沖縄に来たら何する?沖縄旅行でやりたいこと10選!
透きとおった青い海が島を取り囲む南国パラダイス、沖縄。古座間味ビーチやムーンビーチなど、美しいリゾートビーチでバカンス気分を満喫するもよし。ジンベイザメやマンタに会える人気スポット「沖縄美ら海水族館」...
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透きとおった青い海が島を取り囲む南国パラダイス・沖縄。多彩な楽しみ方ができる国内屈指の人気観光地です。
マリンアクティビティやリゾート体験を楽しむもよし、おしゃれカフェやショッピングスポットなどSNSで話題の場所を巡るもよし。はたまた、かつて琉球王国として栄えた、その独自の文化や歴史に触れる旅プランを立てるのもいいでしょう。
そして、忘れてはいけないのが沖縄グルメ。沖縄そばやタコライス、トロピカルな南国スイーツなど、ここでしか味わえない美味しいものがいっぱいあります。
エメラルドグリーンに輝く海から亜熱帯の森林まで、南北に細長い沖縄はエリアによって異なる地域性も魅力。各エリアの特色はもちろん、空の玄関口、那覇空港からの所要時間もチェックしておきましょう。
※2019年10月31日の火災により首里城正殿を含む主要な建造物が焼失。現在、早期再建に向けて行政が動いている。(2019年11月)
東京から那覇は1600㎞の距離があり、飛行機で約3時間。大阪からの距離は1200㎞で、約2時間20分かかります。
温暖な亜熱帯気候で四季の変化はあまりなく、長い夏と春の二季があるイメージ。1年のうち約8か月は平均気温が20度を超えていて過ごしやすいです。
2泊3日あれば、南部から北部まで各エリアの主要な観光スポットをめぐることができます。
》》沖縄のプラン記事はこちら
那覇市内のみを観光するのであれば、那覇空港と首里を結ぶ都市モノレール「ゆいレール」を利用しましょう。那覇市から離れるほど公共交通機関が不便になるので、効率よくまわりたいならレンタカーがおすすめ。
オフシーズンならば家族4人の沖縄旅行費用は、沖縄本島2泊3日で約17万~18万程度から可能です。同人数で泊数が増えた場合は1日ごとに約3万円~4万円プラスを目安に考えましょう。
細々としたものをあわせると持ち物は60~70種類以上にもなります。
必要な持ち物リストは下記からダウンロードしましょう。
持ち物の詳細やスーツケースのサイズ、荷物を事前に送る方法などが知りたければ下記の記事を参考に。
沖縄の基本情報をチェックしたら、次はエリアの位置関係や特徴を押さえておきましょう。各エリアのおすすめ観光スポット、人気のグルメスポットもあわせて紹介するので、行き先に迷っている方は要チェックです!
沖縄本島の玄関口、琉球王国時代から栄えるメインシティ
首里城をはじめとした世界遺産が数多く集まる県都は、沖縄ならではの飲食店やショップが軒を連ねる賑やかなエリア。那覇空港からほど近い瀬長島ウミカジテラスにも注目。
※2019年10月31日の火災により首里城正殿を含む主要な建造物が焼失。一部施設のみの開園となっている。(2019年11月現在)
おすすめスポット
★首里城公園
★瀬長島ウミカジテラス
●那覇空港~首里城公園
車で約30分(10km)
鮮やかな朱色の首里城正殿
メインストリートでショッピング三昧
那覇市中心にある、お菓子やシーサーなどの沖縄みやげが豊富にそろう通り。近くに地元の市場や商店街があり、食べ歩きも楽しい。夜は居酒屋で乾杯!
おすすめスポット
★第一牧志公設市場
★裏国際通り
★壺屋やちむん通り
人や車が常に往来する沖縄一の繁華街
かわいいシーサーを発見!
那覇市内を見渡す丘の上に、沖縄戦で全焼した首里城を中心に復元、整備された国営公園。園内は城の中枢である正殿などが建つ有料区域と、無料区域に分かれ、立派な建造物や門の数々が琉球王国時代へと誘う。
※2019年10月31日の火災により首里城正殿を含む主要な建造物が焼失。一部施設のみの開園となっている。(2019年11月現在)
戦後の闇市から続き、「沖縄の台所」として地元で親しまれる。2階建ての建物に島野菜や近海魚、特産物の加工品を扱う約130店が集結。あちこちで声が飛び交い、いつも活気にあふれている。
※リニューアルのため「にぎわい広場」にて仮設営業中。2022年に建て替え完了予定。
那覇空港にほど近い瀬長島の複合型商業施設。レストランやカフェなど34店が傾斜地に連なる様子はヨーロッパのリゾートを彷彿させる。毎週金曜にはライブ開催。
離島や沖縄各地の食材を主に使う飲食店を中心に構成される屋台村。和・洋・中などさまざまな店が軒を連ねる。屋台20軒・離島マルシェがありハシゴ酒がオススメ。中央にステージがあり、ライブ等のイベントも開催。沖縄の新しい食の名所に。
古民家を改造した沖縄そばの専門店。ガジュマルの灰汁を使った伝統の製法で作る麺と、上品なカツオだしのスープが好相性。5種類の具入りジューシー(炊き込みご飯)や黒糖ぜんざいがおすすめ。
心ひかれる歴史と神話の舞台を訪ねる
琉球神話が伝わる神秘的な場所や、沖縄戦の終結地に整備された平和祈念公園など、沖縄の歴史に触れることができるスポットが多い。太平洋のパノラマビューを一望する海カフェも魅力的。
おすすめスポット
★ニライ橋・カナイ橋
★斎場御嶽
★平和祈念公園
●那覇空港~平和祈念公園
車で約35分(17km)
Cafe やぶさちでひと休みしよう
眺望抜群のニライ橋・カナイ橋
沖縄に点在するあまたの御嶽のなかで最も格式が高く、琉球王国にとって重要な祭祀の場だった斎場御嶽。6つの拝所(祈りや儀式の場)があり、それらが琉球石灰岩の道で結ばれている。亜熱帯の木々が茂り、厳かな空気が漂う。入場チケット販売場所は南城市地域物産館前。
数十万年前の鍾乳洞が崩落してできた亜熱帯の森。ガジュマルの大木や命の誕生を祈るイキガ洞、港川人の発掘調査が行なわれている武芸洞などが点在。ガイドツアーでのみ見学できる。
太平洋に浮かぶアマミキヨゆかりのスポット。神話にまつわる場所が数多く残り、今も伝統的な祭祀が年に30ほど行なわれる。周囲8kmの平坦な島は、自転車で一周するのがおすすめ。
県道86号と国道331号を結ぶ大きくカーブしている橋。全長660mで、つきしろ方面から道路を下ると、視界が大きく開けて南部の海の大パノラマが広がる。フロントガラス越しに眺望を楽しもう。
第二次世界大戦最後の地上戦の舞台であり、沖縄戦最大の激戦地となった糸満市摩文仁にある美しい公園。青い海を望み、花と緑に彩られた約40haもの広大な園内には、「鎮魂、祈り、平和」をテーマに、墓苑や慰霊塔・碑をはじめ、沖縄戦の資料を展示する資料館や祈念堂、広場などが点在。年間100万人が訪れる。摩文仁の丘の上には、各県が設置した戦没者慰霊塔がある。
築100年以上の古民家を移築して首里城下町の街並みを再現したエリアでは、琉球ガラスや紅型染めなどの体験が楽しめる。ハブ博物公園や熱帯フルーツ園、鍾乳洞・玉泉洞など、さまざまな施設が集まる。
沖縄で愛されるブルーシールアイスの直営店。アイスクリームはシーズンフレーバーを含め常時30種類以上がそろう。季節限定のフレーバーや、塩ちんすこうなど県産の原料を使った沖縄ならではのフレーバーも。
目の前に太平洋の大パノラマが広がるアジアンハーブレストラン。タイ人シェフが腕をふるう本格タイ料理が味わえる。新鮮な無農薬ハーブを使った、ボリューム満点の料理が評判。
赤瓦屋根や石垣など沖縄の原風景を今に残すたたずまいが印象的。店舗と敷地は国の登録有形文化財に指定されている。沖縄そばのほか、自家製ハーブを使ったハーブティーもおすすめ。
沖縄で数少ない天然のビーチでネパール料理が味わえる。インドで10年以上修業を積んだネパール出身のシェフが作る料理は本格的。ラッシーやネパールのビールと味わいたい。
漁師町として知られる糸満市にあるイマイユ(新鮮な魚)料理店。サンショウが効いた特製しびれ醤油と揚げたカシューナッツがアクセントの糸満漁民飯はぜひ味わいたい。
アメリカン気分でカフェ&ショップめぐり
米軍基地が点在する中部にはアメリカ人向けの施設や、外国人住宅を利用したカフェやショップが多い。両サイドに海を望む絶景ドライブが楽しめる海中道路も見逃せません。
おすすめスポット
★海中道路
★美浜アメリカンビレッジ
★港川外国人住宅SHOP
●那覇空港~美浜アメリカンビレッジ
車で約45分(21km)
[oHacorté]港川本店のタルト
海中道路で海の上を爽快ドライブ
米軍嘉手納基地近くにある、アメリカ西海岸の雰囲気が漂う人気スポット。輸入雑貨ショップをはじめレストラン、ホテル、スーパーなどが建ち並ぶ。観覧車や美しい夕日が眺められるビーチもあり、昼夜を問わずにぎわっている。
開放的でアメリカンな雰囲気
若者に人気の北谷町のなかでも、飲食店が集中するハンビーエリアの安良波公園内にある人工のビーチ。約600mの白浜は美しく壮観で、夕陽のスポットとしても有名。
平安座島の南に位置する周囲7kmの小さな島。琉球の創世神アマミキヨ(アマミチュー)にまつわる史跡が残る。昔ながらの風情を感じる瓦屋根の民家や白砂の路地があり、郷愁をそそる。
勝連半島と平安座島を結ぶ全長約4.7kmの海上道路。中ほどにある海中道路ロードパークには、物産館とレストランを備えた海の駅あやはし館があり、透明度抜群のビーチに隣接している。
地元で愛され続けているブルーシール牧港本店の隣にある体験型ミュージアム。ブルーシールの過去の商品パッケージや歴史が紹介されている無料スペースのヒストリーゾーンや、自分だけのオリジナルアイスが作れる体験コーナー(有料)もある。アイスバー作り体験申込者のみ、マイナス20度の冷凍庫体験やアイスが作られる様子を見学することもできる。
陶芸家・島袋克史さんのギャラリー「島色」に、かき氷の店「瑠庵」が加わったカフェギャラリー。かき氷の自家製シロップは濃厚な味わい。
昼はバーガー店、夜はバーとして営業する。すでにリピーター続出のハンバーガーは、肉汁たっぷりのパティなど、さまざまな具材を豪快にサンド。ランチはサラダバーを無料で利用できる。ビッグマウンテンバーガーは、パティや野菜、ベーコンなどがバンズからあふれる迫力のボリューム。
沖縄オリジナルフード、タコライス発祥の店。大盛りライスにタコスミートとレタス、チーズがのったタコライスはもちろん、チーズバーガーやポテトフライもみんなビッグサイズだ。
早朝6時から利用できるオージースタイルのカフェ。朝からしっかりパワーチャージができる。コーヒーは、オーストラリア・バイロンベイの焙煎豆を使った深い味わいで人気がある。
北中城の住宅街にあるカフェ。ユーズドのアメリカ家具を置いた広い店内でゆったりと過ごせる。味自慢の和フードメニューがそろい、沖縄と京都の食材を組み合わせた「琉京スイーツ」も人気。
美しい海とマリンアクティビティを満喫
リゾートホテルが建ち並び、マリンアクティビティも満喫できる。万座毛をはじめとしたシーサイドビュースポットが点在。やちむんの里ではお気に入りの器探しを楽しんでみては?
おすすめスポット
★万座毛
★残波岬
★やちむんの里
●那覇空港~万座毛
車で約1時間15分(56km)
やちむんの里にある陶芸工房ふじの器
絵はがきのような風景が望める万座毛
サンゴ礁が広がる海に切り立つ断崖は、まるでゾウの鼻のよう。崖の上一面は天然芝で覆われ、周囲には遊歩道が整備されている。眼下に広がるエメラルドグリーンの海は刻々と色合いを変化させ、夕暮れ時はとくに美しい。
赤瓦の古民家を移築し、昔ながらの村を再現。各民家では、紅型染めや藍染め、三線などさまざまな沖縄文化体験が楽しめる。園内中央広場で1日2回開催される道ジュネーは見どころ満載。エイサーや獅子舞が披露される。
お気に入りの器を探して
里内に読谷山焼窯と読谷山焼北窯の登り窯や金城次郎窯があり、18の焼物工房が建ち並ぶ。伝統的な酒器からおしゃれな皿までそろっているので、きっとお気に入りの器に出会えるはず。
海に面して建つ沖縄そばの店。自家製麺にカツオたっぷりのスープがからみ、トッピングの豚肉はボリューム満点。おすすめは特産のアーサ(ヒトエグサ)を使ったアーサそば。
店自慢のぜんざいは6時間以上煮込んで控えめな甘さに仕上げた金時豆を使う。紅芋黒糖ぜんざいは、読谷村特産の紅芋を使い、真っ白い氷の下では、もちもちの白玉がかくれんぼ。
本土復帰以前から変わらぬアメリカンスタイルのドライブインレストラン。牛尾肉の煮込みが人気。メニューにはスープ、サラダ、ライスまたはパンが付く。
目の前が喜瀬ビーチというリゾート感あふれる店構え。スタンダードな沖縄料理はもちろん、沖縄近海の魚介を使ったさまざまな創作料理がリーズナブルに味わえる。
南国フルーツを使ったスムージーやソーダがテイクアウトで楽しめる。雑貨ショップを併設し、L.Aサーフをイメージした雑貨なども販売。1階の店内や2階の屋上テラスは“LOVE”なフォトスポットが多数。
大人も子どもも楽しめる人気No.1スポットへ
沖縄美ら海水族館では、大水槽をジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ姿を堪能。本島有数の絶景スポット、古宇利大橋や沖縄そばの名店がそろう本部そば街道にも立ち寄りたい。
おすすめスポット
★沖縄美ら海水族館
★古宇利大橋
★今帰仁城跡
●那覇空港~沖縄美ら海水族館
車で約2時間30分(約101km)
本部そば街道にある、きしもと食堂のそば
大迫力の沖縄美ら海水族館「黒潮の海」
ジンベエザメとマンタが泳ぐ姿に感動MAX
沖縄の海を、太陽光の差し込むサンゴ礁から神秘的な深海まで再現した水族館。世界最大級の水槽でジンベエザメやナンヨウマンタが悠々と泳ぐ様子は圧巻だ。美しいサンゴを展示する水槽やカラフルな熱帯魚が泳ぐ水槽もあり、どのコーナーも見どころたっぷり。充実した解説プログラムも人気が高い。
屋我地島と古宇利島とを結ぶ1960mの離島架橋。青く澄んだ海の上をまっすぐに延びる橋は最高のドライブコース。橋の下の海は透明度が高く、日が当たるとエメラルドグリーンにキラキラと輝く。通行無料。
神が宿る島といわれ、七森七御嶽と呼ばれる拝所が残るほか、アダムとイブの伝説に似た物語が伝わる。周囲約8kmの小さな島で、「恋の島」としても知られる。
フクギは防風林として古くから活用されてきたが、ここ備瀬集落のスケールは類を見ない。樹齢約300年というフクギ約2万本が細い路地にまで立ち並び、緑の迷路を作っている。
さらさらのコーラルサンドが気持ちいい
海洋博公園内にある白砂とエメラルドグリーンの海が美しいビーチ。環境省の「快水浴場百選」に認定されている。公園内には沖縄美ら海水族館もあり見どころが多い。
本部半島の沖に浮かぶ瀬底島にある、約700mの天然のビーチ。全長762mの瀬底大橋により沖縄本島とつながり、車で渡れる。伊江島、水納島が望め、サンセットも美しい。
パイナップル号に乗ってパイナップル畑やトロピカルガーデンの見学ができる全天候型のテーマパーク。パイナップルの菓子やワイン、ジュースの試食と試飲ができる。
「沖縄そばの専門店 きしもと食堂」の支店。現在は本店・支店共に4代目が店を営み、灰汁を練り込む伝統の製麺法で名店の味と暖簾を守っている。カウンター席のほかテーブル席や座敷があり、家族で利用しやすい。
牧場直営店ならではのブランド牛を味わう
本部町のブランド牛、もとぶ牛が味わえる。生産牧場の直営店とあって、扱う肉はリーズナブル。焼肉ではロース、カルビといった定番メニューから稀少部位までそろう。
築50年以上の古民家を改装し、ドアや窓の配色などにも気を使ったモダンな雰囲気が印象的。地元で採れた野菜を使い、家庭の味にアレンジしたごはんやスイーツが味わえる。
“gakuya=楽家=楽しい家”がコンセプト。タイ料理をはじめ、色とりどりのフルーツや野菜を使ったスムージーが好評だ。スムージーはジェラートに近い食べごたえで、常時16種類がそろう。
マンゴーやタンカン、パインなどのフルーツを使ったかき氷を中心に提供する、夫婦で営む小さなカフェ。練乳やシロップなど、すべて手作りで自然の風味を生かした味わいは、ここならでは。
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