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大人気アイドル動物8位 松江フォーゲルパークのハシビロコウのフドウ君(島根県)

大人気アイドル動物8位 松江フォーゲルパークのハシビロコウのフドウ君(島根県)
写真提供:松江フォーゲルパーク 羽を広げたようす

めったに動かない鳥として話題のハシビロコウ。中央アフリカの湿地帯に生息し、大きなくちばしと鋭い眼光が特徴です。体長は120cmですが、羽を広げた翼長が2mもあり大きな鳥に分類されます。フドウ君の性格はおっとり、のんびりしており、一羽でいることを好むそう。また、どこから見ても絵になる表情、堂々とした立ち姿は、まさに孤高の存在でアイドル動物として注目を集めています。

(注)こちらの動画は音が出ます

大人気アイドル動物8位 松江フォーゲルパークのハシビロコウのフドウ君(島根県)
写真提供:松江フォーゲルパーク

りりしい表情のハシビロコウ

同園でもハシビロコウを飼育していますが、世間をざわつかせたのがフドウ君の存在です。くちばしを小刻みに鳴らす「クラッタリング」は驚くほどの爆音で、まるで機関銃のようとSNSを中心に話題沸騰! フドウ君の場合は、大好きな飼育員さんへ挨拶でならすそうで、その爆音に巡り合えたらラッキー。「ほとんど動かない不動の鳥」を意味するネーミングセンスも秀逸です。

公式Twitterでは銃撃戦さながらのフドウ君のクラッタリング動画などがご覧になれます♪
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大人気アイドル動物9位 旭川市旭山動物園のホッキョクグマ(北海道)

大人気アイドル動物9位 旭川市旭山動物園のホッキョクグマ(北海道)
写真提供:旭川市旭山動物園 巨大プールを泳ぐホッキョクグマ

動物たちが本来持っている行動や能力を引き出す行動展示が話題の「旭川市旭山動物園」。全国から年間約140万人が訪れる、北海道屈指の人気スポットです。動物たちが生き生きと動き回るようすに子どもから大人まで夢中になります。

なかでも4頭のホッキョクグマを飼育する「ほっきょくぐま館」はアイドル動物をひと目見ようと、行列ができるほどの人気ぶり。巨大な氷水のプールをダイナミックに泳ぐ姿に歓声が上がります。

(注)こちらの動画は音が出ます

大人気アイドル動物9位 旭川市旭山動物園のホッキョクグマ(北海道)
写真提供:旭川市旭山動物園

ゆったりとお昼寝タイム

ホッキョクグマがエサをめがけてプールにダイブする「もぐもぐタイム」や、陸上のホッキョクグマをアザラシの視点で眺める「シールズアイ」などを体験すると、ホッキョクグマへの興味関心がより深まります。※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、「モグモグタイム」「シールズアイ」は現在中止しています。おでかけの際は最新の情報をご確認ください。

このように、旭川市旭山動物園ではすべての動物の展示に工夫をこらし、一生懸命に生きる姿を伝えてくれています。現在では行動展示を取り入れる動物園が増えていますが、旭川市旭山動物園がその歴史を作ったと言えるでしょう。見どころ満載の動物園に出かけて、レジャーと学びを両立した時間を過ごしてみてください。

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大人気アイドル動物10位 東武動物公園のホワイトタイガー(埼玉県)

大人気アイドル動物10位 東武動物公園のホワイトタイガー(埼玉県)
写真提供:東武動物公園 ホワイトタイガーのロッキー

動物園、遊園地、花と緑の公園が融合した「東武動物公園」

4頭のホワイトタイガーを飼育し、曜日替わりで2頭ずつ見ることができます。ホワイトタイガーは名前のとおり、白い体毛に青い目、ベージュの肉球が特徴で神秘的な雰囲気を漂わせています。東武動物公園のホワイトタイガー舎はアジアの水の遺跡をイメージしたつくり。プールの壁面がガラス張りになっているので、水中でくつろぐホワイトタイガーの姿が見られることもあります。

(注)こちらの動画は音が出ます

大人気アイドル動物10位 東武動物公園のホワイトタイガー(埼玉県)
写真提供:東武動物公園

こんなおちゃめな表情も

優雅に過ごしているように見えますが、高さ3mのキャットウォークから与えられるエサに飛びつく姿はハンターそのもの。野生を生き抜くたくましさと高い身体能力が感じられます。ホワイトタイガーは飼育下でしか見られない希少な動物で、世界でも250頭、日本には各地の動物園に30頭しかいません。トラそのものが希少な生物である現在、環境問題を考えるきっかけともなりそうです。

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大人気アイドル動物11位 千葉市動物公園のレッサーパンダの風太くん(千葉県)

大人気アイドル動物11位 千葉市動物公園のレッサーパンダの風太くん(千葉県)
写真提供:千葉市動物公園 おやつを食べる風太くん

平原ゾーン、小動物ゾーン、モンキーゾーンなどのゾーンごとに動物が暮らし、千葉県民の憩いの場でもある「千葉市動物公園」。

こちらのアイドル動物レッサーパンダの風太くんは日本一有名なレッサーパンダと言えるでしょう。まるで人間のように立ち上がる姿がかわいいとメディアに取り上げられ大人気となりました。風太くんは18歳(※)、人間でいえば85歳くらいの年齢で玄孫までいるおじいちゃんなので立ち上がる姿を見ることはできませんが、動物園で穏やかに過ごしています。
※年齢は取材時のものです。

(注)こちらの動画は音が出ます

大人気アイドル動物11位 千葉市動物公園のレッサーパンダの風太くん(千葉県)
写真提供:千葉市動物公園

このポーズで一躍有名に

今では千葉市動物公園の顔ともいえる風太くん。千葉県内、市内のリピーターに加えて、全国から風太くんに会いたいとやって来る人も増えました。

風太くんは高齢により右目が白くなる白内障にかかっていますが、ありのままの自然な姿を見てほしいとの思いから、動物園ではそのままの風太くんをサポートしています。園内のグッズショップには風太くんをモチーフにしたぬいぐるみを販売しており、こちらも人気があります。

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大人気アイドル動物12位 よこはま動物園ズーラシアのセスジキノボリカンガルー&ツシマヤマネコ(神奈川県)

大人気アイドル動物12位 よこはま動物園ズーラシアのセスジキノボリカンガルー&ツシマヤマネコ(神奈川県)
写真提供:よこはま動物園ズーラシア セスジキノボリカンガルーのタニ

世界各地の気候帯、地域別の8つのゾーンに動物たちが暮らし、その生育環境を知ることができる「よこはま動物園ズーラシア」。日本ではここでしか見られない「セスジキノボリカンガルー」がアイドル動物として人気を集めています。

名前のとおり、背中に黄土色の縦じまがあり、木に登って生活することから名付けられました。体長は60cmで、丈夫な前肢を器用に使い、長いしっぽでバランスを取りながら樹上で生活しています。

(注)こちらの動画は音が出ます

大人気アイドル動物12位 よこはま動物園ズーラシアのセスジキノボリカンガルー&ツシマヤマネコ(神奈川県)
写真提供:よこはま動物園ズーラシア

あどけない表情に魅せられる

セスジキノボリカンガルーは、パプアニューギニア、オーストラリア大陸の熱帯雨林に生息しています。

日本で一般的に知られるカンガルーは地面をぴょんぴょんと跳ねながら移動するため、同じカンガルーの仲間と知ると驚く人も多いそう。木の葉の間からちょこんと顔を出す姿やくるんと丸まって眠るポーズは何とも言えないかわいらしさです。同園を訪れたときには、平地で暮らす「アカカンガルー」とぜひ見比べてみてください。

写真提供:よこはま動物園ズーラシア ツシマヤマネコは長崎県対馬にだけ生息する

「日本の山里」ゾーンには、かつて日本の山村で見られ現在では希少となってしまったコウノトリやニホンツキノワグマが見られます。

長崎県対馬の野生ネコである「ツシマヤマネコ」もその一種。大きさは飼い猫と同じくらいですが、耳の後ろの白い模様と太いしっぽが特徴です。2021年3月には国内初の人工繁殖でメスの赤ちゃんが誕生しました。現在は長崎県対馬の対馬野生生物保護センターでも保護および増殖のための活動が行われており、日本の希少生物保護を学ぶ機会にもなりそうです。

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大人気アイドル動物13位 多摩動物公園のキリンの親子(東京都)

大人気アイドル動物13位 多摩動物公園のキリンの親子(東京都)
写真提供:(公財)東京動物園協会 赤ちゃんキリンのジャガ

自然豊かな地形を生かし、アジア、アフリカ、オーストラリア、昆虫の4つのゾーンからなる「多摩動物公園」

2021年5月にはキリンの赤ちゃんが誕生しました。多摩動物公園で生まれたキリンの193頭目になります。赤ちゃんキリンの「ジャガ」は敷地内を駆け回ったり、ときにお母さんキリン「アオイ」の下に潜り込んで母乳を吸う姿が見られ、アイドル動物として大人気です。

大人気アイドル動物13位 多摩動物公園のキリンの親子(東京都)
写真提供:(公財)東京動物園協会

キリン親子の授乳風景

キリンは世界一背の高い動物なので、生れたばかりの赤ちゃんキリンでも身長は平均170cmを超えています。ジャガは少し小柄で生まれた時は170㎝以下でした。

多摩動物公園の広いキリン舎では17頭のキリンが暮らしていて、一度にたくさんのキリンが見られるのもポイントです。赤ちゃんキリンと大きいキリンの体格差を見比べてもおもしろいでしょう。また、園内のショップにはキリンなどそれぞれの動物の特徴を再現したぬいぐるみが種類豊富にそろうので、立ち寄ってみてください。

多摩動物公園

  • 住所/東京都日野市程久保7-1-1
  • 電話/042-591-1611(多摩動物公園)
  • 交通/京王動物園線・多摩モノレール多摩動物公園駅からすぐ
  • 営業時間/9:30~17:00(最終入園16:00)
  • 入園料/大人600円・中学生200円・小学生以下と都内在住あるいは在学の中学生無料(中学生は生徒手帳提示)・65歳以上(要証明書)300円


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大人気アイドル動物14位 神戸市立王子動物園のジャイアントパンダのタンタン(兵庫県)

大人気アイドル動物14位 神戸市立王子動物園のジャイアントパンダのタンタン(兵庫県)
写真提供:神戸市立王子動物園Twitter メスのジャイアントパンダの旦旦(タンタン)

ジャイアントパンダとコアラが両方見られる動物園として人気の「神戸市立王子動物園」。1973年に、神戸市が中国の天津市と日中間では初めての友好都市提携を結んだことが、パンダの飼育展示のきっかけとなりました。現在は2000年に同園にやってきたメスのタンタンが暮らしており、1日に4回ある「お食事タイム」でパンダが竹を食べるようすが観察でき、アイドル動物の微笑ましい姿は地元神戸市民からも大人気となっています。

大人気アイドル動物14位 神戸市立王子動物園のジャイアントパンダのタンタン(兵庫県)
写真提供:神戸市立王子動物園Twitter

神戸市民に愛されるタンタン

タンタンは神戸市にやって来て21年。このたびふるさとの中国へ帰ることが決まっています(新型コロナウイルスの影響により時期は未定)。阪神淡路大震災後の神戸市民の心に寄り添い、復興を進める力となったタンタン。神戸の街ではタンタンへの感謝を記したバナーやポスターがあちこちで見られます。神戸市立王子動物園でタンタンの優雅なしぐさに感激したあとは、ぜひ美しい神戸の街並みを散策してみてください。

公式Twitterではきょうのタンタンの様子の動画などがご覧になれます♪
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