【沖縄旅行】やりたいコト10選!とっておきの思い出に!
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2021年に世界自然遺産に登録された、沖縄本島北部・やんばる地域にある大宜味村。
「日本一長寿宣言の村」であり、シークヮーサーの産地としても知られています。
シークヮーサーはみかんのように食べたり、料理に使ったり、酒に入れて飲んだりと、村民の健康長寿にひと役買っています。
紺碧の海と深緑の山に囲まれた村までは、那覇空港から車で約1時間30分。
ゆったりとした島時間が流れる、やんばるにある大宜味村で、健康グルメを楽しむ旅はいかがですか?
総面積の約76%を森林に囲まれた大宜味村は約3200人が暮らしています。長寿の里として有名で、元気なお年寄りが生涯現役で活躍しています。また喜如嘉の女性が守り続ける芭蕉布、エコツーリズムの拠点にもなっているぶながやの里、大自然を体感できるター滝のリバートレッキングツアーに人気が集まっています。
那覇空港から大宜味村の観光拠点、道の駅おおぎみ・やんばるの森ビジターセンターまで、車で約1時間30分。バス停があるのは国道58号沿いのみで、バスの本数も少ないので、レンタカーがおすすめです。道の駅おおぎみ・やんばるの森ビジターセンターにはレンタサイクルもあります。
大宜味シークヮーサーパークはシークヮーサーの里、大宜味村にある沖縄初のシークヮーサーのテーマパークです。農家が丹精込めて育てたシークヮーサー果実を収穫後、鮮度を保つため24時間以内に搾汁する工程をガラス越しに見ることができます。
入口から入ってすぐ、シークヮーサーの木のオブジェがお出迎え。
木の中の蛇口をひねるとシークヮーサージュースが出てきて飲み放題♪独自製法で搾汁した味を楽しむことができます。
ガイドの案内で、シークヮーサー果実を搾汁する様子を見学できるほか、シークヮーサーの栄養や健康効果について知ることができます。
一般的にシークヮーサーの収獲は9月から12月頃。ここでは収穫月ごとの味の違いを飲み比べて体感できます。
レストランでは大人気のピザや、島豚丼などが味わえます。専属パティシエによる本格的なオリジナルスイーツも楽しむことができます。
オリジナルピザ(小)900円
オリジナルピザはシークヮーサーパウダーや果汁を使い、本格的な石窯で焼き上げます。濃厚なチーズに爽やかなシークヮーサーの香りがマッチした人気メニューです。
特製シークヮーサーバターソースを使用した島豚丼950円
栗✕ピスタチオ✕シークヮーサーモンブラン&ドリンクセット1200円
このほかにもパティシエが作るシークヮーサーが香るオリジナル焼菓子は、1つ160円~とお手軽。おやつやおみやげに最適ですよ。
シマカラ(旨辛、激辛60㎖)各500円。ピザやパスタにかけて辛みをプラス
シークヮーサー初搾り(500㎖)1950円。健康成分が豊富な9月収穫果実を使用
シークヮーサー生搾りぽん酢(200㎖)600円
シークヮーサーぽん酢(250㎖)500円
シークヮーサーの果汁ジャム(初搾り、完熟搾り150g)各680円
ノビレホワイトオールインワンゲル7980円
特産品販売所、レストラン、パーラーのほか、ドームシアターや観光案内所、アクティビティの受け付け窓口を備える観光拠点施設です。
シークヮーサー収穫体験
大宜味村特産品のシークヮーサーを収穫してみましょう。
本土では栽培が難しい果実なので、おみやげにしても喜ばれること間違いなし!ジュースにしたり、肉や魚料理にかけたり用途はいろいろです。シークヮーサーといえば緑の果実をイメージしますが、12月以降の寒い時期になると黄色く色づいた「クガニ(黄金)」と呼ばれる状態になります。「クガニ」は酸味だけではなく甘みも加わって絶品です。
地元の人にも人気の直売所、がじゅまる館
がじゅまる館には地元の農家から朝採れの新鮮野菜をはじめ、肉や卵、魚介が運ばれてきます。旬の野菜を使った漬け物や惣菜、お弁当など手作りの加工品やスイーツも充実しています。
シークヮーサーバター(右)カラキ ソイミルクキャラメル(左)各1180円
道の駅パーラーの看板商品・牛肉100%のシークヮーサーバーガーセット 1100円
シークヮーサーソーダ 350円
「パーラーくがに」では、うちなー(沖縄)天ぷらやサーターアンダギーなど大宜味村の食材を使ったお手軽メニューがスタンバイ。黄金色のシークヮーサーを使った「シークヮーサーバーガー」は、シークヮーサー果汁を加えた自家製ソースと、食べ応えのある自家製パティがマッチした名物バーガーです。
豊年祈願祭が行われる風光明媚な塩屋湾を見下ろすレストラン。その日に届く地元産の野菜や魚、肉を使うメニューが評判です。パスタやカレーなどの軽食メニューと、ランチ、デジュネ(昼の特別献立)から選ぶことができ、ドリンクメニューも豊富にそろっています。天気の良い日はテラス席で、目の前に広がる絶景を楽しみながら、おいしい料理を堪能しましょう。
落ち着いた雰囲気の店内
サラダ付きの軽食1430円
本日のパスタは島豚とドライトマトとチキナの煮込みパスタです。その日の食材によってメニューは変わります。
国道から山道で向かうのは山間に建つ、シークヮーサー農家が営むカフェ「がじまんろー」。ログハウス風の建物でテラス席からは大宜味村のシンボルであるボウジムイ(坊主森)を見晴らすことができます。
トマトと生のフーチバー(よもぎ)をのせたピザ1000円
沖縄本島最北端にある小さな泡盛蒸留所。大宜味村の湧水がもたらす豊かな風味とやわらかな甘みが自慢です。「まるた」「山原くいな」などの泡盛をはじめ、地元の若手農家らとコラボした「やんばる つながるリキュール」などの新商品を手掛けています。
予約制で酒造所の見学(ミニボトルおみやげ付きで1000円)ができ、見学終了後には泡盛の試飲も楽しめます。
やんばる つながるリキュール(Spicy Session、20度、500㎖)3850円
泡盛ケーキ1500円。古酒の香りが華やか
裏手に親川滝が流れ、ドライブ休憩の立ち寄りにおすすめの食堂。薄い果皮と豊富な果汁を蓄えたシークヮーサーの果実パルプを使ったソフトクリームや、沖縄そばに豆苗をのせたぶながやそば(650円)を味わいましょう。
滝を見ながら食事が楽しめる店内
シークヮーサーソフト300円
沖縄でもっとも古い織物、芭蕉布の制作と展示販売を行う施設。芭蕉布は大宜味村喜如嘉の周辺のみで作られている貴重な織物です。ここでは琉球王国時代から受け継がれてきた、23工程にも及ぶていねいな手仕事が生み出す芭蕉布の織り作業を見学することができます。
芭蕉布作りはバショウの畑仕事から始まる
芭蕉布小物はおみやげにもおすすめ
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岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
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