
更新日: 2025年4月22日
4月・5月に行きたい!兵庫県の花絶景スポット5選
兵庫県には、春から初夏にかけて見頃を迎える花の見どころが数多く点在しています。丘陵地に広がる芝桜や菜の花、伝統ある寺院や庭園を彩るボタンや花しょうぶ、海や山を背景に楽しめる絶景スポットなど、多彩なシチュエーションで花景色を満喫できるのが魅力です。
この記事では、春から初夏にかけて訪れたい兵庫県の花スポットを厳選してご紹介。見頃の時期やそれぞれの特徴を交えながら、初めての方でも訪れやすいスポットをまとめました。
目次
永沢寺・花しょうぶ園/ぼたん園【三田市】
兵庫県・三田市にある「永沢寺 花しょうぶ園/ぼたん園」は、四季を通じて花が楽しめる自然豊かな花の見どころ。とくに6月には、約1万坪の敷地に300万本もの花しょうぶが咲き誇り、園内は紫や白、淡いピンクの色彩に包まれます。
花しょうぶの見頃は6月上旬から中旬。咲き揃った花々が水辺にゆれる光景は風情があり、訪れる人々に涼やかな季節の風を届けてくれます。また、春にはボタンや芝桜、ミズバショウ、冬には冬ボタンと、花の移ろいを長く楽しめるのも魅力です。
秋から冬にかけては、そば道場として手打ちそば体験も可能。花と味覚を同時に味わえる貴重なスポットとして、家族連れや観光客にも親しまれています。
永沢寺・花しょうぶ園/ぼたん園
- 住所
- 兵庫県三田市永沢寺82-3
- 交通
- JR宝塚線三田駅から神姫バス永沢寺経由母子行きで45分、永沢寺下車すぐ
- 営業期間
- ボタンは4月下旬~5月中旬、ハナショウブは6月上旬~7月上旬
- 営業時間
- 8:00~日没まで、ぼたん園は9:00~17:00(閉園)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 花しょうぶ園(6月上旬~7月上旬)=大人800円、中学生以下無料/ぼたん園(4月下旬~5月中旬)=大人500円、中学生以下無料/(障がい者手帳持参で半額)
花のじゅうたん【三田市】
兵庫県・三田市にある「花のじゅうたん」は、永沢寺の門前に広がる芝桜専門の花の見どころ。4月中旬から5月中旬にかけて、ゆるやかな丘陵地が一面ピンクや白の芝桜で彩られ、まるで本物の“花のじゅうたん”のような絶景が広がります。
最盛期には、桜色に染まった地面がどこまでも続くような景観が楽しめ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。芝桜は密に咲くため、遠くから眺めてもインパクトがあり、写真映えする春のスポットとしても人気です。
園内は歩きやすく整備されており、のんびりと散策しながら春のやわらかな陽射しと花の香りに包まれるひとときを過ごすことができます。永沢寺の花しょうぶ園とも近く、春から初夏にかけての花めぐりにもぴったり。
花のじゅうたん
- 住所
- 兵庫県三田市永沢寺170
- 交通
- JR宝塚線三田駅から神姫バス永沢寺経由母子行きで45分、永沢寺下車すぐ
- 営業期間
- 4月中旬~5月中旬
- 営業時間
- 8:00~18:00(最終入園)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 大人600円、小人300円、幼稚園児以下無料(身体障がい者とその介護者1名半額)
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢のチューリップ【神戸市北区】
兵庫県・神戸市北区にある「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢」は、緑豊かな田園地帯に広がる花と果実のテーマパーク。中世ヨーロッパを思わせる建物や街並みの中、四季の花々が咲き誇る人気の花の見どころです。
春の見頃は4月上旬から中旬ごろ。園内の花壇には、赤や黄、ピンクなど色とりどりのチューリップが約10万本咲き誇り、一面が明るい春色に染まります。花と建物が織りなすフォトジェニックな風景は、家族連れやカップルにも人気の撮影スポットです。
園内にはほかにも温泉施設や直売所、レストランなども併設されており、一日を通してゆったりと過ごせるのも魅力のひとつ。ドライブがてら気軽に立ち寄れるアクセスの良さも嬉しいポイントです。
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢のチューリップ
- 住所
- 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150
- 交通
- 神戸電鉄三田線岡場駅から神姫バスフルーツパーク方面で15分、フルーツパーク下車すぐ
- 営業期間
- 4月中旬~5月上旬
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉園)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 無料
兵庫県立公園 あわじ花さじき【淡路市】
兵庫県・淡路市にある「あわじ花さじき」は、海を見下ろす丘陵地に広がる花の見どころ。なだらかな斜面一面に咲く季節の花々と、その向こうに広がる青い海のコントラストが美しい、淡路島屈指の絶景スポットです。
春には菜の花やポピーが見頃を迎え、黄色やオレンジの花が斜面を染め上げます。夏から秋にかけては、真っ赤なサルビアや可憐なコスモスが風に揺れ、訪れるたびに異なる花景色を楽しむことができます。
園内の展望デッキからは、明石海峡大橋や大阪湾を望む壮大なパノラマが広がり、花だけでなく海の風景も一緒に満喫できるのが魅力。季節の風に吹かれながら、のびやかな自然に包まれるひとときが過ごせます。
兵庫県立公園 あわじ花さじき
- 住所
- 兵庫県淡路市楠本2805-7
- 交通
- 神戸淡路鳴門自動車道淡路ICから県道157号を北淡方面へ車で7km
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉園17:00)
- 休業日
- 水曜、荒天時(年末年始休)
- 料金
- 無料
県立淡路島公園【淡路市】
兵庫県・淡路市にある「県立淡路島公園」は、約134ヘクタールの広大な敷地をもつ都市型の自然公園。園内は「森」「交流」「ハイウェイオアシス」「草原と花」の4つのゾーンに分かれており、四季折々の花の見どころとしても人気を集めています。
春には菜の花や桜、初夏にはアジサイ、秋にはコスモスなど、ゾーンごとに異なる花景色が広がり、家族連れからカップルまで幅広い世代が楽しめるのも魅力です。広々とした芝生エリアではピクニックや散策も気軽に楽しめ、季節の変化を感じながら過ごせます。
園内にはローラーすべり台や水の遊び場など、子ども向けの遊具も充実。さらに「ニジゲンノモリ」では、手塚治虫作品やクレヨンしんちゃんをモチーフにしたアトラクションが体験でき、遊び心あふれるテーマゾーンとして注目されています。
県立淡路島公園
- 住所
- 兵庫県淡路市楠本2425-2
- 交通
- JR神戸線舞子駅から淡路交通福良行きバスで7分、淡路IC下車、徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由
- 休業日
- 無休(管理事務所は12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 入園無料
4月・5月の兵庫で楽しむ、花の見どころと見頃スポットまとめ
兵庫県の春から初夏は、地域ごとに個性あふれる花景色が楽しめる季節です。芝桜が一面に広がるガーデンや、歴史ある寺院で咲く花しょうぶ、チューリップが彩るヨーロッパ風のテーマパークまで、訪れる場所によって異なる魅力に出会えます。
今回ご紹介した花の見どころは、花だけでなく眺望や体験、レジャーも楽しめるスポットが豊富。自然と触れ合いながら、ゆったりと過ごせる場所が多く、家族連れのお出かけや休日のリフレッシュにもぴったりです。
季節の花とともに、兵庫県ならではの風景や文化を感じに出かけてみませんか?
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