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明治維新から150年のメモリアルイヤーである2018年。幕末維新にゆかりの深い山口では県内各所で歴史にちなんだ特別なイベントが開催される。旅の計画を立てる前にぜひ知っていてほしい、旬の山口ネタをお届け...
さまざまな願いが叶うといわれる神社
昭和30(1955)年に島根県津和野町の太皷谷稲成神社から分霊された神社。鳥居の上部に賽銭箱が設置され、頭上に賽銭を放るという珍しい形式で、賽銭が入れば願いが叶うといわれている。緑の木々の間に赤い鳥居が並び、海岸から続く参道はまさに絶景。
駐車場前の鳥居
この鳥居が参拝入口と思う人が多いが、正式には道路を少し海側へ下った展望台手前左手から下る歩道を歩いて、岩場の正面の鳥居に出るのが順路だ。
正面の鳥居
こちらが参道入口になる。ここから123基の鳥居をくぐって本殿へと進む。
本殿
商売繁盛や海上安全、良縁、開運厄除など多くの御利益がある
日本一…いや、世界一入れにくい賽銭箱
賽銭が入れば願いが叶うといわれている
願いを込めて投げ入れてみよう!
境内の高台にある鳥居の上部に設置された賽銭箱は何度挑戦してもOK。願いを込めて思いきり投げてみよう。
賽銭箱の両脇に並ぶ狐
賽銭箱の鳥居をくぐった先にある社殿
おみくじ
参道をのぼりきってすぐのところにある
喜常(きつね)のお守り
喜びが絶えない商売繁盛、家内安全を願うお守り(500円)
キュートな御朱印
御朱印は全部で5色ある
社務所内には半紙に描かれた白狐の御朱印が置いてある。平日は無人のため、御朱印代(300円)を奉納して好きな色を選ぼう。
かわいい狐の御朱印
浸食され洞窟になった岩場に波が打ち寄せ、海水が勢いよく噴き上がる現象が見られる。天に上る龍のように見えたことからこの呼び名となった。
岩場の突端から龍宮の潮吹を見られる
海が時化ているときに現れる
一般的には「稲荷」と表記されるが、全国で元乃隅稲成神社と太皷谷稲成神社の二社だけは、願望成就から成という字を用いた「稲成」が使われているという。
狐が守る元乃隅稲成神社
神社の縁起を担いだ大いなり寿司は、地元の漁師が釣ったイカと長州鶏の2つの味がある。どちらも大きな具がぎっしり詰まっている。
特大サイズのいなり寿司
具は2種類
イカ 300円
身が柔らかく独特の甘みがある仙崎イカが入る
とり 300円
適度な歯ごたえと濃厚なうまみを味わえる
【元乃隅稲成神社から車で15分】
日本海を一望する大パノラマ!
大きな風車が立ち、開放的な草原から日本海を見渡せる長門エリアきっての景勝地。草原にはツツジ、ツバキサザンカなどが植えられており、風にそよぐ四季折々の風景が美しい。思いきり深呼吸して爽やかな風を感じよう。
波が穏やかな日は青い海が美しい
【元乃隅稲成神社から車で10分】
幾重にも重なって見える美しい棚田
「日本の棚田百選」にも選定された景勝地。5月中旬から6月上旬にかけて、傾斜地に広がった水田に日本海の夕陽や漁火が映える様子はまさに絶景で、全国からカメラマンが集まるスポットとしても知られる。
傾斜地に無数の水田が広がる
日中の棚田の様子
【元乃隅稲成神社から車で20分】
楊貴妃の墓があり女性にやさしい二尊院が建つ
敷地内にある二尊院は楊貴妃伝説が語り継がれ、安産、子宝、縁結びの寺として親しまれる。楊貴妃の墓と伝えられる五輪塔と、その菩提を弔うための重要文化財本尊二尊仏は拝観できる。
異国情緒あふれる建物
安産や子宝、縁結び、女性の病に御利益がある二尊院
楊貴妃が愛した温泉地を模した池はハートの形になっている
楊貴妃コラム
天宝15(756)年、長門の向津具半島の岬に空艫舟が流れ着いた。その船に乗っていた楊貴妃は安禄山の反乱により処刑されるところを、密かに舟で逃れていた。息絶え絶えの楊貴妃を里人たちは手厚く看護したが、間もなく息を引き取った。そこで里人たちは西の海が見える久津の丘の上に葬ったという言い伝えがある。
穏やかな表情の楊貴妃像
【元乃隅稲成神社から車で25分】
吉田松陰も訪れたという本州最西北端の岬
ごつごつした岩肌に白い灯台の「本州西北端」の岬である川尻岬。ベンチがあり、雄大な水平線を見ながらのんびりと過ごせる。レストハウスがあり、フリーテントサイトのあるキャンプ場は夏の期間のみ利用できる。
釣り場としても人気のある絶景の岬
遊歩道が整備されている
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