【伊勢神宮内宮】お参りモデルコースをチェック!
日本人の大御祖神とされる天照大御神を祀る内宮は、古くから人々が憧れてきた特別な聖地。緑豊かな宮域を歩き、清らかな心で正宮へ。神様に日頃の感謝を伝えよう。...
三重県にある玉城町は初瀬街道、熊野古道、伊勢本街道の合流地点であり、宿場町として栄えた交通の要所。
延元元(1336)年に築城された田丸城跡には石垣や天守台が現存するなど、歴史のロマンが漂う町でもあります。
歴史散策がひと段落したら、ぜひ玉城町のグルメ店へ!
ジューシーな味わいが特徴の「玉城豚」や、地場野菜をふんだんに使った料理を味わえる、玉城町ならではのグルメ体験ができるお店も厳選してご紹介します。
また玉城町のお土産スポットとして、複合施設「アスピア玉城」もご紹介♪
伊勢市から足を延ばして、知られざる魅力を発見しましょう。
伊勢市に隣接する三重県度会郡にある玉城町。伊勢神宮への参拝客が集まる宿場町として発展しました。北畠親房によって築かれた田丸城跡が町のシンボル。養豚が盛んで、銘柄豚「玉城豚」は食通からも高い評価を得ています。
伊勢市駅から玉城町へ鉄道で向かうならJR参宮線で。本数は1時間に1~2本と少ないので、時刻を調べてから出かけましょう。田丸城跡や玄甲舎など主な観光名所は、田丸駅から徒歩圏内。日帰り温泉施設などがあるアスピア玉城へ足を延ばすなら、車での移動がおすすめです。
車で田丸駅前をスタートし、玉城町を巡るモデルコースをご紹介します。まずは玉城町中心街にある名所などを巡った後、郊外へと足を延ばすルートです。
200m
1㎞
1㎞
すぐ
3㎞
4㎞
4㎞
伊勢市駅から玉城町の中心街までは車で20分ほど。多気町にある複合商業施設、VISONまでは高速道路経由で20分ほどの距離です。
堂々とした石垣が残る田丸城跡など、玉城町には歴史ファン必見のスポットが点在。伝統工芸「伊勢擬革紙」の技に触れられる工房もあります。ほとんどが田丸駅から徒歩圏内なので、じっくりと歴史散歩を楽しみましょう。
延元元(1336)年に北畠親房によって築城。天正3(1575)年には織田信雄が三層の天守を築き、城主となりました。現在は見事な石垣が残っており、歴史を伝えています。江戸時代中期に建てられ、現在も原型をとどめている富士見門など、ほかにも見どころがたくさん。また、桜の名所としても親しまれています。
桜の名所としても知られ、夜はライトアップが美しい
玉城町に伝わる伝統工芸品「擬革紙(ぎかくし)」の工房。時代の変遷とともに擬革紙の生産は一度途絶えてしまいますが、地域の人々の努力によって再興され技術が受け継がれています。工房では足で踏んでシワをつける作業など、擬革紙の製作体験も可能(要予約)。
三角コインパース(各2750円)など、擬革紙を使った小物も販売している
この地域の総氏神で、菅原道真公(天神様)をはじめ多くの神様を祀る神社。本殿前にはヒノキの大木の御神木があり、古くは降雨止雨の祈願をする農耕の神であったことがうかがえます。また、本殿前には天神様の使いである臥牛「なで牛」があり、なでると願いが成就すると言われています。
なでると願いがかなうと言われる「なで牛」
田丸城主久野家の家老、金森得水により建てられた江戸時代後期の茶室兼居宅。表千家茶道で免許皆伝を受けた得水はここで茶会を催し、各界の名士らと交流を深めました。簡素ながら美しい数寄屋造りの建築や庭など、随所にわびさびを感じられます。
玉城町が誇る銘柄豚「玉城豚」や、地場野菜をふんだんに使った料理を味わえる店が点在。三重県産小麦のおいしさを体感できる、たいやき店も見逃せません!
玄甲舎の敷地内にあるカフェレストランで、茶室と庭園を眺めながらランチやスイーツを味わえます。玉城豚ロースカツカレー(1200円)などの料理は、玉城町産の食材を中心に使い手作り。11時から14時の間に味わえる、日替わりランチプレート(Aセット1200円、Bセット1400円)も評判です。
モーニングやデザートセットもあり、どの時間帯に訪れても満足できる
地元産の新鮮な野菜を、ひと品ずつ丁寧に調理したランチ(1200円~)が好評。玉城豚のモモ肉を使ったカレーも人気で、おみやげ用としてレトルトカレー(590円)も販売しています。
地元のブランド豚を使った玉城ブーブーカレー(1100円)
東海地方に複数の店舗を持つ、たいやき専門店の本店。三重県産の小麦「あやひかり」を使った生地が自慢で、外はパリッ、中はモチッとした食感がたまりません。十勝産小豆を使った餡との相性抜群。
ぱんじゅう(6個550円)は、パンとまんじゅうをかけ合わせたような菓子
玉城町民御用達の和菓子店。ふっくらした餡が凝縮された玉城最中が名物です。毎月1日と15日には限定商品が登場する「和ごころデー」を実施し、特ににぎわいを見せます(1月1日と8月15日は開催なし)。
地元産の新鮮野菜やブランド豚「玉城豚」などを販売する「ふるさと味工房アグリ」と、日帰り温泉施設「ふれあいの館」がある複合施設。施設の前の花畑に夏はヒマワリ、秋はコスモスが咲き誇り、とてもフォトジェニックです。
地元で愛される「玉城弘法温泉」が楽しめる「ふれあいの館」
天然醸造にこだわり玉城町で醤油を作り続けている、1684年創業の老舗「ミエマン醤油 西村商店」。同社の醤油や調味料は伊勢地方の台所の定番で、家庭の味のベースになっています。事務所では醤油やだしつゆを直売。アスピア玉城にある、ふるさと味工房アグリでも同社の製品を購入できますよ。
伊勢市駅から電車で16分ほどの場所にある玉城町。強固な石垣が現存する田丸城跡など、見どころもいっぱい。玉城豚をはじめ、玉城町ならではの味覚にも多く出会えます。伊勢志摩の定番観光名所にプラスして玉城町を巡れば、ちょっとツウで粋な旅に早変わり!
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名古屋発信で、愛知岐阜三重の情報を中心に広く、深く取り扱います。