>  > 

【新型コロナ】これからの旅・おでかけはどうなる?新しい旅行スタイルとは 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年7月15日

この記事をシェアしよう!

【新型コロナ】これからの旅・おでかけはどうなる?新しい旅行スタイルとは

5月25日に緊急事態宣言が解除され、6月19日からはいよいよ全国を対象に、県をまたぐ移動の自粛が解除されました。

8月上旬には旅行需要を喚起する「Go To Travelキャンペーン」も始まる予定ですが、夏休みの旅行はどうなるでしょうか?

「新しい生活様式」にのっとった新たな旅行スタイルともいえる、ウイズ・コロナ(コロナとの共存)、アフター・コロナ(コロナ後)での旅行の注意点や、変化についてご紹介します。

※記載した内容は2020年6月19日現在の情報を元にしています。新型コロナウイルス感染流行の状況次第で、情報は変更となる場合があります。最新の情報は政府発表や各旅行・交通会社のアナウンスをご確認ください。

6月19日から都道府県をまたぐ移動がOKに

6月19日から都道府県をまたぐ移動がOKに
写真:123RF

5月25日の緊急事態宣言全面解除の発表の際に、政府は今後の外出の段階的緩和に関する方針も発表しました。

その内容は、移行期間のステップ⓪「不要不急の県をまたぐ移動は避ける」、ステップ①「一部首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)、北海道との間の不要不急の県をまたぐ移動は慎重に」を経て、ステップ①の3週間後からはステップ②「県をまたぐ移動等の自粛解除」に進むというもので、予定通り6月19日にステップ②となり、県をまたぐ移動ができるようになりました。

出典:新型コロナウイルス感染症対策本部(第36回)議事次第 画像をクリックすると大きな画像で見られます
(注)「GoToキャンペーンによる支援」は表では7月下旬からとなっていますが、8月上旬開始予定となりました(6月16日観光庁発表)

JRの運転再開
減便していたJRも、6月25日から定期列車の「踊り子」号はすべて再開(「サフィール踊り子」は一部が6月30日まで運休)、7~8月の東海道新幹線の運行本数をほぼ前年同時期並みにまで回復させます。
新幹線・在来線特急列車の車内サービスも6月19日から再開します(一部休業あり)。

航空便の再開
海外の航空便はもちろん、国内の航空便もANA、JAL、スカイマークなどの主要な航空会社で大幅な減便・運休をしてきましたが、6月19日から徐々に再開されており、「7月下旬に全便再開」と発表した会社もあります。
各航空会社の発表を随時確認するようにしましょう。

 

JAL:新型コロナウイルス感染症の影響に伴う2020年7月17日(金)~7月31日(金)の空席照会時の満席表示について(6月18日更新)
※7月中の国内線について当初運航計画の半数を再開

JAL:〔8月1日~31日搭乗分〕新型コロナウイルス感染症の影響に伴う一部路線の一部運休・減便・時間変更について(7月9日更新)

ANA:新型コロナウイルスの影響に伴う路線・便数計画の一部変更について(7月14日更新)
※7月中の国内線について当初運航計画の半数を再開

スカイマーク:新型コロナウイルスの影響に伴う国内線一部運休・減便のお知らせ(7月13日更新)

AIR DO:新型コロナウイルスの影響に伴う運航計画の一部変更ならびに航空券の特別対応について(6月29日更新)

ジェットスター:新型コロナウイルス肺炎に関する航空券の特別対応や各種対応について(7月2日更新)

ジェットスター:7月から15路線の運航を順次再開し、7月23日から国内全23路線の運航を再開

ピーチ:運休および減便のご案内(2020年6月18日更新)
※6月19日から国内全路線の運航を再開、7月22日から国内線全便再開

旅行・観光業の復興支援策はある?

旅行・観光業の復興支援策はある?
写真:123RF

コロナ関連の復興支援策として、8月上旬からは観光・旅行や飲食店などの費用が割安となる「Go To キャンペーン」が予定されています。

キャンペーンは県内での移動を対象に始め、県をまたぐ移動も含めた全国的な展開を準備しています。

こちらも、実際のキャンペーン開始時期は、「新型コロナウイルス感染症の流行収束後」とされているため、感染流行の状況次第と言えそうです。

全国展開のキャンペーンはまだ開始されていませんが、各自治体独自の経済復興支援のキャンペーンはすでに多くの自治体で実施されています。

期間も6月末までのものから、長期間にわたるものなど様々。各自治体の居住者を対象としたものが多いですが、対象者を限定しないキャンペーンもあります。

「Go To キャンペーン」、各自治体独自のキャンペーンについて、開始時期や割引金額などの詳細は下記の記事でも解説していますので、参考にしてください。

旅行の申し込みはどうする?

旅行の申し込みはどうする?
写真:123RF

海外旅行

全面禁止ではありませんが、現在、多くの国が外務省「海外安全情報」でレベル3(渡航中止勧告)となっています。

また、日本からの入国者に対して、14日間の隔離を義務付けるなどの措置を取る国が84カ国(6月19日現在)あります。

>>外務省「海外安全情報」
>>外務省「新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)」

 

国内旅行

沖縄などの観光地は、国の方針をふまえ、6月19日から観光客の受け入れを再開しました。

感染拡大の予防と社会経済活動の両立を図るために、旅行業界は5月14日、対応ガイドラインを発表しており、旅行の注意点の参考になります。

ガイドラインでは店舗よりも電話・メールでの旅行相談、ネットでの予約を推奨しており、来店の場合には、「集中防止のため事前の来店予約を依頼する」とあります。

そのほか、支払いのキャッシュレス促進、人数が多い団体旅行では、昼食を弁当にする、出発前にお客様の体温、体調チェックを行い、発熱症状を呈しているお客様には旅行参加を遠慮していただくなどの記載があります。

>>日本旅行業協会ガイドライン

沖縄は那覇空港内に旅行者専用相談センターを設置し旅行中に発熱があった場合に常駐の看護師が対応するなど、観光地では感染拡大防止対策を強化しています。
旅行前、旅行中、旅行後に体調が悪くなった場合に、どこに連絡するのがベストか、事前に確認しておきましょう。

 

キャンセルへの対応

コロナウイルス感染流行の第2波が来て、再度移動が制限され、旅行の直前になってキャンセルする事態もありえます。

ANAは国際線航空券を8月31日搭乗分までキャンセル(返金対応)無料・変更無料としています。

JR各社は、「無手数料の乗車券払い戻し」を6月18日に終了しました。

宿泊施設では、独自に対応を決めています。

今後も、各航空・交通・宿泊施設で、感染流行状況に応じてキャンセルポリシーの変更が予測されるため、海外・国内に限らず、予約するときは、キャンセルへの対応について、しっかり確認しておきましょう。

キャンセル保険に入っておくこともひとつの方法です。

移動の手段はどうなる?

移動の手段はどうなる?
写真:123RF

飛行機、電車、バスなどの公共交通を使った移動は、どの輸送会社のガイドラインも、換気・消毒・利用者の間隔確保に注意しています。

私たちも、他の利用者との距離などに注意する必要があります。
また駅・空港や車内で利用するトイレや洗面所などでも衛生に心がけましょう。

その点マイカーやレンタカーでの移動なら自由度も高く、移動中でも同乗者以外に気を使うこともありません。特に子供を連れた旅行では、マイカーは最適な手段といえるでしょう。

JTBの意識調査では、渡航や外出自粛が緩和されたあとも、しばらくは国内旅行、なかでも人が少ない地方都市や自然が多い地域への旅行ニーズが高まることが予想されています。

JTB「新型コロナウイルス感染拡大による、暮らしや心の変化および旅行再開に向けての意識調査(2020)」より。4月末に調査)

 

※関係業界のガイドライン
>>鉄道連絡会(一般社団法人 日本民営鉄道協会 ・ JR等)
>>公益財団法人 日本バス協会
>>定期航空協会
>>一般社団法人 日本旅客船協会

マイカーやレンタカーでの旅行についての詳細は下記の記事でも解説していますので、参考にしてください。

宿泊施設の選択、利用時の注意は?

宿泊施設の選択、利用時の注意は?
写真:123RF

旅行会社のツアーでは、適切なウイルス感染対策を施している宿泊施設を採用するようガイドラインで決められていますが、自分で予約する場合は自身で吟味する必要があります。

これまでのように景観や設備、食事やサービス内容で選ぶだけでなく、大浴場や食堂などで適切な感染症対策がされているか(たとえば浴場の貸し切りや朝夕食時に適切なスペースが確保されているかなど)を確認しましょう。

客室内に浴室のある部屋を選んだり、部屋食の宿を選択する方法もあります。
混雑を避けるため、チェックインを部屋で行う施設もあります。

ネットを介した予約の際、感染対策について必要な情報が十分に提供されているか、問い合わせに明瞭な返事がもらえるかどうか?

今後はそういった基本的なサービスの本質がより問われることになっていくかもしれません。

感染対策への意識の高い施設を選ぶと同時に、利用する側も衛生意識を持って協力したいですね。

換気の必要のないキャンプ場も人気になると予想されますが、キャンプ場自体が混雑する可能性も。

混雑対策のために、サイト同士の間隔を広くとったり、ドライブスルー方式でのチェックイン、薪の無人販売を導入したキャンプ場もあります。

グループキャンプの禁止、テントレンタル中止などの対応もありますので、事前に確認しましょう。

 

※関係業界のガイドライン
>>全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
>>一般社団法人 日本ホテル協会

各観光地、観光施設ではどうする?

各観光地、観光施設ではどうする?
写真:123RF

旅行先で訪れる名所、史跡、観光施設などでは通常と変わらない感染症対策を心がけましょう。

久しぶりの旅行は気分も高まりますが、心の隙を作らないことも大事です。特にお子様と一緒の旅行では、保護者の方が終始冷静でいるようにしましょう。

各施設や観光名所では、入場時に検温を行ったり、混雑時には入場制限をするところがあります。ホームページなどで、比較的すいている時間を知らせてくれるところもありますので、事前にインターネットなどで施設が公表している感染対策・混雑状況を把握し、それに対応できるようなスケジュールを立てましょう。

Aが混雑しているなら無理して行列に並ばずBへ移動、といった柔軟性のある計画を組んでおくのも手です。

大声での解説や、接触・体験型のイベントは夏休み期間中のものを含め、のきなみ中止になっていますが、民族衣装を着るイベントの代わりに、コスプレ入場を許可するなど、苦境を逆手に取った工夫をしている施設もあります。

できないことも増えましたが、「今できること」を楽しむという考えで前向きにとらえたいですね。

※関係業界のガイドライン
>>全国興行生活衛生同業組合連合会
>>公益財団法人 日本スポーツ協会
>>一般社団法人 日本アミューズメント産業協会
>>公益財団法人 日本博物館協会
>>一般社団法人 日本フードサービス協会

しかるべき時に、正しい知識と行動で旅に出よう

しかるべき時に、正しい知識と行動で旅に出よう
写真:123RF

これから本格的に以前のような観光・旅行が再開されるにあたり、観光庁はこれらの対応方針をまとめた「新しい旅のエチケット」を6月19日に発表しました。

観光庁発表 「旅のエチケット」

しばらくは新型コロナウイルスの感染流行が縮小、拡大を繰り返すなかで、「新しい生活様式」を守りつつ外出をすることになりますが、正しい知識と対応を心がけていれば、必要以上に怖がることはないはず。

私たちも一人一人の節度ある行動によって、楽しい旅を取り戻していきたいですね。

ウイズ・コロナ、アフター・コロナの時代に、安全・健康に旅やおでかけを再開できるよう、編集部一同も願っています!

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

条件検索

エリアとジャンルを指定してください