金沢をフォトジェニックな旅をしよう 1泊2日モデルコースをご案内
写真を撮ってSNSに上げるのも旅の楽しみのひとつ。 金沢でアートスポットやインパクトのある料理、風情ある街並みなど、いろいろ工夫しながら撮影を楽しもう!...
世界が尊敬する仏教哲学者を知り、そして思索する場
金沢市出身の仏教哲学者、鈴木大拙の思想や足跡などを紹介。回廊で結ぶ玄関棟、展示棟、思索空間棟の3つの棟と、3つの庭から構成されており、来館者が思索を深められる場も用意されている。【金沢21世紀美術館から徒歩8分】
鈴木大拙(1870〜1966年)は、鎌倉円覚寺の釈宗演らに師事し、1897年に渡米。以来、長年にわたってアメリカに拠点を置き、欧米をはじめとした海外に日本の文化を伝えた。
鈴木大拙館など金沢文化振興財団運営の17施設を見てまわれる1DAYパスポート(510円)を販売中。利用施設の受付窓口で購入できる。
鈴木大拙館の裏手から中村記念美術館までの「緑の小径」は、木漏れ日の差し込む気持ちのいい散策路だ。
優れた石川の美術工芸を発信
石川県立美術館は石川県の美術・工芸の粋が鑑賞できる。加賀の伝統文化を伝える古美術品をはじめ、石川県ゆかりの作家の近現代絵画・彫刻・工芸の優れた数々の作品を総合的に展示する。【金沢21世紀美術館から徒歩5分】
石川では古くから伝統の技と美が受け継がれてきた。九谷焼や輪島塗、加賀友禅などの国指定10品目をはじめ、県指定なども含めると県内の伝統的工芸品数は36品目にも上る。
毎月第1月曜日、5月18日の「国際博物館の日」、10月第3日曜日の「いしかわ文化の日」はコレクション展示室などの観覧料が無料に。
「美術の小径」は中村記念美術館と石川県立美術館をつなぐ。辰巳用水の分流が流れ、夏場は市民の憩いの場に。
原始から近現代まで祭りや暮らし、歴史を伝える
映像と音響、床振動で祭礼を体験できたり、日本最大級を誇った加賀藩の参勤交代を大型壁面パネルなどで紹介したりと、原始から近現代までの石川の歴史と文化を楽しく学べる。【金沢21世紀美術館から徒歩6分】
加賀本多博物館と合わせ、2館3棟の建物の愛称は「いしかわ赤レンガミュージアム」。陸軍兵器庫などとして利用された歴史ある建築物で、国の重要文化財に指定されている。
同じ敷地内には加賀藩の政治を主導した本多家の名品を展示する加賀本多博物館があり、お得な2館共通券(一般500円)もある。
茶道美術の奥深さをお茶とともに味わう
お茶道具と金沢ゆかりの工芸作品が鑑賞できる。茶道美術を中心に、古九谷、加賀蒔絵、加賀象嵌など工芸品から現代作家の作品までを所蔵。呈茶屋では抹茶と和菓子を手ごろな料金で楽しめる。【金沢21世紀美術館から徒歩6分】
加賀藩三代藩主・前田利常が仙叟宗室を招き、五代藩主・綱紀の頃には職人や町人まで茶の湯に親しんだ。その文化が根付き、現在でも茶道に親しむ人はとても多い。
「加賀宝生」の世界に触れる
金沢に息づく能楽専門の美術館。1階は初心者もわかりやすい工夫を凝らした展示や着装体験ができ、2階のメイン展示室では貴重な装束や能面など能楽の美の世界に触れられる。【金沢21世紀美術館から徒歩すぐ】
「空から謡が降ってくる」と言われるほど、金沢は能楽が盛んな地域。なかでも、宝生流が根付いており、「加賀宝生」とも呼ばれるほど、独自の発展を遂げている。
和洋が溶け込む心地いい空間
大野の醤油や加賀のほうじ茶など、地元の食材を生かし、和と洋を融合させた見た目もかわいいお菓子がいろいろ。
世界的巨匠が手がけるカフェ
フランス料理の巨匠ポール・ボキューズ氏プロデュース。テラスも備えた空間でデザートやランチが楽しめる。
漆器で提供する和スイーツ
1780(安永9)年から続く老舗漆器店、能作が営む甘味処。優美な漆器に盛られた自慢の和スイーツをどうぞ。
☆こちらの記事も要チェック
【金沢観光完全ガイド】
おすすめスポットからモデルコースまで、金沢の観光はこれでOK!
【大人編】金沢の遊ぶところ2024 とっておきスポット10選!
【大人編】石川の遊ぶところ2024 とっておきスポット10選!
【金沢・神社】「合格祈願」「災難除け」「縁結び」ご利益いっぱい!金沢の神社12選
ガイドブック編集者が本気で選んだ!金沢のおすすめスポットTOP10
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。