浅草 仲見世通りの名物を食べ歩き!周辺のおすすめグルメ情報も
浅草のシンボル浅草寺と浅草駅を結ぶ仲見世通り。 年中人でにぎわっており、下町風情たっぷりの仲見世通りの周辺には、浅草ならではのお菓子や、店頭でできたてのおやつを販売する店がずらりと並んでいます。 ...
更新日:2021年1月21日
東京下町の代表的な観光地であり、外国人にも人気のエリア、浅草。
浅草のランドマークでもある浅草寺には、国内外から年間約3000万人が訪れ、本堂や雷門など歴史的建造物も多数点在しています。
浅草寺の参道「仲見世通り」には、浅草ならではのお菓子やできたてのおやつを販売する店がずらりと並び、観光客でにぎわっています。
その他にも、浅草には伝統の味を受け継ぐ老舗のグルメや、東京の下町カルチャーを体験できるスポットがあり、観光には事欠きません。
今回は浅草の基本情報や定番観光スポット、おすすめの楽しみ方など、浅草観光に必要な情報をまるごと紹介します!
さっそく浅草の魅力を動画でチェックしましょう!
初めて浅草を訪れる方はもちろんのこと、絶対に抑えておきたいスポットをご紹介します。東京を代表する観光スポットのひとつである浅草を心ゆくまで楽しみましょう!
浅草には東京最古の寺院である「浅草寺」とその参道である「仲見世通り」はもちろん、周辺に点在するグルメの名店、粋な文化を体験できる店など、国や世代を問わず楽しめるスポットが点在しています。
大衆演劇や歌舞伎など娯楽の街としても栄えたところで、浅草演芸ホールでは今でも落語をはじめ、漫才、奇術、紙切り、曲芸などバラエティーに富んだ公演がみられます。
グルメスポットでは、老舗のそば、ウナギ、天ぷらをはじめとして、牛鍋や洋食などの名店も多いです。
浅草駅のそばを流れる隅田川には水上バスも運航し、河畔を眺めながらの船旅ができます。
いくつもの橋をくぐり、変わりゆく東京の風景を船から眺める観光コースが定番です。
【羽田空港からのアクセス】
羽田空港国内線ターミナル駅
⇩ 京急線・地下鉄浅草線直通
浅草駅
660円 約38分
【東京駅からのアクセス】
東京駅
⇩ JR山手線
上野駅
⇩ 地下鉄銀座線
浅草駅
330円 約18分
【駅の場所に注意!】
つくばエクスプレスの浅草駅は地下鉄浅草駅・東武スカイツリーライン浅草駅からは離れた場所にあります。
吾妻橋や雷門など、浅草らしいスポットを見てから浅草寺にお参りしたい場合は、地下鉄浅草駅の1番出口から行きましょう。
基本は徒歩移動でOK
主要スポットの浅草寺へは東武スカイツリーライン浅草駅、地下鉄銀座線浅草駅、都営浅草線浅草駅、つくばエクスプレスの浅草駅からそれぞれ徒歩で行けます。
浅草花やしきや浅草演芸ホール、水上バスの発着場などの主要観光スポットも皆、浅草駅から徒歩で行ける距離に位置しているので、基本的には徒歩移動で問題ありません。
人力車に乗るのもおすすめ
雷門付近は、人力車の発着場になっています。1区間(12分程度)のコースから、30分貸し切り、60分貸し切りなどさまざまなコースがあるため、気になる方は俥夫の方に聞いてみましょう。料金はコースによりますが、1名3,000円~2万円程度です。
浅草寺周辺の散策は平日午前に
休日や平日の午後は国内外の観光客で道もかなり混雑します。比較的すいている平日の午前中がおすすめです。
上野やかっぱ橋も一緒に観光できる
浅草と一緒に観光するなら上野やかっぱ橋もおすすめです。上野にはパンダでおなじみの「恩賜上野動物園」や各種美術館・博物館が、かっぱ橋にはプロ向けのキッチン用品店が集まる「かっぱ橋道具街」があります。
地下鉄銀座線浅草駅から、かっぱ橋道具街最寄り駅の田原町駅へは1駅、上野駅へは3駅です。
浅草から東京スカイツリーへは東武スカイツリーラインで1駅
浅草と東京スカイツリーは距離にして1.3㎞程度と非常に近く、浅草からも東京スカイツリーの巨大な姿を見上げることができます。
浅草駅を出て吾妻橋を渡り、20分程度歩いて行くこともできますが、電車なら浅草駅から東京スカイツリー駅へ、2分程度で到着するため、電車移動がおすすめです。
まずは浅草寺や仲見世通り、浅草花屋敷など、浅草観光で絶対に行きたい、定番スポットを把握しておきましょう。どのスポットも浅草駅から歩いていける距離にあり、1日にまとめてみて回ることもできます。
約1400年におよぶ長い歴史を誇る、由緒ある寺。大ちょうちんでおなじみの雷門は、撮影スポットとしてもはずせない。
本堂の大屋根は、入母屋造りで急勾配の曲線が美しい
日本で最も古い商店街
約250m続く通りには、民芸品や雑貨、お菓子を販売する店舗がずらり。おやつを食べるときは、買った店の前で。
下町の大衆演芸を堪能しよう
柳家小三治、春風亭小朝などが所属の落語協会と桂歌丸、三遊亭小遊三などが所属の落語芸術協会が交互に公演を行う。落語をはじめ、漫才、奇術、紙切り、曲芸などバラエティーに富んだ内容。
日本語、英語、中国語、韓国語で案内を行なう観光案内所。8階にある入場無料の展望テラスからは、浅草寺を一望できる。浅草や上野をはじめとした、台東区の情報も発信。
6階の多目的スペースでは飲食も可能
レトロな遊園地でアトラクションを満喫
嘉永6(1853)年に開園した老舗遊園地。日本現存最古のローラーコースターやスペースショットなどの絶叫系からほのぼの系まで、アトラクションが多数。浅草みやげも充実。
浅草駅直結のビル。和洋菓子や惣菜が充実した「松屋浅草」をはじめ、4~7階は話題のショップや飲食店などが集まる。
創建時を再現した、ネオ・ルネサンス様式の外観にも注目
浅草三社祭で知られる神社
浅草寺に隣接する神社。浅草寺の縁起となった檜前兄弟と、創始者の土師真中知命が祀られている。三社祭は例年5月中旬に行なわれる。
創建は平安時代後期~鎌倉時代といわれ、徳川家光が建立した社殿は国の重要文化財になっている
名所をめぐる優雅な水上散歩を楽しもう
浅草と日の出桟橋、お台場方面を結ぶ観光船。コースによって個性豊かな船が運航しており、なかにはオープンデッキや売店が付いている船もある。
『銀河鉄道999』で知られる松本零士氏によるデザインの船「ホタルナ」
全国のさまざまな文化を集めた複合施設。地方の名物を提供するレストランや食料品店、職人が作る工芸品などがそろう。
1階は食料品店が充実。3階テラスでの休憩もおすすめ
浅草をさくっと観光するなら?浅草駅をスタートして、まずは定番名所の浅草寺へ。その後、人気のグルメスポットや体験スポットをまわり、隅田川沿いのカフェでスカイツリーを眺めながらひと休みできる半日観光モデルプランをご紹介。スポット間は全て徒歩で移動可能です。
<浅草半日観光コースマップ>
黒丸のA:浅草寺、B:EKIMISE、C:浅草文化観光センター、D:レトロサンプル(喫茶店や食堂の店頭にある、昔ながらのメニューサンプルも探してみよう)、E:まるごとにっぽん
赤丸の数字が半日観光コースのスポット
⇩ 徒歩5分
⇩ 徒歩3分
⇩ 徒歩4分
⇩ 徒歩12分
⇩ 徒歩すぐ
粋な江戸の文化が今も息づく浅草には、そば、ウナギ、天ぷらの老舗をはじめとして、牛鍋や洋食など名店も多いです。浅草のランチで迷ったら、昔ながらの味を受け継ぐ老舗の名店に行ってみましょう!
文明開化の味をいただく
最高級の国産黒毛和牛使用のすきやきやしゃぶしゃぶを提供する店。すきやきは秘伝の割り下で、肉を1枚ずつサッと焼くように煮る。「霜降りすき焼御膳」ほか、リーズナブルなランチの丼メニューも。
明治すきやき丼
ランチのみで1日20食限定。黒毛和牛、焼き豆腐、長ねぎ、きのこなどが入る
懐かしい味わいの洋食の老舗
「うますぎて申し訳ないス」のキャッチフレーズでおなじみの洋食店。牛バラ肉を煮込んだ「ビーフシチュー」や「ポークソテー」など、看板メニューがずらり。ステーキ各種もおすすめ。
オムライス
美しく焼き上げたきめ細かな卵で、鶏肉入りのケチャップライスを包んだ自信作
季節感あふれる老舗のとろろ料理
昭和4(1929)年創業のとろろ料理の老舗。各種とろろ懐石は季節の食材を取り入れ、月替わりで提供する。とろろやとろろ入りのお菓子などのおみやげもある。
厳選素材の天丼専門店
名物の「大入江戸前天丼」は、その日水揚げされた車えびのみを使う。砂糖や化学調味料を使わないたれとの相性抜群。
大入江戸前天丼
良質なごま油で揚げた天然車えびの天ぷらが、はみ出すほど豪快に盛られる
昔ながらの製法を守る粋な店
国産うなぎにこだわって備長炭で焼き上げる、うな重が評判の老舗。うなぎと相性の良い米や秘伝のたれも、うなぎのうまさをさらに引き立てる。
年間約3000万人が訪れる東京観光の定番、浅草寺。
すべての願い事が叶うとされる、現世利益の祈願霊場としても名高く、”浅草観音”の愛称でも親しまれています。
雷門や仲見世通り、宝蔵門など、それぞれの見どころと参拝のお作法をご紹介。
お江戸の風情を感じながらお参りしましょう!
浅草のランドマーク 雷門からお参りスタート!
高さ3.9m、重さ700kgの大きなちょうちんがつるされた浅草寺の総門。門の両側には、連太鼓を背負った雷神と、風を起こす大きな袋を持った風神が建つ。明治7(1874)年に補刻されたもので、高さは雷神が2.09m、風神が2.18m。裏側には龍神像を安置する。
雷門を通るときには、ちょうちんの底も見てみよう。雲を呼び、雨を降らす力を持つといわれる龍の彫刻が施され、浅草寺を守る神様のひとつとしてあがめられている
本堂前に構える二層建ての山門
二層建ての山門で、かつては仁王門と呼ばれたが、寺の什宝物を収蔵していることから呼び名が変更。
門の裏にある長さ約4.5m、幅1.5mの巨大なわらじ。健脚を祈る人も多い
下町風情たっぷりの仲見世通りの周辺には、浅草ならではのお菓子や、店頭でできたてのおやつを販売する店がずらり。お参りのあとは仲見世グルメを満喫!
仲見世通りとは?
江戸時代初期、境内や参道に店が出たのが始まりといわれる、日本一古い商店街。約250mの参道には、90軒近い店舗が並んでいる。
揚げたてサックリ のまんじゅうを食べ比べ
最高級のごま油でカラッと揚げた、種類豊富な「あげまんじゅう」が好評。店内で実演販売しているので、揚げたてが次々と店頭に並ぶ。揚げない「栗まんじゅう」も人気。
あげまんじゅう/strong>
こし餡、抹茶、さくら、もんじゃまんなど、11種類のあげまんじゅうが大人気
もち米の香ばしさと サクサク食感 が◎
明治17(1884)年創業の手焼き煎餅の老舗。炭火焼きの煎餅をはじめ、袋入りの「おこげせん」が大好評。雷おこしや人形焼きなどの、浅草定番みやげも充実している。
おこげせん
もち米で作った、軽い食感の香ばしいおこげ煎餅。醤油味のほか、黒胡椒味もある
アツアツでやわらかい茹でたて をパクリ
店頭で茹でたてを味わえる、素朴な味わいとやわらかな食感の「きびだんご」が評判。冬は甘酒、夏は冷やし抹茶とともにいただこう。
きびだんご
たっぷりのきな粉をまぶした、モチモチでやわらかな団子。小ぶりで食べやすい
東京で唯一残る幻の 砂糖菓子
伝統的な駄菓子の店。希少な砂糖菓子「金花糖」が作れる職人がいるのは、東京ではここだけ。こんぺい糖やラムネも人気。
金花糖 ちび招き猫
砂糖と水を煮詰めて木型に流し、固めてから色をつけた伝統菓子
浅草には味も雰囲気も魅力的な食事処がいっぱい。おしゃれで味も納得の注目店と、昔ながらの味を守り続ける歴史あるレトロ店を紹介。
イタリア・トスカーナの2つ星の味を浅草で
ヨーロッパのミシュランで2つ星を獲得した、イタリア・トスカーナの名店「BRACALI」。そこでセカンドシェフを務めた経験を持つオーナーシェフが、本格的なイタリアの郷土料理を提供する。
36席ある店内でゆっくりいただこう。昼は手打ちパスタを3〜4種類から選べる
手打ちパスタコース
手打ちパスタに前菜盛り合わせ、自家製パン、デザート、ドリンクが付く
スタイリッシュ&ヘルシー
野菜をたっぷり使ったランチメニューが人気。ランチのメインは日替わりで、キッシュやサンドイッチ、スープなどから選べ、サラダやデリのビュッフェがセットに。
アンティークやハンドメイドの家具がおしゃれ
キッシュランチ
キッシュに加え、旬の食材を取り入れたデリやサラダが食べ放題
※内容は変更の場合あり
辛口つゆでつるりと
創業大正2(1913)年の藪御三家のひとつ。東京一辛いと評されるつゆが、そばの風味をひき立てる。
大通りに面した趣ある白い建物
ざるそば
のどごしと香りの良さが自慢の十割そば。極辛口の濃いつゆでいただく
浅草は和洋問わず、デザートの宝庫。行列ができる有名店から、歴史を感じる老舗まで、幅広くそろう。そんな激戦区で特に人気を集める8店を紹介。
素材は日替わり!美麗なるフルーツたっぷりパフェ
新鮮な旬のフルーツと、自家製アイスクリームが自慢の店。昭和21(1946)年に果物店として創業し、フルーツの目利きには自信あり。季節ごとに最もおいしい完熟果物を使った、パフェや生ジュースが大評判。夏にはかき氷も登場する。
コンクリート打ちっぱなしのおしゃれでモダンな店内
本日のフルーツパフェ
その日の完熟具合で素材を選ぶ。写真はすいか、バナナ、巨峰、パイナップル、キウイなどをトッピング
江戸時代から変わらない味わい深さ
安政元(1854)年、浅草寺の別院、梅園院の片隅で開店。代表メニューは、餅きびを使った「あわぜんざい」。餅きびの軽い渋みと餡の甘みが絶妙にからむ。ほか、「あんみつ」なども好評だ。
店内メニューの注文は食券式。「豆大福」216円など、おみやげ用も充実
あわぜんざい
五分づきの餅きびで作った餅に、じっくり炊き上げたアツアツのこし餡をかけた一品
下町名物のロールケーキとコーヒーでブレイク
甘さをひかえた上品な味のケーキの数々は、水出しの「ダッチコーヒー」や、これに梅酒が入った「梅ダッチ」によく合う。なかでも人気No.1は、ロールケーキをチョコレートで包んだ「アンヂェラス」。
欧風の雰囲気が漂うレトロな店構え。趣ある店内で味わおう
アンヂェラス
しっとりした小ぶりのロールケーキを、チョコレートとホワイトチョコでコーティング
隅田川沿いやビルの上層階など、眺めの良いカフェが点在。スカイツリーや浅草寺を望みながら、くつろぎのひとときを!
公園内にある絶景カフェ
隅田公園内の川沿いにたたずむカフェ。空間にこだわった店内と開放感のあるテラス席は、いずれも眺望抜群。フレッシュなフルーツジュースやスイーツのほか、ハンバーグやパスタなどの食事メニューもある。
「満月DX(デラックス)」。浅草銘菓「憧泉堂」の「憧せんべい」に、2種類のわらび餅、バニラアイス、餡を添えた
窓側のカウンターシートや、屋外のテラスシートからスカイツリーが望める。席の予約も可能
仲見世通りを見下ろす
浅草文化観光センターの8階にあり、浅草寺やスカイツリーが一望。店の隣には、スカイツリーがよく見える展望テラスを併設。
ブルーソーダベースの「クリームソーダ」と「チーズケーキ」。
窓際のカウンター席からは、仲見世通り越しに、浅草寺の建造物が見下ろせる。夜の眺望も美しい
下町浅草は日本文化の宝庫。ものづくりにチャレンジしたり、金魚すくいで遊んだりと、楽しみ方は多彩。
体験の際は、初めにサンプルのなかから好きな色や形、模様を選ぶ
繊細で美しい模様が施された江戸切子や、サンドブラストなどのオリジナル製品を販売。建物内の工房では、江戸切子の体験ができる。
アンティークやブランド品も扱う
通常のポイですくった金魚は、5匹まで持ち帰れる
メロンパンが人気の「浅草花月堂」が、本店のそばで運営する金魚すくいのプチテーマパーク。金魚がモチーフの雑貨も販売。
一年中、毎日楽しめる
問屋や町工場が並び、ものづくりの街として発展した蔵前。最近では“新しいものづくりの形”を発信する店が増え、おしゃれな雰囲気に進化中。
着ごこちよいウエアがそろう
“毎日変わる天気のように、変化を楽しむ”をコンセプトに、衣食住にかかわる品を扱うセレクトショップ。デザインにも素材にもこだわるウエアや、ファッション雑貨を展開している。
細めの籐で編まれた上品なBilitisの籠バッグ
自社栽培のオーガニック緑茶専門店
茶葉の栽培から加工まで自社で行なう。すべての商品に茶葉の収穫日、収穫場所、栽培方法などが記された品質保証書が付く。
緑茶には茶畑の番号が記されている。茶葉は100g1000円前後〜
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