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十五夜とは?【2024年版】お月見だから泊まりたい人気の宿泊施設も紹介 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月6日

十五夜とは?【2024年版】お月見だから泊まりたい人気の宿泊施設も紹介

満月の夜を見て楽しむ十五夜(お月見)。

今回は日本の風物詩とも言える十五夜(お月見)の由来とあわせて、十五夜(お月見)を楽しむならぜひ訪れてほしい人気スポットをご紹介。

2023年の十五夜(お月見)は一夜限り。思い出に残る十五夜(お月見)にしましょう!

十五夜(お月見)とは?

十五夜(お月見)とは?
画像:123RF

月見の風習は、奈良時代に中国から伝わったと言われています。最初は貴族たちが太陰暦の8月15日の夜に、月をめでながら詩を読んだり、音楽を楽しんだりしていました。それが鎌倉時代には武士や庶民にまで広がっていったとされています。

また太陰暦の9月13日の夜は「後(のち)の月」と呼ばれます。ちょうどこのころ食べごろを迎える枝豆や栗をそなえることから、豆名月や栗名月といった呼び方もあります。

さらに太陰暦の10月10日は十日夜の月、または三の月と呼ばれ、この夜がその年の収穫の終わりを意味するとされていました。

ちなみに今年の「十五夜」は、9月17日(火曜)です。

向こう3年(2024年~2026年)の十五夜(お月見)スケジュールはこちら。

2024年2025年2026年
十五夜9月17日(火)10月6日(月)9月25日(金)
後の月(十三夜)10月15日(火)11月2日(日)10月23日(金)
三の月(十日夜)11月10日(日)11月29日(土)11月18日(水)

十五夜(お月見)につきものの「おそなえ」といえば?

十五夜(お月見)につきものの「おそなえ」といえば?
画像:123RF

十五夜(お月見)のおそなえといえば、ススキとだんごが頭に浮かびます。

ススキを飾るのは、神様や精霊がよりつくための「よりしろ」という意味があります。その役割として本来は稲穂を使うのですが、お月見の時期には稲穂が間に合わなかったため、形が似ているススキを使った、という説もあります。だんごは色と形が満月を表しており、収穫への感謝と健康への祈りの意味合いがあります。

また全国各地には「お月見泥棒」という風習があり、お月見のだんごは子どもたちが盗んで食べてもよい、とされています。これは、「子どもは月からの使者である」という考え方に基づいています。

お月見といえば!「月にウサギがいる」と言われるのはなぜ?

お月見といえば!「月にウサギがいる」と言われるのはなぜ?
画像:123RF

「月にウサギがいる」という言いつたえは、インドの古い仏伝に由来しています。

天竺(今のインド)のあるところに、ウサギと猿と狐が仲良く暮らしていました。彼らは自分たちだけではなく、困っている相手のことは必ず助けよう、と話し合っていました。そこへ貧しい姿の老人が現れ、「食べ物を分けてくれないか」と頼みます。三匹はあちこちを探し回り、猿は木の実や果物を集め、狐は魚を取ってきました。でもウサギは草しか見つけることができませんでした。

これでは老人に食べてもらうことはできません。猿と狐から食べ物を受け取った老人に対して、ウサギは「この草で火を起こしてください」と頼みました。そして火が起きると、自分の身体を食べるよう言い残して、炎の中に身を投げたのです。

老人の正体は帝釈天が化身したものでした。帝釈天はウサギの自己犠牲の精神に深く感銘を受け、すべての生き物がその精神を忘れぬよう、立ち昇った煙で月にウサギの姿を描いたと言われています。
※ウサギ以外の動物の種類や数、また最後にウサギが助かったかどうかなどの細部については、さまざまなバージョンがあります

名月を見上げるときには、ウサギの清らかな心にも少しだけ思いをはせてみたいものですね。

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿

ここからは、関東周辺で十五夜(お月見)におすすめの宿をご紹介します。夕方から1泊2日の旅行へ出かけてみるのはいかがでしょうか。

満点の星と満月が楽しめるお宿で温泉につかりながらゆったりと、ロマンチックに過ごすのもおすすめです。

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿1.絶景の癒しの湯宿 箱根 星のあかり(神奈川・箱根)

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿1.絶景の癒しの湯宿 箱根 星のあかり(神奈川・箱根)
画像:楽天トラベル

客室は外輪山やイタリ池を望む絶景温泉露天とテラス付き。2種の名湯を満喫できます。食事は旬の地場食材満載の美食和会席。提携施設での遊びメニューも豊富。夜景も楽しめるので十五夜(お月見)に泊まってもらいたい宿の一つです。

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十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿2.Relax Resort Hotel(神奈川・熱海)

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿2.Relax Resort Hotel(神奈川・熱海)
画像:楽天トラベル

隠れ家の趣漂う13室限定のスモールラグジュアリーホテル。全室オーシャンビューで絶景を望めます。地産地消にこだわった自然派レストランのフルコースやオールハンドの極上エステが好評。

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十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿3.四万温泉 柏屋旅館(群馬・四万)

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿3.四万温泉 柏屋旅館(群馬・四万)
画像:楽天トラベル

四万温泉柏屋旅館はモダンな雰囲気の旅館。大浴場と無料で何度でも利用できる3つの貸切露天風呂があります。温泉につかりながら四万の夜空を楽しむことができますよ。

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十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿4.鴨川温泉 璃庵(千葉・鴨川)

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿4.鴨川温泉 璃庵(千葉・鴨川)
画像:楽天トラベル

2022年夏にオープンした宿。贅を尽くした懐石料理と温泉露天風呂を堪能できます。客室は全室オーシャンビューの離れ。滞在中には水平線に沈む夕陽や水面に浮かぶ月にも魅了される間違いなし。十五夜(お月見)のタイミングにあわせて泊まりたい宿です。

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十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿5.ぬくもりに心なごむ湯宿 星のあかり(栃木・那須)

十五夜(お月見)だからこそ泊まりたい人気絶景宿5.ぬくもりに心なごむ湯宿 星のあかり(栃木・那須)
画像:楽天トラベル

客室すべてに露天風呂が付いていて、庭園や那須岳、満天の星空など那須の自然を楽しむことができる湯宿です。洋テイストを利かせた和食のフルコースはできたてを味わうことができます。

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十五夜(お月見)は一夜限り!自分だけの過ごし方を楽しもう

十五夜(お月見)は一夜限り!自分だけの過ごし方を楽しもう
画像:1123RF

十五夜(お月見)の過ごしかたは三者三様。

夜空を楽しめるスポットへお出かけしたり、絶景が楽しめる宿で温泉につかりながら満月を楽しんだり、家でゆったりとすごしたり。

2024年の十五夜(お月見)は9月17日(火曜)の一夜限り。せっかくなら1日しかない十五夜(お月見)を思いっきり漫喫しましょう!

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