鑁阿寺
大日如来を祀る足利家の氏寺「だいにちさま」
建久7(1196)年に源姓足利氏二代目の義兼が創建。寺号は出家した義兼の法号に由来する。堂塔などは三代目の義氏により建立された。正安元(1299)年、火災にあった本堂は足利尊氏の父・貞氏により再建。密教本堂でありながら鎌倉時代の禅宗様式を先取り、加味したもので、後の宗教建築に大きな影響を与えた。平成25(2013)年国宝に指定。大伽藍や多数の寺宝、古文書を今に伝えている。周囲をめぐる土塁や堀にかかった瓦屋根の太鼓橋、山門は、足利の代表的な風景である。正月中はお護摩がたかれ、無病息災を祈願する。
鑁阿寺の詳細情報
- 所在地
- 栃木県足利市家富町2220
- 例年の人出
- 約3万人
- アクセス(自動車)
- 北関東自動車道足利ICから国道293号を足利市役所方面へ車で5km
- アクセス(公共交通機関)
- JR両毛線足利駅から徒歩10分
- 駐車場
- 通常時は100台、正月は隣接する駐車場を含め200台
- 電話番号
- 0284-41-2627(鑁阿寺)
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