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愛知県の絶景・登山スポット10選 日帰りで楽しめて初心者にもおすすめ!

山と高原地図 編集部

更新日:2022年2月1日

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愛知県の絶景・登山スポット10選 日帰りで楽しめて初心者にもおすすめ!

日本百名山がなく、山の印象が薄い愛知県ですが、実は日帰り登山やハイキングに最適な山が多くあるのはご存知でしょうか。
特に、愛知県の東部・北東部に当たる「奥三河(おくみかわ)」と呼ばれるエリアには、往復3時間〜6時間ほどのコースタイムの山が連なり、地元の登山愛好家に親しまれています。

渓流歩きから美しい樹林帯、大パノラマの稜線まで変化に富んでおり、天気が良ければ南アルプスの雄大な山脈まで一望可能。

登山のステップアップにもちょうど良い山が多く、ビギナーにもオススメです。

この記事の目次

愛知県の登山スポット1.まるで愛知県の高尾山、ハイカー賑わう清々しい里山「猿投山」(愛知県豊田市)

愛知県の登山スポット1.まるで愛知県の高尾山、ハイカー賑わう清々しい里山「猿投山」(愛知県豊田市)

瀬戸市と豊田市を隔てるように佇み、独立峰たる山容から、ひときわ存在感のある「猿投山(さなげやま、標高629m)」。都市部からアクセスがしやすく、手軽に自然に触れられる山として、東京都の高尾山のようなポジションを確立しており、年間を通じて多くのハイカーでにぎわいます。コースタイムは、麓の猿投神社から往復約4時間。

前半は、静謐な杉林の情緒を楽しみながら進み、一気にパノラマが開ける「大岩展望台」が中間地点の目印です。そして猿投神社の東の宮まで到着すれば、山頂までは15分ほど。登山道は明瞭で、人の出入りも多いので、道に迷う心配はありません。山頂からは、三河平野を見下ろせ、天気が良ければ御嶽山(おんたけさん)など日本屈指の高山が一望できますよ。

猿投山

住所
愛知県豊田市猿投町、瀬戸市東白坂町
交通
名鉄三河線豊田市駅からとよたおいでんバス藤岡・豊田線加納経由で35分、猿投神社前下車すぐ
料金
情報なし
コースタイム:猿投神社→(約20分)→御門杉→(約45分)→大岩展望台→(約40分)→東の宮→(約25分)→猿投山山頂

愛知県の登山スポット2.雪山登山入門に、愛知高原国定公園の最高峰「寧比曽岳」(愛知県豊田市)

愛知県の登山スポット2.雪山登山入門に、愛知高原国定公園の最高峰「寧比曽岳」(愛知県豊田市)

愛知高原国定公園の最高峰にして、木曽山系の南端にある「寧比曽岳(ねびそだけ、標高1121m)」。四季折々に趣を変え、東海自然歩道がよく整備されているため、近年人気が高まってきています。もっとも登りやすいルートは、県道33号・瀬戸設楽線にある大多賀峠(おおたがとうげ、標高約770m)から。山頂まで往復約2時間と、手頃なコースタイムです。

そんな「寧比曽岳」の中で特に人気が高いのが、冬の季節。前日に急激に冷え込むと、山頂周辺には霧氷(むひょう、※1)が形成され、青空との美しいコントラストを見せてくれます。樹林帯をゆったりと登り、危険も少ない登山道なので、アイゼン(※2)を使った雪山入門としても、とてもおすすめできる名山です。

(※1)霧氷:空気中の水分が、過冷却によって木々へ付着する現象
(※2)アイゼン:氷や氷化した雪上を歩く際、滑り止めとして使う爪状の登山道具

■寧比曽岳
住所:愛知県豊田市大多賀町
アクセス:東海環状自動車道・豊田勘八ICから大多賀峠まで車で約40分
コースタイム:大多賀峠→(約1時間)→寧比曽岳山頂
備考:12月〜3月には雪山登山装備が必要。冬靴とアイゼンを携行しましょう。
公式HPはこちらから

愛知県の登山スポット3.名古屋市の最高峰、ハイキング感覚で登れる「東谷山」(愛知県名古屋市)

愛知県の登山スポット3.名古屋市の最高峰、ハイキング感覚で登れる「東谷山」(愛知県名古屋市)

名古屋市守山区と瀬戸市の境目にあり、名古屋市最高峰を誇る「東谷山(とうごくさん、標高198m)」。都市近郊の山では、数少ない原生林が残る場所で、家族連れを中心として地元ハイカーに親しまれています。また山頂から西山麓にかけては、志段味(しだみ)古墳群と呼ばれる多数の古墳を有しており、尾張丘陵の歴史も垣間見ることができます。

一般的な登山道は、東側の尾張戸神社(おわりべじんじゃ)参道か、東谷山フルーツパークを登山口として南社(みなみやしろ)古墳・中社古墳を経由する南西のコース。どちらも往復約1時間と短く、スニーカーと歩きやすい服装であれば、手軽にハイキングを楽しめます。3階建ての山頂の展望台からは、尾張の街並みを見下ろし、西側には名古屋の高層ビル群も望むことができますよ。

■東谷山
住所:愛知県名古屋市守山区上志段味東谷
アクセス:春日井市街から東谷山フルーツパークまで車で約10〜15分
コースタイム:東谷山フルーツパーク第2駐車場→(約20分弱)→南社古墳→(約7〜8分)→中社古墳→(約3〜4分)→東谷山山頂展望台
公式HPはこちらから

愛知県の登山スポット4.くらがり渓谷と三河湾の展望を楽しめる「本宮山」(愛知県豊川市)

愛知県の登山スポット4.くらがり渓谷と三河湾の展望を楽しめる「本宮山」(愛知県豊川市)

岡崎市、新城市、豊川市の3市にまたがり、東三河のシンボルでもある「本宮山(ほんぐうさん、標高789m)」。三河富士と呼ばれる、均整のとれた山容が特徴で、山頂には砥鹿(とが)神社の奥宮が位置し、古来より信仰の山として親しまれてきました。南山麓の表参道コースが主要な登山道ですが、北西の「くらがり渓谷」から登るコースもおすすめです。

変化に富んだ渓流沿いを進み、ゆったりと標高を上げて、本宮山スカイラインの頂上へ。本宮山の山頂へたどり着けば、三河湾の大展望が楽しめます。歩行距離こそ長いですが、登山道の傾斜はゆるく、登山初心者のステップアップにもってこいの内容。紅葉が最盛期を迎える11月下旬には、渓谷一帯は鮮やかな色彩に包まれ、より一層趣深い表情を見せてくれます。

■本宮山
住所:愛知県豊川市上長山町本宮下
アクセス:新東名高速道路・岡崎東ICからくらがり渓谷第1駐車場まで車で約25分
コースタイム:くらがり渓谷第1駐車場→(約20分)→もみじ橋の岩舞台→(約1時間20分)→馬の背平→(約30分)→本宮山山頂

愛知県の登山スポット5.信仰と自然が交わる、日本新百名山の一つ「鳳来寺山」(愛知県新城市)

愛知県の登山スポット5.信仰と自然が交わる、日本新百名山の一つ「鳳来寺山」(愛知県新城市)

日本百名山とは別に、もう一つ登山愛好家が指標としている日本新百名山。その一つに選ばれている「鳳来寺山(ほうらいじさん、標高695m)」は、山全体が国の名勝・天然記念物に指定されています。中腹には1300年前に開山された古刹・鳳来寺を有する、豊かな自然と歴史に富んだ霊山。鳳来寺の石段を登っていく参道か、鳳来寺パークウェイの終点から入山することができます。

鳳来寺から山頂へは、往復約2時間半のコースタイム。周回できる登山道が整備されており、ガレ場や樹林帯など変化に富んだ山歩きを楽しめます。山頂は双耳峰(そうじほう、※3)をなし、最高峰の別名は「瑠璃山(るりさん)」。せり立った岩壁の上に立つと、宇連山(うれさん)から三ツ瀬明神山、そして南アルプスまで一望でき、緑に吸い込まれるようなパノラマが広がります。

(※3)双耳峰:二つの山頂を有している山

鳳来寺山

住所
愛知県新城市門谷鳳来寺1
交通
JR飯田線本長篠駅から豊鉄バス田口行きで8分、鳳来寺下車、徒歩20分で石段昇り口、石段徒歩約50分
料金
情報なし
コースタイム:鳳来寺パークウェイ駐車場→(約20分)→鳳来寺→(約45分)→鳳来寺山頂→(約10分)→瑠璃山山頂

愛知県の登山スポット6.奥三河が誇る、もののけの森・乳岩峡から「三ツ瀬明神山」へ(愛知県北設楽郡東栄町)

愛知県の登山スポット6.奥三河が誇る、もののけの森・乳岩峡から「三ツ瀬明神山」へ(愛知県北設楽郡東栄町)

愛知県の山の中で、もっとも存在感のある「三ツ瀬明神山(みつせみょうじんやま、標高1016m)」。かつて国体の山岳競技にも使われた険しい山で、山麓には広大な秘境を育み、奥三河の豊かな自然を象徴しています。東西南北、様々な登山道が整備されていますが、もっともおすすめなのが南山麓・乳岩峡(ちいわきょう)から登るルート。往復で約6時間、標高差は900m以上あり、本格登山入門といえる内容となっています。

前半はエメラルドグリーンの淵が美しい渓流歩き。まるで屋久島・白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)を彷彿とさせる、苔むす森の世界が広がります。そして中腹で一気に標高を稼いで、尾根へ取り付けば、奥三河の峰々や、遥か南アルプスまで見渡す大展望。一部、簡単な鎖場もあり、まるで天然のアスレチックのような登山を楽しめるのも醍醐味と言えるでしょう。

■三ツ瀬明神山
住所:愛知県北設楽郡東栄町大字本郷
アクセス:鳳来峡ICから乳岩峡登山口まで車で約10分
コースタイム:乳岩峡登山口→(約1時間30分)→鬼岩乗越→(約45分)→6合目→(約30分)→明神山山頂
公式HPはこちらから

愛知県の登山スポット7.奥三河のアルプス、南尾根の稜線歩きが楽しい「宇連山」(愛知県新城市)

愛知県の登山スポット7.奥三河のアルプス、南尾根の稜線歩きが楽しい「宇連山」(愛知県新城市)

新城市・愛知県民の森の裏手にそびえる「宇連山(うれさん、標高929m)」は、幾つもの尾根でつながり、広大なフィールドを有した、懐の深い山として人気。県民の森から最短往復約10kmで登ることができるほか、東西南北全ての尾根をつなげば、約16km近い起伏に富んだ登山道になります。登山者のレベルに応じて、コースを設定できるのが魅力です。

その中で、特におすすめしたい登山道が、宇連山山頂へアクセスする最短ルートの一つ「南尾根」。基本的に展望に優れており、雄大な東尾根・北尾根の山並みを楽しめる登山道は、”まるで日本アルプスを歩いている”と錯覚させるほど。標高300m台とは思えない絶景は、奥三河にある低山(※4)の潜在能力の高さを感じさせてくれます。

(※4)低山:雪が積もる頻度が少なく、標高1000m以下の登山道が整備されている山

■宇連山
住所:愛知県新城市副川棚山
アクセス:愛知県民の森(モリトピア愛知)まで
コースタイム:モリトピア愛知→(約45分)→南尾根展望台→(約50分)→国体尾根分岐→(約1時間15分)→北尾根分岐→(約40分)→宇連山山頂
公式HPはこちらから
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『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図。
谷や尾根、等高線や登山道を綿密に描き、実踏調査に基づいた登山ルート・コースタイムなどを掲載、全国の名山約1,500を紹介したもので、ラインアップは全61点にのぼります。
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