【愛知】どんなトコ?エリア&基本情報をチェック!
日本を支える伝統文化や産業技術が集結する愛知県には、大都市名古屋だけでなく、郊外にも魅力的なスポットが盛りだくさん。4つのエリアに分けて、各地の特徴や見どころをご紹介!...
更新日: 2021年5月11日
名物の稲荷寿司をはじめ、豊川稲荷をもっと楽しむツボを「あいうえお」でご紹介!
【あきないの神様】日本三大稲荷のひとつ
1441(嘉吉元)年に開創。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などに信仰されたと伝えられ、江戸時代には商売繁盛の善神として庶民からも広く信仰されるようになった。伏見稲荷、祐徳稲荷と並ぶ日本三大稲荷のひとつで、現在も多くの参拝者で賑わう。
稲荷とは一般的に稲荷神を祀る神社を指すが、豊川稲荷の正式名称は豊川閣妙厳寺、つまりお寺!稲穂を荷い、白狐にのる豊川ダキニ真天を祀ることからいつしか“稲荷”と呼ばれることに。
境内への入り口に建つ総門
❶入口で手を洗い、口をゆすぐ。帽子や手袋などをとって服装を整える
❷合掌し「キミョウチョウライ(またはナム)トヨカワダキニシンテン」と唱えて拝礼。これを3回繰り返す
❸「オンシラバッタニリウンソワカ」という真言を21回唱える(7回でも可)
❹黙想して願いを念じる
❺再度②を行い終了
境内には稲荷神の使いであるキツネの像がいたる所に。なかでも千体以上の石像が置かれた霊狐塚は圧巻!
本殿の奥にある霊狐塚
豊川は稲荷寿司発祥の地?
19世紀初めごろ、稲荷神に供えられた狐の好物、油揚げの中に飯を詰めて寿司にしたものが稲荷寿司の起源とも。「豊川いなり寿司」で豊川をもりあげ隊が発行する「豊川いなり寿司図鑑Vol.6」では68店の稲荷寿司を紹介。食べ比べるのも楽しい!
豊川稲荷総門のすぐ前に店を構える創業約100年の老舗。オーソドックスな味にファンも多い稲荷寿司は、「5種類の具入り=ご利益入り」とか。
いなほ稲荷寿司 7個入り650円
約100年の伝統を誇る五目稲荷
ヒジキ、ニンジン、シイタケ、クルミ、タケノコの具が入る
築地から直送する本マグロや自家製カラスミなど、食材には妥協しない。稲荷寿司にウナギの蒲焼きをのせた鰻荷寿し(1296円)も人気。
親子いなり(親子いなり3個、いなり寿司2個)5個595円
こだわり寿司店の稲荷寿司
地元産の米と、地元産の大豆で作った油揚げを使用。稲荷の中身は季節によって変わる
肉厚な特注油揚げを、創業以来50年間守る秘伝のタレで炊く。みそかついなりのほか、ワサビいなりや炙り五目いなりなど5種類を販売。
みそかついなり 4個600円
あの名古屋名物が稲荷に変身?!
やわらかいヒレカツの下には自家製赤味噌ダレが。大葉が味のアクセント
おっ、お揚げ?!パリパリの食感がクセになる!
注文を受けてから高温で揚げ、だし醤油をつけて香ばしく焼いた油揚げに、ヒレカツ、レタス、オニオンスライスを挟む。味付けのトマトケチャップと意外にも相性抜群!
おきつねバーガー 1個320円
あっ、甘い!!見た目を裏切る味にビックリ!
油揚げそっくりのしっとりシューの中には、カスタードと人気のスイーツが入る。かぼちゃプリン、チーズケーキ、チョコクリームの3種類から好きな味を選ぼう。
稲荷寿司でシュー 1個200円
稲荷寿司にベストマッチな、豊川自慢のうどんをラインナップ
奥三河の自然薯を使用
昔から滋養強壮食として重宝されている自然薯は栄養価の高さと消化の良さが特徴。コシのある麺との相性も抜群。季節により売り切れの場合も。
自然薯 とろろうどん 1100円
三河育ちの本格手打ち麺
細めの自家製手打ち麺に、煮干しとサバ干しからだしを取った独特のつゆがマッチ。
稲荷門前きしめん 1025円(いなほ稲荷寿司、かんぴょう巻き各2個付)
毎月22日は月例祭として境内で骨董市や青空市が開かれ、露店も出る。
ご当地ならでは!ユニークなお狐グッズが勢ぞろい~♪
宝珠まんじゅうや稲荷巻せんべいなど自社商品をはじめ、地産のみやげも取りそろえる。
稲荷巻せんべい 商売繁昌虎の巻 5本360円
お稲荷さんの遣いである白狐がくわえた巻物がモチーフ。
きつね面せんべい 10枚800円
きつねの顔の焼印がインパクト抜群の焼き菓子。素朴な味が後を引く。
豊川いなり寿司キャラクターのいなりんをはじめ、豊川稲荷限定のオリジナルマスコットが豊富にそろう。
❶キツネマスコット(上、中右)700円~
❷いなりん(中中央)680円
❸狐娘ちゃんストラップ(中左)680円
❹いなり寿司君(左下)320円~
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。