トップ >  関東・甲信越 > 北関東 > 日光・鬼怒川 > 

鬼怒川観光はこれでOK!おすすめの観光スポットと各エリアの特徴をご紹介

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2022年7月26日

鬼怒川観光はこれでOK!おすすめの観光スポットと各エリアの特徴をご紹介

首都圏からのアクセスが良く、気軽に小旅行を楽しめる観光地・鬼怒川。
美しい自然と歴史的な史跡が見ものの関東屈指の観光地です。

関東の奥座敷と呼ばれる鬼怒川温泉エリアでは、ウォーターアクティビティが多彩なほか、テーマパークもそろいます。

周囲には秘湯の奥鬼怒温泉郷をはじめ川治、湯西川、川俣と個性豊かな温泉地もあり、日々の喧噪を忘れ思いっきり羽を伸ばすのに打ってつけです。

それでは鬼怒川の観光へ出かける前に、各エリアのおすすめスポットを把握して楽しい旅のプランを立てましょう!

鬼怒川ってこんなところ!観光前にチェック!!

鬼怒川は栃木県北部の高原や山岳地帯に位置するため、日常とはかけ離れた大自然に囲まれています。温泉が点在しているので、宿泊には温泉宿がおすすめ。

ベストシーズンは紅葉が美しい秋。ただし非常に混雑するので、ゆったり過ごしたいなら避暑地として夏に訪れるのがおすすめです。日程に余裕があれば、那須・塩原方面まで足を伸ばすと非常に充実した観光旅行になります。

今回は鬼怒川のおすすめの観光スポットをエリア別にご紹介します。

鬼怒川の場所を把握した後は、鬼怒川エリアにある温泉地の場所やエリアを代表する観光スポットの位置関係をチェック!

鬼怒川観光でおさえておきたいエリアは以下の5エリア。

  • 鬼怒川の観光エリア1.鬼怒川温泉エリア
  • 鬼怒川の観光エリア2.川治温泉エリア
  • 鬼怒川の観光エリア3.湯西川温泉エリア
  • 鬼怒川の観光エリア4.川俣温泉エリア
  • 鬼怒川の観光エリア5.奥鬼怒温泉郷エリア

それでは、各エリアの特徴と見どころをチェックしていきましょう。

鬼怒川の観光エリア1.鬼怒川温泉エリア

鬼怒川の観光エリア1.鬼怒川温泉エリア
鬼怒川の清流沿いに広がる一大温泉観光地

言わずと知れた温泉郷。周辺にはライン下りやテーマパークなど、レジャー施設が充実しており、温泉以外も十分に楽しめるエリアです。

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット1.SL大樹

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット1.SL大樹

東武鉄道で復活した「SL大樹」

「将軍」の尊称である「大樹」がその名の由来。下今市駅~鬼怒川温泉駅の間、片道約35分のロマンあふれる乗車体験は、きっと忘れられない思い出になる。

SL大樹

住所
栃木県日光市東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅~下今市駅
交通
東武日光線下今市駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
下今市駅発13:30~、鬼怒川温泉発15:05~、運行パターンにより変更あり
休業日
不定休
料金
乗車料=大人760円+乗車運賃、小人380円+乗車運賃/

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット2.東武ワールドスクウェア

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット2.東武ワールドスクウェア

世界一周の旅に出発。リアルさに目が釘付け

世界の有名な建物や遺跡を25分の1スケールで精巧に再現している。その数は東武(とうぶ)にちなんで102点。園内には身長7cmの小さな人間たちが住み、その「人口」はなんと14万人。

東武ワールドスクウェア

住所
栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1
交通
東武鬼怒川線東武ワールドスクウェア駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(閉園17:00)、12月1日~翌3月19日は~15:00(閉園16:00、時期により異なる)
休業日
無休
料金
入園料=大人2800円、小人(4歳~小学生)1400円/音声ガイド=500円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名入園料割引あり)

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット3.EDO WONDERLAND 日光江戸村

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット3.EDO WONDERLAND 日光江戸村

時代劇の中に入り込み江戸の町人になった気分

物売りの声もにぎやかな宿場町。芝居小屋ではおいらん劇や時代劇コメディが繰り広げられ、忍者たちも大活劇を見せてくれる。

EDO WONDERLAND 日光江戸村

住所
栃木県日光市柄倉470-2
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光交通日光江戸村行きバスで30分、終点下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(閉園17:00)、12~翌3月19日は9:30~15:00(閉園16:00)
休業日
水曜、祝日の場合は開園(春・夏休み期間は無休、GW・年末年始は開園、1月16~31日休)
料金
通行手形=大人5800円、小学生3000円/(65歳以上は証明書持参で3360円、障がい者手帳持参で大人2880円、小学生1500円)

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット4.鬼怒川ライン下り

【鬼怒川観光】鬼怒川温泉エリアのおすすめ観光スポット4.鬼怒川ライン下り

渓谷美のなかをアクティブに下ろう

船頭さんが巧みに操る和船で、立岩橋近くから大瀞橋先までの6kmを、40分かけて下る鬼怒川の名物。目の前に広がる雄大な山々や、奇岩・怪石によって形づくられる渓谷美を楽しもう。

鬼怒川ライン下り

住所
栃木県日光市鬼怒川温泉大原1414
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から徒歩4分
営業期間
4月中旬~11月下旬
営業時間
9:00~15:45(1日12便)、予約受付は8:00~17:00
休業日
期間中無休(悪天候・強風・河川水量の極端な増減水時は臨時休あり)
料金
利用料=大人(中学生以上)3200円、小人(4歳以上)2200円、幼児(1歳から3歳)700円/(平日最終便は1000円割引(GW、8月を除く)、障がい者手帳持参で割引あり)

鬼怒川の観光エリア2.川治温泉エリア

鬼怒川の観光エリア2.川治温泉エリア
落ち着きた雰囲気の川治温泉

鬼怒川温泉と男鹿川が合流する渓谷にたたずむ温泉郷。江戸時代の享保年間、男鹿川が氾濫したときに発見されたと伝えられます。

【鬼怒川観光】川治温泉エリアのおすすめ観光スポット1.龍王峡

【鬼怒川観光】川治温泉エリアのおすすめ観光スポット1.龍王峡

火山岩と渓流が織りなす見事な景観

約2200万年前の海底火山の噴火でできたという、約6kmにわたって続く渓谷。渓谷沿いの自然研究路では、気軽にハイキングが楽しめる。

龍王峡

住所
栃木県日光市藤原1357
交通
野岩鉄道会津鬼怒川線龍王峡駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【鬼怒川観光】川治温泉エリアのおすすめ観光スポット2.日光市営 川治温泉 薬師の湯

【鬼怒川観光】川治温泉エリアのおすすめ観光スポット2.日光市営 川治温泉 薬師の湯

地元人から愛される温泉

地元の人も利用する男鹿川沿いの日帰り温泉。湯船のすぐ向こうには清流が流れ、せせらぎが心地よいBGMになる。男女混浴露天風呂の他男女別内風呂、貸切風呂、低温サウナを設備。

日光市営 川治温泉 薬師の湯

住所
栃木県日光市川治温泉川治278-2
交通
野岩鉄道会津鬼怒川線川治湯元駅から徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
10:00~20:30(閉館21:00)、混浴露天風呂は~18:00(閉館)
休業日
水曜、祝日の場合は翌日休(混浴露天風呂は12月~翌3月末まで休止、薬師館内は定休日を除き通常営業)
料金
入浴料=大人700円、小人350円/貸切風呂=4000円(50分)/(障がい者手帳持参で入館無料)

【鬼怒川観光】川治温泉エリアのおすすめ観光スポット3.大黒屋製菓店

【鬼怒川観光】川治温泉エリアのおすすめ観光スポット3.大黒屋製菓店

元祖温泉まんじゅうを謳う老舗

元祖の看板を掲げる温泉まんじゅうの老舗。店頭での販売のみで、作った分はその日のうちに売り切れてしまうという。確実に手に入れるなら、前日予約か午前中に買いに行こう。

大黒屋製菓店

住所
栃木県日光市川治温泉高原48-3
交通
野岩鉄道会津鬼怒川線川治湯元駅から徒歩18分
営業期間
通年
営業時間
8:00~18:00(時期により異なる)
休業日
無休
料金
まんじゅう=100円(1個)、800円(8個)、1200円(12個)、1600円(16個)/

鬼怒川の観光エリア3.湯西川温泉エリア

鬼怒川の観光エリア3.湯西川温泉エリア

平家が落ちのびてきたといわれている湯西川温泉は、伝説にちなんだスポットが多い。

【鬼怒川観光】湯西川温泉エリアのおすすめ観光スポット1.平家の里

【鬼怒川観光】湯西川温泉エリアのおすすめ観光スポット1.平家の里

平家の栄枯盛衰の歴史を感じる

湯西川に残る平家落人伝説を基に、茅葺き屋根の建物を配し、落人たちの山村生活を再現。手作りの木杓子・木鉢の販売所があり、落人が食べた栃もちやキビもちを食べられる場もある。

平家の里

住所
栃木県日光市湯西川1042
交通
野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から日光交通湯西川温泉行きバスで25分、終点下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:30(閉館17:00)、12~翌3月は9:00~16:00(閉館16:30)
休業日
無休
料金
入場料=大人(高校生以上)510円、小・中学生250円/(30名以上の団体は100円引、障がい者手帳持参で段階に応じて割引あり)

【鬼怒川観光】湯西川温泉エリアのおすすめ観光スポット2.ダムとダム湖探検ツアー(湯西川)

【鬼怒川観光】湯西川温泉エリアのおすすめ観光スポット2.ダムとダム湖探検ツアー(湯西川)

水陸両用バスでダム湖クルージング

国産初の水陸両用バスで行く探検ツアー。大自然に恵まれたダム湖の遊覧や、新しく完成した湯西川ダム施設を巡る約80~95分の旅。ときには鹿、猿、猛禽類などが観察できる。

湯西川ダックツアー

住所
栃木県日光市西川478-1道の駅 湯西川
交通
野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅からすぐ
営業期間
4月下旬~11月
営業時間
時期より異なる(要予約)
休業日
不定休(夏期は無休、臨時休あり)
料金
湯西川ダムコース=大人3300円、小学生以下2000円、2歳以下500円/

【鬼怒川観光】湯西川温泉エリアのおすすめ観光スポット3.会津屋豆腐店

【鬼怒川観光】湯西川温泉エリアのおすすめ観光スポット3.会津屋豆腐店

作りたて豆腐が味わえる

古民家の風情ある豆腐店。昭和初期から作り始め、旅館におさめてきたが、滋味の深さが口コミで伝わり店内で食べられるようになった。冷や奴は1年中、11~3月は湯豆腐も味わえる。

会津屋豆腐店

住所
栃木県日光市湯西川1003
交通
野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から日光交通湯西川温泉行きバスで24分、本家萬久旅館前下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:00(閉店)
休業日
不定休
料金
冷や奴=400円/湯豆腐(11~翌3月)=600円/豆腐の燻製深山チーズ=550円/

鬼怒川の観光エリア4.川俣温泉エリア

鬼怒川の観光エリア4.川俣温泉エリア
迫力のある絶景が見ものの瀬戸合峡

鬼怒川のそのまた先にある温泉地。約20mも噴き上がる間欠泉や、高さ100mの断崖が2㎞続く瀬戸合峡が見どころです。

【鬼怒川観光】川俣温泉エリアのおすすめ観光スポット1.間欠泉

【鬼怒川観光】川俣温泉エリアのおすすめ観光スポット1.間欠泉

一気に噴き上がる湯柱は圧巻

川俣いち押しの観光スポットである間欠泉。鬼怒川にかかる噴泉橋の真下にある岩と岩の隙間から、白い蒸気が一気に噴き出すと、轟音とともに20~30mに達する湯けむりが噴き上がる。

間欠泉

住所
栃木県日光市川俣温泉
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光市営バス女夫渕行きで1時間28分、間欠泉下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【鬼怒川観光】川俣温泉エリアのおすすめ観光スポット2.瀬戸合峡

【鬼怒川観光】川俣温泉エリアのおすすめ観光スポット2.瀬戸合峡

鬼怒川がつくり出した大迫力の峡谷

野門橋付近から川俣ダムまで約2kmに渡って続く峡谷。日本観光百景に選ばれており、渡らっしゃい吊橋からの景色がすばらしい。10月中旬~11月上旬の紅葉は見もの。

瀬戸合峡

住所
栃木県日光市川俣
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光市営バス女夫渕行きで1時間15分、川俣平家塚下車、徒歩15分
営業期間
通年(紅葉の見頃は10月中旬~下旬)
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【鬼怒川観光】川俣温泉エリアのおすすめ観光スポット3.お食事処やしお

【鬼怒川観光】川俣温泉エリアのおすすめ観光スポット3.お食事処やしお

そばと名物舞茸ごはんを堪能

北海道幌加内産玄そばを自家製粉でそば粉にした手打ちそばと、きのこと山菜を使った料理が味わえる。玄そばは独特の風味があり、濃いめのツユとの相性は抜群。珍味の山椒魚の唐揚げも人気だ。

お食事処やしお

住所
栃木県日光市若間832-1
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光市営バス女夫渕行きで55分、蛇王の滝下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
10:30~16:00(閉店)
休業日
不定休
料金
山椒魚の唐揚げ=700円/丼ものとそばのセット=1200円/舞茸ごはんセット=1200円/天ざる=1300円/鹿刺定食=1300円/カツ丼セット=1200円/

鬼怒川の観光エリア5.奥鬼怒温泉郷エリア

鬼怒川の観光エリア5.奥鬼怒温泉郷エリア
「関東最後の秘湯」と言われる奥鬼怒温泉郷

マイカーでの走行が禁じられており、徒歩または宿の送迎車でしか入ることができない秘湯中の秘湯。

【鬼怒川観光】奥鬼怒温泉郷エリアのおすすめ観光スポット1.奥鬼怒自然研究路

【鬼怒川観光】奥鬼怒温泉郷エリアのおすすめ観光スポット1.奥鬼怒自然研究路

秘湯の温泉宿を訪れる際に奥鬼怒温泉郷をハイキング

秘湯が点在する奥鬼怒温泉郷を散策できるハイキングコース。車両の進入が禁止されているため自然のままの貴重な高山植物や湿原植物などを見ることができる。途中には絶景が望める展望台もある。

奥鬼怒自然研究路

住所
栃木県日光市川俣
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光市営バス女夫渕行きで1時間35分、終点下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

【鬼怒川観光】奥鬼怒温泉郷エリアのおすすめ観光スポット2.日光澤温泉

【鬼怒川観光】奥鬼怒温泉郷エリアのおすすめ観光スポット2.日光澤温泉

これぞ秘湯、山小屋の露天風呂

奥鬼怒温泉の最奥部にある宿泊施設。大きな看板のかかった木造の建物はレトロな雰囲気を醸し出している。2種類ある露天風呂は日帰り入浴も可能だ。人懐こい3匹の看板犬もかわいい。

日光澤温泉

住所
栃木県日光市川俣874
交通
東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から日光市営バス女夫渕行きで1時間35分、終点下車、徒歩2時間
営業期間
通年
営業時間
イン13:00、アウト9:00(冬期は9:30)
休業日
不定休
料金
1泊2食付=8640円~/日帰り入浴(9:00~15:00)=大人500円、小人300円/(入湯税(中学生以上)150円)

鬼怒川観光を楽しもう!

鬼怒川の観光エリアやおすすめスポットは把握できたでしょうか?

ポイントをおさえて、鬼怒川観光を楽しんでくださいね!

北関東の新着記事

記事の一覧を見る

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!