパフォーマンスショー」は大迫力で特におすすめ!タカ、ワシ、ミミズク、インコたちがダイナミックに観客の頭上すれすれを飛び回り、実際の狩りの様子を見ているかのようです。
ショーの代金は入場料に含まれているので、何度観ても同じ料金というのがうれしいですね!
ラクダライドで貴重な経験を!
「ライドパーク」ではラクダに乗ることもできます。ラクダの背に乗ることは他ではなかなかできないので貴重な体験。係の方が手綱を引いてくれるので安心です。記念撮影もお忘れなく!
※1周 700円(小学生以上、身長120cm以上、体重60kg以下の方)
※天候や動物の体調により中止の場合あり
次のおすすめスポットは、那須どうぶつ王国から車で10分ほどの場所にあるアルパカ牧場。
250頭ものアルパカが飼育されているのは、国内ではこの那須アルパカ牧場だけ!
「ふれあいコーナー」では3頭のアルパカとふれあうことができます。間近に見るアルパカの可愛さにうっとり……。エサをあげたりお散歩を楽しんだり、アルパカとの距離をぐっと縮めてください!
※アルパカとのふれあい:2名まで10分間500円・3名10分間750円
これが噂の「ナスピチュ」!
もともとは南米の国からやってきたアルパカさんたち。牧場内には、ペルーの山を模して造られたマチュピチュならぬ「ナスピチュ」があります。
アルパカたちのユーモラスな表情や、かわいい姿はいつまで見ていても飽きません。日ごろの忙しさを忘れ、南米の風を感じながらのんびり「アルパカ時間」を過ごしてみませんか。
※2020年8月現在、新型コロナウイルスの影響によりお散歩は中止されています。事前に施設にご確認ください。
動物たちとのふれあいを満喫したら、楽しみにしていた「モンゴリアビレッジ テンゲル」へ向かいましょう!
筆者が訪れた時は、すでに日が暮れて薄暗くなっていましたが、オレンジ色の照明にてらされた夜のゲルは幻想的でロマンティック。広い敷地内に広がる、数多くのゲルは圧巻です。
チェックインは管理棟のあるフロントで。フロントには民族衣装「デール」やモンゴルの道具、楽器などが置かれており、到着早々異国情緒あふれる雰囲気を味わえます。
■モンゴリアビレッジ テンゲル
住所:栃木県那須郡那須町大字高久丙1577ー9
電話番号:0287-76-6114
交通:那須ICより車で約15分
営業期間:通年
営業時間:イン15:00、アウト10:00
休業日:不定休(GW・盆時期・年末年始は営業)
料金:1泊2食付き=大人9,900円~
HP:モンゴリアビレッジ テンゲル
こちらでは馬頭琴のコンサートが毎日無料で行われています。
「馬頭琴(ばとうきん)」とは、モンゴルの遊牧民の間で古くから伝わる伝統的な楽器のこと。弓や弦は馬の毛で作られています。馬頭琴の演奏に合わせて、伝統的な歌が歌われます。
喉を詰めた独特の歌唱法「ホーミー」によって生み出される音と、馬頭琴の不思議で独特なハーモニーは、一度聴いたら忘れられません。目を閉じて演奏に耳を澄ましてみれば、モンゴルの大草原が思い浮かぶかのようです。
モンゴルの民族衣装「デール」をレンタルすることもできます。デールを身に着け、テンゲル内をお散歩すれば気分はすっかりモンゴル人。ゲルの前で、インスタ映えの一枚を!
※民族衣装レンタル料金:1人500円
いよいよゲルの中に入ります。モンゴルらしい赤い扉をくぐればびっくり!異空間がひろがります。
全てモンゴルから輸入したというこだわりの家具は、カラフルなペイントが施されています。広々したゲル内にはベッドが4つ、テーブルや椅子、タンスまでそろっていて、まるでモンゴル人のおうちにお邪魔しているかのよう。予想以上の可愛らしさにテンションがあがります!
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