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日本の名城ランキング 一度は行ってほしいお城40選

渡辺拓海

更新日:2021年6月7日

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日本の名城ランキング 一度は行ってほしいお城40選

日本にはいくつのお城があったのでしょうか。

一口に「お城」といってもその定義は曖昧で、わかりやすく「天守が建っている」ものから「土が盛り上がっているだけ」のように見えるもの。すべてをカウントしていくと、およそ数万の城跡があるといわれています。

今回は、その中でも特に「名城」と呼ばれるお城をランキング形式でご紹介。各お城にまつわる歴史や関連人物も詳しく解説!

現地へ赴き天守を見上げるのもよし、残された石垣の前で往時に思いを馳せるのもよし。ぜひお気に入りのお城を見つけてくださいね!

※日本の名城ランキングは、お城と石垣好きである筆者の独断で選定しています

この記事の目次

日本の名城ランキングの前に!お城用語について知ろう

本文内には、時おり専門用語のようなワードが出てきます。「専門用語のような」ですから、見慣れないだけで難しいことはありません。

一つずつチェックしていきましょう。

現存天守

戦災や天災、明治維新の廃城令で失われることなく、現在も保存されている12の天守のこと。頭に思い描く「日本のお城」は、十中八九この12コのどれかです!

国宝5城

現存12天守のなかで、国宝に指定されている5つのお城。

平城、平山城、水城、山城

お城は、築かれた土地の状態によって4つのグループに分類されます。

  • 平野部であれば「平城」
  • 丘陵地帯や小高い山であれば「平山城」
  • 海や川、湖など水辺に面した場所であれば「水城」。「海城」や「湖城」と表記されることもあります
  • 山の頂上や中腹に築かれたお城は「山城」

※記事中の「日本3大●城」に関しては、文献によって諸説あります

天下普請

関ヶ原の戦いで多くの所領を得た徳川家康は、戦国大名の頂点・天下人となります。そんな家康が開いた江戸幕府の命令で、全国の大名たちが力を合わせて作ったお城が「天下普請の城郭」と呼ばれています。

日本100名城

「公益財団法人 日本城郭協会」が選定した、日本国内にあるお城100選のことを指しています。

【日本の名城ランキング】1位.世界に誇る日本の名城「姫路城」<兵庫県>

【日本の名城ランキング】1位.世界に誇る日本の名城「姫路城」<兵庫県>

世界遺産に登録された名城は、天下人・豊臣秀吉の出世城の一つ

世界に誇る大規模な城郭は、「関ヶ原の戦い」の後に城主となった池田輝政により拡張されたもの。

それ以前は黒田官兵衛(孝高)が城代を務めていましたが、毛利攻めの時に秀吉に居城として献上。石垣で城郭を囲み、その中に天守を据えた近世城郭の礎を築いたのが秀吉となります。

「平成の修理」を終えた現在、白く輝きを増した外観が見られます。

姫路城のおすすめポイント

【国宝5城】【現存12天守】【日本3大平山城】【日本100名城に選出】
大天守は、現存12天守のなかでも最大規模。白鷺城とも呼ばれる純白の美しい姿は必見です。

姫路城

住所
兵庫県姫路市本町68
交通
JR山陽新幹線姫路駅から徒歩20分
料金
入園料=大人1000円、小・中・高校生300円/(各種障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料、被爆者手帳持参で無料)

【日本の名城ランキング】2位.江戸初期の美しい天守「彦根城」<滋賀県>

【日本の名城ランキング】2位.江戸初期の美しい天守「彦根城」<滋賀県>

徳川四天王・井伊家を置き、都の備えとした国宝城郭

水陸ともに京の都に迫る要衝の地・彦根。彦根城は「関ヶ原の戦い」後、家康の命により重臣・井伊直継と直孝が20年の歳月をかけ完成させました。

明治の廃城令や戦火を逃れて、江戸初期の天守が残された「現存天守」の一つ。国宝にも指定される天守をはじめ、太鼓門櫓や天秤櫓、西の丸三重櫓など、重要文化財が数多く残っています。

彦根城のおすすめポイント

【国宝5城】【現存12天守】【天下普請のお城】【日本100名城に選出】
天守の多様な破風(飾り)はこのお城ならでは。山麓の土塁を伴う石垣・山上の高石垣と、関東・関西の築城技術が合わさった点も見どころです。

彦根城

住所
滋賀県彦根市金亀町1-1
交通
JR琵琶湖線彦根駅から徒歩15分
料金
入場料(玄宮園含む)=大人800円、小・中学生200円/博物館とのセット券=大人1200円、小・中学生350円、特別展は別料金/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1人が無料)

【日本の名城ランキング】3位.背後に木曽川、後堅固の名城「犬山城」<愛知県>

【日本の名城ランキング】3位.背後に木曽川、後堅固の名城「犬山城」<愛知県>

織田家重臣を置き守り抜いた、軍事・交易・政治の要衝

天文6(1537)年に信長の叔父・織田信康が築城した犬山城。天守は日本最古ともいわれる国宝五城の一つです。

永禄7(1564)年に信長が攻め落とした後、中仙道と木曽街道、木曽川をおさえる要衝に位置することから重要な支城と位置づけ、織田家重臣の池田恒興や織田勝長などが城主に据えられました。

中国の詩人・李白の詩にならい「白帝城」とも呼ばれています。

犬山城のおすすめポイント

【国宝5城】【現存12天守】【日本100名城に選出】
小牧・長久手の戦い、関ヶ原の戦いと、歴史の重要な場面でその名を目にするお城。小ぶりで気品あふれる姿を堪能しましょう。

国宝犬山城

住所
愛知県犬山市犬山北古券65-2
交通
名鉄犬山線犬山駅から徒歩20分
料金
大人550円、小・中学生110円(団体は要問合せ、障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料(車いすは2名無料))

【日本の名城ランキング】4位.堅牢さを誇る漆黒の国宝「松本城」<長野県>

【日本の名城ランキング】4位.堅牢さを誇る漆黒の国宝「松本城」<長野県>

漆黒の国宝天守の前身は、武田信玄が支城とした深志城

現存する五重六階の天守としては日本最古。日本を代表する名城の一つです。

その歴史は古く、信濃守護家の小笠原家が築いた深志城が起源。武田信玄が天文19(1550)年に攻め落とし、「川中島の戦い」の際は、この深志城で態勢を整えて戦に臨みました。

現存している天守群は、江戸時代に石川数正・康長親子によって建てられたもの。

松本城のおすすめポイント

【国宝5城】【現存12天守】【日本3大平城】【日本100名城に選出】
漆黒の天守、板塀に残された数多くの鉄砲狭間、計算された堀の幅といった実戦的な造りを要チェック。

松本城

住所
長野県松本市長野県松本市丸の内4-1
交通
JR篠ノ井線松本駅からアルピコ交通周遊バスタウンスニーカー北コースで6分、松本城・市役所前下車すぐ
料金
観覧料=大人700円、小・中学生300円/(障がい者手帳提示で本人と介護者1名無料、市民割引き、団体割引きあり)

【日本の名城ランキング】5位.黒・白・灰の美しい姿「松江城」<島根県>

【日本の名城ランキング】5位.黒・白・灰の美しい姿「松江城」<島根県>

重厚な姿で宍道湖に臨む唯一の「残存湖城」

「関ヶ原の戦い」の功績により、出雲・隠岐の藩主となった堀尾吉晴が築城した松江城。築城当時の状態が保存された「現存天守」の一つであり、湖に臨むお城として現存するのはここだけ。

四重五階地下一階付きの造りで、附櫓が付属する天守の最上階からは、松江の街や宍道湖の眺望が広がります。城郭建築では唯一現存する地下の井戸も必見です。

松江城のおすすめポイント

【国宝5城】【現存12天守】【日本3大湖城】【日本100名城に選出】
籠城戦を想定した天守内部の構造は松江城ならでは。攻守ともに考え抜かれた戦闘的なお城です。

松江城(千鳥城)

住所
島根県松江市殿町1-5
交通
JR松江駅から市営バスぐるっと松江レイクラインで10分、松江城(大手前)下車、徒歩10分
料金
入場料(登閣)=大人560円、小人(小・中学生)280円/3館共通入場券(松江城、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居)=1000円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料、市内在住の高齢者は証明書持参で無料)

【日本の名城ランキング】6位.天守とともに多くの遺構が残る「弘前城」<青森県>

【日本の名城ランキング】6位.天守とともに多くの遺構が残る「弘前城」<青森県>

春や桜に彩られる東北唯一の「現存天守」

津軽を統一した弘前藩祖・津軽為信が計画し、2代藩主信枚が築城。天守や櫓、城門、三重の水濠など、築城時の状態が残された「現存天守」の一つです。

周囲は「弘前公園」として整備され、北東北屈指の桜の名所。お城の内部は、藩政時代の歴史を紹介する史料館になっています。

弘前城のおすすめポイント

【現存12天守】【日本100名城に選出】
櫓を改築した小さめの現存天守と、敷地内各所にある桜との相性が抜群。イカのような形をした珍しい隅石(四角形のコーナー部分に据える石)が見つかったことでも話題になりました。

弘前城

住所
青森県弘前市下白銀町1
交通
JR奥羽本線弘前駅から弘南バス土手町循環弘前バスターミナル行きで15分、市役所前下車、徒歩10分
料金
大人310円、小人100円(10名以上の団体は大人250円、小人80円、市内在住の65歳以上は無料、障がい者と同伴者無料(さくらまつり期間を除く))
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筆者
渡辺拓海

村上春樹が好きな編集者。好きな言葉は「やれやれ」です。オールジャンルでお出かけ情報をお届けしますね!

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