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沖縄旅行の基本ガイド!ベストシーズン・観光地・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年6月19日

沖縄旅行の基本ガイド!ベストシーズン・観光地・持ち物まで、まっぷる編集部が教えます

初めて沖縄旅行に行くけれど、 時期はいつがおすすめ?何泊が基本?など、よくある疑問に旅行ガイドブック「まっぷる」編集部がお答えします!

人気の沖縄を楽しく旅するためには、事前準備が欠かせません。
エリアごとのおすすめスポットや、季節の見どころにグルメ、アクセス情報まで楽しく予習すれば、初めての沖縄旅行も大成功間違いなし。
これから沖縄への旅行を検討している方は、まずこの記事を読んで一緒に準備をしていきましょう!

沖縄ってどんなところ?旅行計画時に押さえておきたい基本情報

沖縄ってどんなところ?旅行計画時に押さえておきたい基本情報

日本の最南に位置する沖縄では、透明度抜群のビーチや、沖縄そばやアグー豚といった人気の沖縄グルメを楽しむことができます。沖縄本島の観光エリアは、やんばる、美ら海水族館周辺、中部、西海岸リゾート、那覇・首里、南部の6エリアに分かれており、それぞれに異なる魅力があるので、何度訪れても新しい魅力と出会えるのも魅力!

<主要6エリアの主な観光地>
やんばる: 大宜味村、国頭村、東村など
美ら海水族館:名護市、本部町、今帰仁村など
中部:宜野湾市、北谷町、うるま市など
西海岸リゾート:恩納村、読谷村など
那覇・首里:那覇市、豊見城市など
南部:糸満市、南城市など

沖縄旅行の計画、最大のポイントは「時間に余裕を持ったプランニングをする」こと。エリア間によってはロングドライブになったり、道路が混雑していることも考えられます。

まずは旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めてから、計画を立てていくのがおすすめ!

沖縄担当
沖縄担当
沖縄本島内の移動はレンタカーがポピュラーです。時期により車の確保が困難なこともあるので、予定が決まったら早めに予約をしておきましょう!

沖縄旅行におすすめな時期は?季節ごとの気温・服装・旬のフルーツ

季節ごとに表情を変える、さまざまな自然風景を楽しめるのが沖縄の魅力!また、南国フルーツを思いっきり楽しみたい方は旬の季節を狙うのがおすすめ。沖縄旅行のベストシーズンはいつなのか、季節ごとの特徴を見ていきましょう。
※気温のデータは1991~2020年の平均データ(気象庁)です。

春(3月・4月・5月)の沖縄旅行の楽しみ方

沖縄の春は、だんだん暖かくなっていくのが特徴です。3月上旬は比較的涼しい日もありますが、4月には初夏のような気温となり、県内各地のビーチで海開きが行われます。例年、5月の中旬頃に梅雨入り。GW明けに旅行計画を立てる場合は、天気予報をしっかり確認しましょう。

■旬のフルーツ
パッションフルーツ(2~7月)

■平均気温
[3月]19.1℃
[4月]21.5℃
[5月]24.2℃

■おすすめの服装
3月上旬は徐々に気温が上がる時期です。日中は上着がいらなくなってきますが、朝夕の涼しさに備えて、長袖を荷物に入れておくと安心。4月は初夏の気候なので、昼間は半袖でじゅうぶん。5月中旬からは梅雨入りしてムシムシした日が続きます。服装は半袖やサンダルの夏モードでOK。

沖縄担当
沖縄担当
毎年3月の春分の日前後から4月いっぱいまで、県内各地のビーチが次々と海開きを迎えてにぎわいます!

>>「2025年ゴールデンウイークに沖縄に行くなら!知っておきたい沖縄の魅力や予算相場、イベントまとめ」はこちら

夏(6月・7月・8月)の沖縄旅行の楽しみ方

沖縄の夏は、6月下旬の梅雨明けから!海も空もいちばんキレイに見えるベストシーズンの到来です。7・8月はいよいよ夏本番となり、痛いほどの日差しが降り注ぎます。日焼けや暑さ対策は万全にしておきましょう。

■旬のフルーツ
パイナップル(5~7月)、マンゴー(6~9月)

■平均気温
[6月]27.2℃
[7月]29.1℃
[8月]29.0℃

■おすすめの服装
6月下旬は梅雨明けの頃。蒸し暑く雨が多い時期なので、滑りにくく乾きやすいサンダルが活躍してくれるでしょう。7~8月は半袖Tシャツやノースリーブが欠かせません。紫外線対策は必須ですが、冷房避けに薄手の長袖シャツやカーディガンも準備しておくと万全です。

沖縄担当
沖縄担当
夏のお楽しみはなんといってもビーチパーティー。その名のとおり、ビーチに飲み物や食べ物を持ち込んでパーティーを開くことを意味します。地元っ子の定番イベントで食事のメインはバーベキューが基本。

>>「夏休みの沖縄旅行!知っておきたい沖縄の魅力や予算相場」はこちら

秋(9月・10月・11月)の沖縄旅行の楽しみ方

秋の沖縄はオフシーズン。ツアー料金が比較的安めなのが特徴です。9月は台風が多いため気象情報は要チェック!旧盆が行われるのはこの時期で、休業する施設も少なくないので注意が必要です。10月は海水浴の最後のチャンス。気候が安定してくるので、翌11月も含めて旅行の穴場シーズンともいえます。

■旬のフルーツ
ドラゴンフルーツ(6月中旬~12月中旬)

■平均気温
[9月]27.9℃
[10月]25.5℃
[11月]22.5℃

■おすすめの服装
暑さが残る9月中旬までは半袖がおすすめ。朝夕はだんだんと涼しくなってくるので、薄手のアウターも持っていくと安心です。台風に備えてカッパなどの雨具も準備しておきたいところ。11月に入ったら秋の装いに様変わりです。お出かけの際には七分袖~長袖のご用意を。

沖縄担当
沖縄担当
沖縄の秋は、9月の「沖縄全島エイサーまつり」をはじめ、さまざまなお祭りが開催されるシーズンです。とくに10月に行われる「那覇大綱挽まつり」は大迫力!

冬(12月・1月・2月)の沖縄旅行の楽しみ方

12月からは冬モードに入る沖縄。イルミネーションが点灯し、華やかな雰囲気を楽しめます。1月下旬にカンヒザクラが見ごろになるのも、この時期のお楽しみポイント。2月になるとひと雨ごとに暖かさが増していくのを体感できるでしょう。

■旬のフルーツ
シークヮーサー(1月中旬~3月上旬)

■平均気温
[12月]19.0℃
[1月]17.3℃
[2月]17.5℃

■おすすめの服装
南国とはいえ12月の夜は冬の寒さとなり、コートなど厚手のアウターが必要となってきます。1~2月のとくに寒い日は10度前後まで気温が下がるので、真冬の装いで体の冷えを予防しましょう。着脱しやすいマフラーなどの小物類があると便利!

沖縄担当
沖縄担当
1月の終わりに見られるカンヒザクラは、濃いピンク色に咲く花が特徴です。お花見は木の下で食べたり飲んだりするスタイルではなく、のんびり歩きながら眺めるのがセオリー。

>>沖縄の「冬のおすすめ観光スポット30選」はこちら

初めての沖縄旅行なら絶対行きたい!おすすめ観光エリア

冒頭でふれたように、沖縄旅行のコツは「旅のメイン目的(絶対に行きたい場所)を決めて、訪れるエリアを絞って計画を立てる」こと
ここからは、初めての沖縄旅行にぴったりなおすすめエリアをピックアップしてご紹介していきます!

沖縄旅行のおすすめエリア① 那覇・首里

夜までにぎわう国際通りや第一牧志公設市場、那覇空港から車で約15分の場所にある瀬長島ウミカジテラスなど、気になるスポット多数のエリア!小高い丘に建つ首里城周辺には、琉球の文化を伝える施設が点在。石畳の坂道をたどりながら、歴史散歩も楽しめます。

代表的スポット:首里城公園、国際通り、瀬長島ウミカジテラス
こんな人におすすめ!:街歩きや市場めぐりが好きな人、首里城などの世界遺産を訪れたい人

沖縄担当
沖縄担当
宿泊は、観光の拠点として便利な国際通り周辺や、落ち着いた雰囲気の首里エリアがおすすめ。レンタカーがなくても、ゆいレールや路線バスを利用すれば主要スポットへのアクセスが可能となります。特に首里駅から首里城までは徒歩圏内で、歴史に興味のある方にはぴったり!

>>首里城周辺のおすすめスポットはこちら

沖縄旅行のおすすめエリア② 沖縄美ら海水族館周辺

沖縄観光人気No.1の美ら海水族館があるエリアです。多彩な展示はもちろん、生き物たちへの給餌といった体験プログラムなども魅力的!その他にも、海の上の感動ドライブスポットや緑のアーチが続く癒やしの場など、見どころが多数揃っています。

代表的スポット:沖縄美ら海水族館、古宇利島、備瀬のフクギ並木
こんな人におすすめ!:観光とドライブを両方楽しみたい人、子どもと一緒に楽しめるスポットを探している人

沖縄担当
沖縄担当
美ら海水族館は、那覇市内から車で約2時間(高速道路利用)。周辺にはエメラルドビーチや備瀬のフクギ並木などの観光スポットが点在しているので、1泊2日以上の滞在がおすすめ!時間に余裕があれば、古宇利島まで足をのばしてみましょう。

>>沖縄美ら海水族館周辺のおすすめスポットはこちら

沖縄旅行のおすすめエリア③ 西海岸リゾート

七色に輝く海を見ながら、憧れの南国リゾートを満喫できるエリアです。万座毛をはじめとする、エメラルドグリーンの青い海が織り成す絶景スポットを堪能しましょう。のどかな雰囲気と穏やかな時間が流れる「やちむんの里」でのお買い物もおすすめ!

代表的スポット:万座毛、残波岬、やちむんの里
こんな人におすすめ!:リゾート気分を満喫したい人、海を眺めながらのんびり過ごしたい人

沖縄担当
沖縄担当
西海岸リゾート内の移動は基本的にレンタカーが便利。周辺には万座毛や残波岬、真栄田岬などの撮影スポットも点在しているので、ドライブついでの立ち寄りにも最適です。夏は日差しが非常に強いので、日焼け止めと帽子をお忘れなく!

>>西海岸リゾートのおすすめスポットはこちら

沖縄旅行のおすすめエリア④ 中部(美浜アメリカンビレッジ)

アメリカ西海岸の町並みを再現した、美浜アメリカンビレッジ周辺エリアがいち押し。ショップやアミューズメント施設、ホテル、ビーチなど楽しいスポットが勢揃いしています。沖縄ドライブのマストコースとして人気の海中道路を走り、パワースポットをめぐるのもおすすめ!

代表的スポット:美浜アメリカンビレッジ、海中道路、港川外国人住宅
こんな人におすすめ!:ショッピングやグルメを楽しみたい人、カジュアルにリゾート気分を味わいたい人

沖縄担当
沖縄担当
美浜アメリカンビレッジは、那覇空港から車で約40分。アメリカ西海岸を思わせるカラフルな街並みが特徴で、ショッピング、グルメ、フォトスポットが充実しています。1日では回りきれないほどの広さなので、1泊2日以上の滞在がおすすめ!

>>中部のおすすめスポットはこちら

沖縄旅行のおすすめエリア⑤ 南部

南部エリアのおすすめの楽しみ方は、海VIEWスポットめぐり。海と空のパノラマビューを楽しめる知念岬公園をはじめ、思わず歓声があがるダウンヒルや、きれいな白砂が2kmにわたって続くビーチなど、感動間違いなしの海景色が広がります!また、神秘的な空気を体感できる斎場御嶽もマストな観光スポットです。

代表的スポット:知念岬公園、斎場御嶽、久高島
こんな人におすすめ!:海辺の風景を楽しみたい人、斎場御嶽など神聖な場所に興味がある人

沖縄担当
沖縄担当
南部観光は屋外中心になるので、日差し対策(帽子・日焼け止め)は必須!歴史や文化に触れる場面も多いので、動きやすく、かつ失礼のない服装を準備していくと安心です。

>>南部のおすすめスポットはこちら

沖縄旅行のおすすめエリア⑥ やんばる

世界自然遺産に登録されたやんばるエリア。国内最大級の亜熱帯照葉樹林、石灰岩の海食崖、カルスト地形、マングローブなどの多様な自然景観が見どころです。世界が注目するやんばるの大自然を体感しましょう!

代表的スポット:慶佐次湾のヒルギ林、七滝、辺戸岬
こんな人におすすめ!:手つかずの自然に触れたい人、森の中でリフレッシュしたい人

沖縄担当
沖縄担当
やんばるの森を歩くときは、虫よけやケガ予防のため長袖やレギンスを着用し、肌を露出しない服装を心がけましょう。滑りやすい場所もあるので、ビーチサンダルはNG。歩きやすいスニーカーがベストです!

>>やんばるのおすすめスポットはこちら

沖縄旅行におすすめの日数は?

気になるスポット多数の沖縄本島!「2泊3日で北から南までぐるっとまわろう」と思っていると、移動に時間を取られてゆっくり観光できなかった…なんてことも。美ら海水族館や手つかずの大自然が広がる北部、リゾートが集まる西海岸、那覇や首里の市街地、南部の歴史遺産など、エリアごとに雰囲気や見どころが異なります。

旅の目的や「ここだけは行きたい!」という場所を軸にして、必要な日数やエリアを絞ってプランを立てるのがおすすめです!

■ 2泊3日:王道モデルコース

1日目に首里城へ行き、本島西海岸の美しいビーチに感動。次の日は朝いちで美ら海水族館へ向かい、お昼すぎには古宇利大橋をわたり恋の島「古宇利島」へ。夕方には国際通り周辺のホテルまで戻りましょう。
最終日に南部エリアの絶景を満喫し、フライト前の時間を、話題の瀬長島ウミカジテラスで過ごす王道観光プランです。

■ 3泊4日:充実観光コース

もう1泊できる方におすすめなのは、1日かけてひとつのエリアを深堀りするプラン。
やんばるエリアで大自然を満喫、中部エリアでマリンドライブ&ショッピングを楽しむ、南部エリアで聖地巡りと人気カフェ訪問、慶良間諸島周辺まで足をのばして絶景ビーチ&シーカヤック遊びなどなど、沖縄旅がさらに充実したものに!

沖縄担当
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編集部おすすめの沖縄モデルコースは、下記記事や「まっぷる 沖縄」も参考にしてみてくださいね!すぐに使えるモデルコースをたくさん掲載しています。

>>【沖縄旅行】絶対行きたい定番名所をおさえた2泊3日おすすめプラン!

沖縄へのアクセス方法(空港や駅)

沖縄本島を訪れる際は、飛行機で那覇空港へアクセスするのが一般的。旅行の日程が決まったら、できるだけ早めに航空券を予約しましょう!各航空会社の情報をチェックして早割やセールなどを活用すれば、費用をぐっと抑えることができます。ただし、キャンセルや日程変更ができないチケットもあるので、予約確定前にしっかり規約を確認してくださいね。

【那覇空港(沖縄本島)】

  • 東京(羽田)から:約2時間50分
  • 大阪(伊丹・関西)から:約2時間20分
沖縄担当
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那覇空港に到着後、飛行機から降りて荷物を受け取ったら1階の到着ロビーへ向かいましょう。広い空港内には観光案内をはじめ、バスやレンタカーの案内所など便利な施設がいっぱいあります!

沖縄内 各エリアへのアクセス(主要空港・駅から)

続いて、那覇空港から沖縄本島主要エリアへの距離、各エリア間の移動にかかる所要時間をご紹介します。

  • 那覇・首里エリア(首里城公園):車で10km、約30分
  • 沖縄美ら海水族館エリア(美ら海水族館):車で101km、約2時間30分
  • 西海岸リゾートエリア(万座毛):車で56km、約1時間15分
  • 中部エリア(美浜アメリカンビレッジ):車で21km、約45分
  • 南部エリア(斎場御嶽):車で30km、約1時間
  • やんばるエリア(辺戸岬):車で130km、約3時間20分
沖縄担当
沖縄担当
沖縄の旅は、那覇空港からレンタカーを使用するのが効率的。那覇中心部を移動するなら、国際通り周辺や那覇新都心、首里などを結ぶモノレール「ゆいレール」または路線バスを活用しましょう!

編集部直伝!沖縄旅行におすすめの持ち物リスト

沖縄旅行を快適に過ごすためには、持ち物選びも重要。室内外での気温差なども考えて、きちんとした準備をしましょう!

沖縄担当
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沖縄旅行は、紫外線と暑さ対策がポイント。日焼け止めや帽子、サングラスは必需品です。突然スコールに降られることもあるため、時期によっては折りたたみ傘やレインコートが大活躍。移動は車が便利なので、早めのレンタカー予約がおすすめです。美しい自然や街並みなど、写真を撮りたくなるスポットが多いので、モバイルバッテリーは忘れずに準備しましょう!

>>旅行の持ち物&パッキングのコツはこちら

初めての沖縄旅行も基本情報をおさえて楽しく計画を!

沖縄旅行を充実させるためには、エリア選び、旅程の計画、持ち物の準備が大切。季節ごとの楽しみ方や移動手段も考えながら、自分にぴったりの旅行プランを立てましょう!

行きたいスポットや食べたいものをもっとチェックしたい方は、「まっぷる 沖縄」を参考にしてみてくださいね♪

>>「まっぷる 沖縄」編集担当インタビューはこちら

「まっぷる 沖縄」はこちら

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