【函館】昔ながらの情緒あふれる「大衆食堂」へ行ってみよう!
ちょっと贅沢グルメもよいけれど、地元の人から長く愛されている街の食堂での食事はいかが? 食べればあなたも函館っ子! どのお店もボリューム満点なのでおなかをすかせて行こう。
津軽屋食堂
自分で作る定食が人気
良心的な価格で家庭の味が味わえる食堂。まずご飯と味噌汁を注文し、ショーケースの中にずらりと並んだおかずの中から好きなものを選んで、定食にして食べられる。2014年公開の映画『そこのみにて光輝く』のロケ地としても有名。
大門横丁の並びにある
写真手前のテーブル席は、映画『そこのみにて光輝く』で主演の綾野剛が座った席
入口すぐ横にあるショーケースにはいつも約20~25種のおかずが並ぶ
素朴な家庭料理風の味が好評なカレーライス470円
自分で作る定食 合計960円
■ 焼紅鮭370円
■ ささぎの油炒め170円
■ ポテトサラダ170円
■ ご飯(中)180円
■ 味噌汁70円
ショーケースのおかずは100円からそろう。焼き魚や煮物などがある。
津軽屋食堂
- 住所
- 北海道函館市松風町7-6
- 交通
- JR函館本線函館駅から徒歩5分
- 料金
- 魚料理(サバの味噌煮など)=370円/おかず各種=80~170円/カツ丼=670円/いか刺し(6~12月頃まで)=450円/カツカレー=670円/カレーライス=470円/
コーヒーマルシェ
コーヒーも海鮮料理もおいしい市場内カフェ
海鮮メニューが豊富な市場カフェ。「市場が冷蔵庫」というだけあって、注文が入ってから買いに行くので、いつでも新鮮な海の幸が味わえるのが魅力。地元客に人気があるのは、大きくて食べごたえのある「銀だら定食」。新鮮な「イカ刺定食」や種類豊富な海鮮丼などもおすすめ。
はこだて自由市場内の一角にある。ドリンクやソフトクリームのテイクアウトも可
ホタテ・イクラ丼(味噌汁、小鉢付き)1500円も人気
銀だら定食 1200円(ご飯、味噌汁、小鉢付)
厚く大きくカットされた銀だらは味噌や醤油などで漬け込んだ。脂のりバツグンだ。
コーヒーマルシェ
- 住所
- 北海道函館市新川町1-2はこだて自由市場内
- 交通
- JR函館本線函館駅から市電湯の川行きで5分、新川町下車すぐ
- 料金
- 銀だら定食(ご飯、味噌汁、小鉢付)=1200円/ホタテ・イクラ丼(味噌汁、小鉢付)=1500円/イカ刺定食(ご飯、味噌汁、小鉢付)=1000円/
函館魚市場食堂 魚いち亭
オーシャンビューも楽しめる市場の食堂
魚市場の2階にある食堂。市場関係者が多く利用しているが、お昼どきには観光客も多く訪れている。毎朝、1階の仲卸店から魚介を仕入れるので、新鮮な刺身や定食が格安で食べられると評判だ。また、函館湾に面したオーシャンビューも魅力のひとつとなっている。
大きな窓からは函館湾が一望できる
日替わり「魚定食」500円。焼き魚や煮魚などその日のおすすめの魚料理がメイン
いけすいか定食 1000円~(ご飯、味噌汁、漬物、イクラ醤油漬付き)
朝に漁獲されたばかりのイカを使用。身は刺身、ゲソはボイルしている。6~12月は真イカ、1~5月はヤリイカを使用。
函館魚市場食堂 魚いち亭
- 住所
- 北海道函館市豊川町27-6函館市水産物地方卸売市場 2階
- 交通
- JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで2分、魚市場通下車、徒歩5分
- 料金
- いけすいか定食(ご飯、味噌汁、漬物付)=1000円~/日替わり「魚定食」・「肉定食」=各500円/
珈琲焙煎工房 函館美鈴 大門店
食後のコーヒーはこちらで!
昭和7(1932)年に創業したコーヒーメーカー。昭和21(1946)年に第一号直営店舗として誕生した大門店には喫茶室があり、芳醇な香りの自家焙煎コーヒーを飲むことができる。
「おすすめコーヒー」450円、「珈琲ロール」280円
珈琲焙煎工房 函館美鈴 大門店
- 住所
- 北海道函館市松風町7-1
- 交通
- JR函館本線函館駅から徒歩10分
- 料金
- おすすめコーヒー=450円/キャラメルコーヒー=500円/珈琲ロール=280円/珈琲屋さんのコーヒーそふとくりーむ=420円(イートイン)・300円(テイクアウト)/ピザセット(コーヒー付)=850円/

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