【岩手】遠野物語の里をめぐる旅!カッパ伝説って?
のどかな里山の風景が広がり、今も数々の民話が語り継がれる遠野は、確かにカッパが現れても不思議ではない空気が漂う場所。そこで、カッパを探し続ける「カッパおじさん」が、遠野の不思議スポットをナビ!...
山里の昔の暮らしを体験
昔ながらの遠野の農村風景を再現した施設。広大な敷地には、南部曲り家や水車小屋などが点在する。文化と伝統の守り人「まぶりっと衆」のサポートで陶芸体験など(要予約)も楽しめる。
馬と人が共存する伝統的な南部曲り家、肝煎りの家
池のほとりでタイムトリップ
遠野市の形を約600分の1のサイズで模した遠野池を中心に、曲り家や水車小屋など、遠野の風景を再現。ゆっくり流れる時間を体感しよう。入浴施設や宿泊施設、食事処も併設している。
庭園散策をしながら四季ごとの美しさを楽しめる
江戸時代から伝わる土人形
附馬牛地区に伝わる土人形を制作、販売する工房。和紙を練り込んだ粘土を型取りし、乾燥させ着色する素朴な附馬牛人形の制作風景や、江戸期の貴重な人形の展示が見学できる。
華やかな彩色が魅力の附馬牛人形
遠野の自然や民話の世界を映像で体感
映像を駆使し、遠野の歴史や暮らしをわかりやすく展示。美しい映像を通し、柳田國男の『遠野物語』の世界を体感しよう。大画面のシアターでは水木しげるの河童アニメが鑑賞できる。
ジオラマやスクリーンでは遠野の創世神話を印象的に紹介
城下町・遠野を学ぶ
江戸時代、遠野南部氏の城下町であった遠野市は、沿岸と内陸を結ぶ交易の拠点であった。当時の武家や商人などの暮らしや、たくさんの物資や人々が行き交った遠野の様子を紹介する。
蔵町の一角にあり、気軽に訪ねられる
町家風の館内に考古資料などを展示
遠野市内で出土した土器や石器などの貴重な考古資料、遠野中心部の昔の写真などを展示している。休憩所としても開放しており、遠野の散策途中のひと休みに気軽に立ち寄れる。
本物の土器に触れられるコーナーもある
遠野の街並みを望む
鍋倉城跡に整備された鍋倉公園の三ノ丸跡には天守閣を模した「なべくら展望台」があり、緑豊かな遠野市街を一望できる。春の桜、秋の紅葉の名所としても知られ、多くの人が訪れる。
遠野市立博物館の裏山にある憩いの場所
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。