【岩手】こんなところ!エリア&基本情報をチェック!
世界遺産の古都や、民話が息づく山あいの里、風情あふれるみちのくの城下町など、魅力的な見どころが点在する岩手県。三陸海岸から八幡平の山々まで、見ごたえある雄大な自然景観も余すところなく楽しみたい。...
のどかな里山の風景が広がり、今も数々の民話が語り継がれる遠野は、確かにカッパが現れても不思議ではない空気が漂う場所。
そこで、カッパを探し続ける「カッパおじさん」が、遠野の不思議スポットをナビ!
【鉄道】
東京駅
⇩ JR東北新幹線
新花巻駅
⇩ JR釜石線
遠野駅
●所要時間/3時間45分~4時間25分 ●料金/1万4490円(やまびこ利用)
【車】
釜石自動車道 遠野IC
⇩ 国道283号ほか(3㎞)
遠野市街
●所要時間/約5分
[START]旅の蔵 遠野
⇩ 車で10分
1 カッパ淵・常堅寺
⇩ 徒歩で5分
2 伝承園
⇩ 車で20分
3 続石
⇩ 車で15分
4 五百羅漢
⇩ 車で5分
[GOAL]卯子酉様
1枚220円、4月〜翌年3月31日まで有効。旅の蔵遠野、道の駅、遠野ふるさと村などで販売
遠野にまつわるカッパ伝説って?
馬を川に引き込むいたずら好きのカッパがあるとき、人間につかまった。和尚さんに逃がしてもらったカッパは後日、常堅寺の火事の火を消したという伝説があるよ。
JR遠野駅前にある観光拠点。案内や情報発信、レンタサイクル、観光ガイドなどの受付のほか、遠野の特産品が並ぶショップや食事処もある。
今にもカッパが現れそう!伝説の淵へ
延徳2(1490)年に開山した常堅寺の裏手に流れる小川「カッパ淵」は、ほの暗い茂みに覆われ、カッパが現れたという伝説が残る場所。境内にはカッパ狛犬の姿も。
いつもひんやりとした空気が漂い、カッパが現れそうな雰囲気。ちなみに、遠野のカッパは顔が赤いそうだよ。
人と馬がともに暮らした岩手の歴史を伝える
遠野の伝統文化を伝える施設。国指定重要文化財の「菊池家曲り家」や、遠野地方の神様・オシラサマを1000体納めた「オシラ堂」などがあり、自然とともに生きたかつての暮らしを再現している。
カッパは馬を川に引き込んだり尻子玉を引き抜いたり、いたずらが大好き。馬を狙ってカッパが来ていたかも?
謎に包まれた超巨大な岩
高さ2mの台石に幅7m、奥行き5m、厚さ2mもの巨大な石が載り、2つ並んだ台石の片方だけで巨石を支えている。鳥居のような形に組まれており、その下をくぐり抜けることもできる。
古代人の墓、弁慶が手で持ち上げて石を載せたなどさまざまな言い伝えがある。そばには山神様を祀った祠も。
コケに覆われた仏様の石像群
約250年前、遠野を襲った大飢饉の犠牲者を供養するために、一人の和尚が数年をかけて自然石に彫った。コケむした石にうっすらやさしい顔を浮かべる羅漢像は大小さまざま。
羅漢像を彫ったのは大慈寺の義山和尚。供養の心から、慈しむようなやさしい表情の羅漢像が多いのが印象的。
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