
更新日: 2024年11月14日
青島神社と鵜戸神宮ナビ!日南海岸の2大パワースポットをチェックしよう
日南フェニックスロードと呼ばれる絶好のドライブルート上に、青島神社と鵜戸神宮がある。
いずれもご利益があると評判の高いパワースポットだ。海や南国の花々が彩る車窓の美しい風景も見どころ。
青島神社
亜熱帯植物に囲まれた古社で縁結びを祈願
亜熱帯植物に囲まれた小島、青島の中央に鎮座する神社。神話に登場する彦火火出見命(山幸彦)と豊玉姫命夫婦を祀ることから縁結びや安産、航海安全にご利益があるといわれ、境内では若い女性の願掛けをする姿が見られる。社殿は鮮やかな朱色で、青い空とのコントラストが美しい。
こんなご利益あり
●縁結び●安産●航海安全
青島神社の拝殿。江戸時代中期ころまでは島全体が神域とされ、一般の人は入島が許されなかったという
青島は彦火火出見命(山幸彦)が竜宮城から戻ってきたとされる場所。境内の中にはその入り口だったとされる「玉の井」がある
本殿右手奥、ビロウ樹の木々のトンネルの向こうにあるのが朱色の社に祀られた元宮で、青島でもっともパワーが強い場所とのうわさ
開運アクション
海積の祓い
竜宮城の入り口とされた「玉の井」に、願い事を書いた願い符を浮かべ、息を吹きかけて溶かすと願いが叶うといわれる。
天の平瓮投げ
神の御座所である「磐境」に、願い事をつぶやきながら素焼きの皿「平瓮」を投げる。磐境の中に入れば願い事が叶い、割れれば開運、厄払いになる。
産霊紙縒
元宮の横に立つ夫婦ビロウと呼ばれる2本の御神木に、願いによって色が異なるこよりを結んで願掛けをする。
賽の目神事
こぶしよりも大きい神賽(さいころ)を「教えたまえ、導きたまえ」と唱えて振ると、今、自分にとって一番大切な目がでるというもの。「地・厄・交・身・金・縁」の六つの目があり、たとえば「地」は学問成就、「厄」は災難よけの意味がある。
ご利益アイテム
恋みくじ
宮崎県出身のモデルの蛯原友里さんが結婚前に引いたことで有名になったおみくじ(1回200円)。
夫婦まもり
夫婦の絆をより深く、かたく結ぶといわれるお守り。1セット1500円。
神ひな
「願掛けひな」「夫婦ひな」とも呼ばれ、古来より願掛けの際に供えられてきたお守り。持ち主にかわって厄や穢れを引き受けてくれるとされる。1体2000円。
日向神話館
日向神話の世界を再現
青島神社の入り口に建つ資料館。館内では、天孫降臨からはじまる日向神話の世界を、等身大のろう人形を使って12の場面でリアルに再現している。
青島神社
- 住所
- 宮崎県宮崎市青島2丁目13-1
- 交通
- JR日南線青島駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~日没(閉門)、日向神話館は8:00~17:30、夏季は~18:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 日向神話館=600円/夫婦まもり=1500円/恋みくじ(1回)=200円/(障がい者手帳持参で入館料半額、同伴者1名無料)
鵜戸神宮
結婚、出産まで見守ってくれる
彦火火出見尊の妻、豊玉姫命が鵜草葺不合尊を生んだといわれる神社。海を見下ろす急な石段を降りた先の洞窟に本殿がある。造りは本殿、幣殿、拝殿が一体となった権現造り。縁結び、子授け、安産、育児祈願などに訪れる参拝者が多い。
こんなご利益あり
●安産●縁結び●子孫繁栄(子授け)●育児祈願
洞窟内にある本殿は、幣殿、拝殿が一体となった権現造り
本殿下の磯には豊玉姫が出産のために乗ってきたといわれる霊石亀石がある
参拝時にくぐる朱塗りの鮮やかな楼門
神社としてはめずらしく、急な階段を下ったところに社がある「下り宮」
開運アクション
福注連縄で身を清める
楼門をくぐり、参道を進むと朱塗りの「玉橋」が見えてくる。ここから先は清浄な場所。橋を渡る前に福注連縄で全身を撫で、身を清めよう。
「撫でうさぎ」にタッチ
鵜戸神宮の神使とされるうさぎの像。撫でると病気平癒や開運などのご利益があるといわれる。
うさぎ形の絵馬に願い事を書こう
一説によると、主祭神である鵜草葺不合尊の「鵜」の字から「卯」と「兎」へと転じて、うさぎが神使になったとされる。願い事を書く絵馬も、もちろんうさぎの形。
運玉投げは必須!
「運」の文字を刻んだ素焼きの運玉を霊石亀石のくぼみに投げて、みごとに入れば願いが叶うといわれている。男性は左手、女性は右手で投げ入れる。
運玉は5個100円
ご利益アイテム
お乳岩とお乳水
豊玉姫命が海神国へ帰る際、わが子のために自身の両乳房を岩にはりつけたとされるお乳岩は本殿の裏側。そばにある水鉢のお乳水を飲めば、母乳の出がよくなるという。
お乳岩から滴るお乳水でつくった「おちちあめ」は300円
オリジナル御朱印帳
鵜戸神宮で大切にされているうさぎをモチーフにした御朱印帳は1冊1500円(御朱印初穂料込)。御朱印初穂料のみは500円。午前6時から午後6時まで本殿授与所、または参道横の社務所で受け付けている。
鵜戸神宮
- 住所
- 宮崎県日南市宮浦3232
- 交通
- JR日南線油津駅から宮崎交通宮崎駅行きバスで20分、鵜戸神宮下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~18:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- おちちあめ=500円(単品)、2000円(安産守付)/運玉=200円(5個)/
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【筆者】クロス編集事務所
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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!