宮崎にはいつ行く?旬の情報やイベントをチェック!
その時期もっとも見ごろ&食べごろの宮崎の旬の情報から祭りやイベントにいたるまで、でかける前に要チェック!...
日南フェニックスロードと呼ばれる絶好のドライブルート上に、青島神社と鵜戸神宮がある。いずれもご利益があると評判の高いパワースポットだ。海や南国の花々が彩る車窓の美しい風景も見どころ。
亜熱帯植物に囲まれた古社で縁結びを祈願
亜熱帯植物に囲まれた小島、青島の中央に鎮座する神社。神話に登場する彦火火出見命(山幸彦)と豊玉姫命夫婦を祀ることから縁結びや安産、航海安全にご利益があるといわれ、境内では若い女性の願掛けをする姿が見られる。社殿は鮮やかな朱色で、青い空とのコントラストが美しい。
こんなご利益あり
●縁結び●安産●航海安全
青島神社の拝殿。江戸時代中期ころまでは島全体が神域とされ、一般の人は入島が許されなかったという
青島は彦火火出見命(山幸彦)が竜宮城から戻ってきたとされる場所。境内の中にはその入り口だったとされる「玉の井」がある
本殿右手奥、ビロウ樹の木々のトンネルの向こうにあるのが朱色の社に祀られた元宮で、青島でもっともパワーが強い場所とのうわさ
海積の祓い
竜宮城の入り口とされた「玉の井」に、願い事を書いた願い符を浮かべ、息を吹きかけて溶かすと願いが叶うといわれる。
天の平瓮投げ
神の御座所である「磐境」に、願い事をつぶやきながら素焼きの皿「平瓮」を投げる。磐境の中に入れば願い事が叶い、割れれば開運、厄払いになる。
産霊紙縒
元宮の横に立つ夫婦ビロウと呼ばれる2本の御神木に、願いによって色が異なるこよりを結んで願掛けをする。
賽の目神事
こぶしよりも大きい神賽(さいころ)を「教えたまえ、導きたまえ」と唱えて振ると、今、自分にとって一番大切な目がでるというもの。「地・厄・交・身・金・縁」の六つの目があり、たとえば「地」は学問成就、「厄」は災難よけの意味がある。
恋みくじ
宮崎県出身のモデルの蛯原友里さんが結婚前に引いたことで有名になったおみくじ(1回200円)。
夫婦まもり
夫婦の絆をより深く、かたく結ぶといわれるお守り。1セット1000円。
神ひな
「願掛けひな」「夫婦ひな」とも呼ばれ、古来より願掛けの際に供えられてきたお守り。持ち主にかわって厄や穢れを引き受けてくれるとされる。1体1000円。
日向神話の世界を再現
青島神社の入り口に建つ資料館。館内では、天孫降臨からはじまる日向神話の世界を、等身大のろう人形を使って12の場面でリアルに再現している。
結婚、出産まで見守ってくれる
彦火火出見尊の妻、豊玉姫命が鵜草葺不合尊を生んだといわれる神社。海を見下ろす急な石段を降りた先の洞窟に本殿がある。造りは本殿、幣殿、拝殿が一体となった権現造り。縁結び、子授け、安産、育児祈願などに訪れる参拝者が多い。
こんなご利益あり
●安産●縁結び●子孫繁栄(子授け)●育児祈願
本殿は日向灘の荒波が打ち寄せる岸壁にできた洞窟の中にある
本殿下の磯には豊玉姫が出産のために乗ってきたといわれる霊石亀石がある
参拝時にくぐる朱塗りの鮮やかな楼門
神社としてはめずらしく、急な階段を下ったところに社がある「下り宮」
福注連縄で身を清める
楼門をくぐり、参道を進むと朱塗りの「玉橋」が見えてくる。ここから先は清浄な場所。橋を渡る前に福注連縄で全身を撫で、身を清めよう。
「撫でうさぎ」にタッチ
鵜戸神宮の神使とされるうさぎの像。撫でると病気平癒や開運などのご利益があるといわれる。
うさぎ形の絵馬に願い事を書こう
一説によると、主祭神である鵜草葺不合尊の「鵜」の字から「卯」と「兎」へと転じて、うさぎが神使になったとされる。願い事を書く絵馬も、もちろんうさぎの形。
運玉投げは必須
「運」の文字を刻んだ素焼きの運玉を霊石亀石のくぼみに投げて、みごとに入れば願いが叶うといわれている。男性は左手、女性は右手で投げ入れる。
運玉は5個100円
お乳岩とお乳水
豊玉姫命が海神国へ帰る際、わが子のために自身の両乳房を岩にはりつけたとされるお乳岩は本殿の裏側。そばにある水鉢のお乳水を飲めば、母乳の出がよくなるという。
お乳岩から滴るお乳水でつくった「おちちあめ」は300円
オリジナル御朱印帳
パワースポットめぐりで注目度の高い御朱印帳は4種類あり、なかでも鵜戸神宮で大切にされているうさぎをモチーフにした御朱印帳は人気がある。1冊1000円で、御朱印初穂料は300円。午前7時から午後6時まで参道横の社務所、または本殿授与所で受け付けている。
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