【『名探偵コナン　漆黒の追跡者』　おすすめポイント】

コナンの正体が黒ずくめの組織にばれてしまうストーリー。
1つの事件が、コナン、警察、黒ずくめの組織、少年探偵団と4つの視点で紐解かれていきます。
ラストの対決も、コナン1人VS黒ずくめの組織なため、かなり一方的に追い詰められました。
蘭の人間離れした身体能力にも磨きがかかっていますね。

本作のラストで出てくる東都タワーは、「東京タワー」がモデルになっています。
というか、名前の漢字が一字違うだけで、外観は「東京タワー」そのものですね。

東都タワーの展望台で犯人を追い詰めるコナンですが、
その後、黒ずくめの組織に狙われ、タワーの外階段を必死に駆け上がり逃げていきます。

実は、モデルとなった「東京タワー」も外階段で地上から上がることができるのをご存じでしたか。

時期や天候によってオープン日は変わりますが、高さ150mまでの約600段の階段を自分の足で昇ることができます。
ライトアップされた時間に昇ることもできるので、雰囲気を感じることはできるはず。
ただし、走るのは危険なのでゆっくり昇っていきましょう。

【『名探偵コナン　業火の向日葵』　おすすめポイント】

またしても新一に変装して登場するキッド！
いつもは宝石しか狙わないキッドが名画を狙う理由が男前ですよね。
映画オリジナルキャラクターのチャーリー警部がキッドを悪と断言し、
追い詰める立ち位置にいて、少し新鮮でした。
中森警部や鈴木会長は、キッドを捕まえようとしつつもなんだかんだキッドを信用している人物なので。
ただ、犯人の動機とゲスト声優さんの演技力は残念…。

アジアで唯一、ゴッホのひまわりを鑑賞できる美術館です。
5番目に描かれたひまわりが展示してあり、キッドはこれを盗むと予告状を出しました。

まんまとひまわりを盗み出したキッドは、これを100億円で譲るとして交渉場所を指定します。
その指定場所が、同じ新宿にある「京王プラザホテル」をモデルとしたホテルでした。

このほかにも、大型街頭テレビの景観などに新宿の街なかがいくつか登場します。

【『名探偵コナン　11人目のストライカー』　おすすめポイント】

爆破予告がなされそれを阻止するというストーリーで、事件による死者は出ませんでした。
最初の東都スタジアムの爆弾をどうやって付けたのか、本当に謎…。
サッカー選手による含蓄のあるセリフなど、少し教育的な部分もあった作品です。
ラストの少年探偵団が協力して爆弾を止めるシーンは、過去作からの5人の友情の深まりが感じられます。

最初に爆破され、犯人との決戦場所にもなった東都スタジアムは「豊田スタジアム」がモデルになっています。
「豊田スタジアム」は、最大収容人数4万5千人のサッカーをはじめとした球技専用のスタジアムです。
爆破によって落とされた電光掲示板は可動式で、
照明と音響設備をワンオペレーションで連動させるシステムが導入されています。
少年探偵団が参加したようなスポーツ教室なども開催されていますよ。

【『名探偵コナン　絶海の探偵』　おすすめポイント】

普段なかなか見ることのできないイージス艦内部が、防衛省・海上自衛隊の全面協力によってリアルに描かれました。
そのため、イージス艦の装備がふんだんに盛り込まれたストーリーとなっています。
ミステリーとしてもですが、スパイものとしても手が込んでいる作品です。
過去作のなかでも特に蘭の身に危険が迫るラスト。
電波時計を頼りに蘭を見つけるシーンは、何度見ても感動します。

作中には登場しませんが、舞鶴には「海軍記念館」があり、旧海軍の貴重な資料を見ることができます。
また、土・日曜、祝日には「北吸岸壁」から本物の戦艦を見学することができます。

住所　　　　京都府舞鶴市余部下1190

TEL　　　　0773-62-2250（舞鶴地方総監部広報係）

交通　　　　JR東舞鶴駅から京都交通バスで6分、自衛隊桟橋前下車すぐ

営業時間　　10:00〜15:00

休業日　　　土・日曜、祝日のみ見学可（変更の場合あり、団体は要予約）

【『名探偵コナン　戦慄の楽譜』　おすすめポイント】

音痴なコナンがまさかの技を見せる、音楽をテーマにした芸術性の強い作品となっています。
オペラのシーンでは、本物のオペラ歌手の歌声が使われているのも魅力的です。
ホールが爆破されても中にいた人は誰も気づかないというびっくり展開のため、
爆破によるパニック要素は少なくて同時期のコナン映画よりは大人しめな印象があります。

パイプオルガンを持つコンサートホールでは定期的に演奏会を開催している所もあり、各所で演奏を聞くことができます。

海外ではパイプオルガンと言えば教会のイメージが強いですね。

コンサートホールでは、正面のステージのほうに設置されていますが、
教会では後方の上部に設置されているという違いもあります。
作品内でもいろいろ曲や楽器の話が出てきて、そういった話を調べてみるのもおもしろいですよ。

【『名探偵コナン　紺碧の棺』　おすすめポイント】

蘭と園子の友情にスポットがあてられた作品。
トレジャーハンターよりも先に調査団とかが海底遺跡に隠されていた船とか見つけているのでは？と思ってしまいました…。
また、犯人も事件も、他の作品に比べると簡単に終わっていて残念…。
少年探偵団のクイズラリーのほうが時間がかかっている気がします。
コナンが哀ちゃんのことを“相棒”と呼んだシーンは、2人の関係性が見られていいですね。

こちらは海底遺跡で有名になった島が舞台の作品です。

日本では与那国島周辺の海域に海底遺跡があります。
作中に出てくる海底遺跡と同じく、人工的に作られたものか、自然現象によって作り上げられたものかは、まだ結論が出ていません。
ダイビングスポットになっているので、観光で訪れることもできますよ。
歴史的謎を直接みることができるなんて、ロマンですよねー。

【『名探偵コナン　沈黙の15分』　おすすめポイント】

劇場版で初めて雪山を舞台にしていて、いつもとは一味違ったアクションシーンとなっています。
今回の犯人は同情の余地が一切ない性格で、犯行動機も事件の規模に対してはヒドイ…。
8年間思い続けられる執念はすごいと思いますが…。
コナンが喧嘩する少年探偵団に言ったセリフは名言ですね。

作中に出てくる北ノ沢ダムは、富山県にある「黒部ダム」がモデルです。

犯人は、ダムの底に沈んだ村に隠した宝石を取り出すため、ダムを爆破しようと計画します。

本作の舞台は新潟県ですが、モデルとなった黒部ダムが位置するのは富山県と長野県の県境です。
観光地としても有名で、特に毎秒10t以上の水を放水する観光放水を見ようと、多くの観光客が訪れています。

今回の謎解きは、観光放水を間近で見ることのできるアーチ形のえん堤部分でされていました。