札幌でジンギスカンを食べるならこの店へ行こう!人気店&ビール園のお店を一挙紹介!
ジンギスカンは羊肉を使った郷土料理で、北海道では家庭やアウトドアで食べることでもおなじみです。 羊肉は鉄分などの栄養が豊富なうえ、野菜も一緒にたくさん食べられるので、とてもヘルシーなんですよ。 ま...
更新日: 2022年2月27日
年間を通して多く観光客が訪れる北海道最大の都市、札幌。
新しくおしゃれなカフェがどんどん増えていますが、一方で、昔ながらのレトロな雰囲気を大切に営業している喫茶店もたくさん残っています。
今回は、札幌市内で昔から地元の人に愛されている喫茶店や、懐かしいメニューが話題のレトロ喫茶店を6店ご紹介します。
まず初めにご紹介したいのは、1976年のオープン以来同じオーナーさんが運営し、現在も多くの常連さんに愛されている「倫敦館(ろんどんかん)」です。
古き良き純喫茶の定番メニューと言えば、やはりナポリタン!倫敦館の「スパゲッティナポリタン」は、ウインナー、ピーマン、玉ねぎ、マッシュルームといった具材とパスタを、ケチャップとコショウで炒めたもので、なつかしいお味です。サラダは小ぶりなココットで登場しますが、見た目よりも野菜がぎっしりと詰まっています。
深いコクのあるオリジナルブレンドコーヒーは単品500円・税込
オリジナルブレンドコーヒーは、苦味が強めですがコクがあるタイプ。ブラックで飲むのがおすすめです。
11:30~14:00のランチタイムは、ナポリタンとオリジナルブレンドのコーヒーとセットが1,000円(税込)でいただけるので、実質コーヒーは50円になるというお得なセットなのです。
店の中央には螺旋階段が
白い壁やレンガとの相性が良い、アンティーク調の木製家具を中心としたインテリア。近隣で働く方々がランチに訪れるほか、学生風の若い男性が2階席でゆっくり勉強をしていたり、年配の方がカウンターで新聞を読んでいたりと、老若男女、幅広い世代に愛されているお店です。
取材の日は天候が悪かったのですが、悪天候の日でも、お店には次々とお客さんが訪れていました。
駐車スペースは2階の会社と共同
地下鉄東西線西11丁目駅から石山通を北上すると、ミニ大通沿いに見えてくる大きな窓が目印。週末はすぐに駐車場がいっぱいになってしまうそうで、乗り合いや公共交通機関の利用で訪問する方が、スムーズに入店できるでしょう。
席は予約可能なので、混雑が予想される曜日や時間帯は、お店に問い合わせてください。
※新型コロナウイルス感染症対策
従業員のマスク着用、アルコール消毒等
続いてご紹介するのは「喫茶 つばらつばら クラシック」。前店舗である「宮越屋珈琲」の雰囲気を変えることなく、店長の出村舞さんが前オーナーの意思を引き継ぎ、同じ場所で喫茶店を切り盛りしています。
真っ赤なベロア生地の客席がどこか懐かしく、木の素材を中心としたお店のインテリアによく馴染んでいます。店内の窓は大きく、山麓側に大きく開け放たれた窓からは、正面に円山の景色が見えます。
SNSでも「レトロで可愛い!」と人気のプリンセット 800円(税込)
真っ赤なチェリーとホイップクリームがトッピングされたプリンはどこかレトロ。銀色の足付き皿に入って、さらに可愛らしい雰囲気を醸し出しています。
固めで甘さ控えめのプリンが、カラメルのほろ苦く、香ばしい風味を引き立てています。プリンの単品販売はしておらず、珈琲、紅茶、黒豆茶のいずれかの飲み物とセット。コーヒーはネルドリップで丁寧に淹れてもらえます。
上記以外の飲み物への変更はプラス100円(税込)、フロートへの変更はプラス130円(税込)で可能ですよ!
手前:「こどものクリームソーダ」 奥:「大人のクリームソーダ」各700円(税込)
ソフトクリームがたっぷりとのったクリームソーダは2種類から選べます。
「こどものクリームソーダ」は定番のメロン味で甘く、「大人のクリームソーダ」はさわやかなレモンスカッシュにソフトクリームが溶けて、すっきりと、しかしクリーミーな味わいが癖になります。ソフトクリームをはじめ、お店で使用している乳製品は全て「よつ葉乳業」のものを使っています。
山の途中にあるモスグリーンの外壁が目印
地下鉄や市電の駅からは少し距離があるですが、それでも朝早くから次々とお客さんが訪れる人気店。お店の目の前にバス停はありますが、便数の多い平日昼間でも1時間に1~2本程度。市電西線14条停からは徒歩20分ほどかかりますが、近くに伏見稲荷大社があり、晴れた日は周りの景色を見ながら散歩気分で歩いてみるのもおすすめです。
ただし、往路は急傾斜の上り坂になるので、体力に自信のない方はご注意を!駐車場もあるので、車での来店もOKです!
※新型コロナウイルス感染症対策
来店時の検温、従業員のマスク着用、適度な換気、アルコール消毒等
繁華街・すすきのの中心部で、深夜まで営業している「coffee & chocolate Marley(コーヒー&チョコレート マーレイ)」は自慢の自家製チョコレートと美味しい自家焙煎コーヒーがいただけるお店です。
おすすめは、ワイングラスで登場する「水出しアイスエチオピア」。5時間ほどの時間をかけて水出ししたエチオピア豆のアイスコーヒーは、香りがよくとてもさわやか。氷が解けて味が変わらないよう、アイスなしで提供されています。
誕生のきっかけは、オーナーの知り合いのシェフに「ワインの代わりになるものはないか」というリクエストなのだとか。シェフの店で提供されているフォアグラ料理に合う、ワインのようなフルーティーな味わいのアイスコーヒーを考案し、出すようになったのだそうです。
自家製チョコレート・580円(税込)
チョコレートはカカオ豆を焼くところから自前で行っているというこだわりよう。原料はカカオニブと砂糖のみ。提供されるチョコレートは日替わりで、その日によって違う種類が楽しめます。
今回は、なめらかな口当たりと濃厚なカカオの風味が味わえる「ガーナ」と、砂糖のサクサクした食感とフルーティーな甘さが特徴の「ベトナム」を、ハーフ&ハーフでいただきました。
添えられているのは、チョコレートの原料である「カカオニブ」。チョコレートと一緒に、素材そのものの味を楽しむことができます。
自家製チョコレートは店頭でも購入可能
チョコレートは「コーヒーショップ マーレイ」の看板商品で、本店である同店でも購入することができます。
カカオ豆の産地や甘さの違うチョコレートを好みによって選べるこちらのお店。店内で提供されているチョコレート以外にも種類がありますので、購入してお気に入りを探してみましょう!
店の奥にはローストマシーンが
木の家具が並ぶ店内は、間接照明の優しい光が心地よく、ついつい長居してしまいそうな空間です。ずっと使われ続けている木製の家具はところどころ自然なキズが入り、レトロでいい雰囲気を醸し出しています。
店内は喫煙可能。かつての喫茶店は大体が喫煙可能でしたが、今となっては珍しい存在となりました。
ピンク色の壁が目印
飲食店が並ぶ雑居ビルの合間に見える、ピンク色の壁が目印です。
取材時は新型コロナウイルス蔓延防止対策期間のため営業時間が変更されていましたが、通常は深夜2時まで営業しています。
すすきのへお酒を飲みに行った帰りに、美味しいコーヒーで締めるのもよいですね。
※新型コロナウイルス感染症対策
従業員のマスク着用、アルコール消毒等
地下鉄東西線西18丁目駅そばにある「喫茶ちゃっかる」は、おしゃれなカフェが増えている円山エリアで、昔ながらの「喫茶店」スタイルを貫いているこだわりのお店です。
人気メニューは厚切りで食べ応えのあるトーストメニュー。「軽食」ではなく「食事」としてオーダーする人も多い「ピザトースト」は、サラミ、玉ねぎ、ピーマン、コーン、チーズといった豊富な具材をたっぷりとのせて焼き上げており、自家製のピザソースがとても美味しく、やみつきになる逸品です。
トーストメニューをオーダーすると、無料で固ゆでのゆで卵がついてきます。
同店のコーヒーはサイフォンで丁寧に淹れられます。サイフォン用にブレンドした、札幌市北区でコーヒーの卸売りも行っている「神野喫茶店×JINNO COFFEE」の豆を使用したコーヒーは、苦味が強く、コクがあって濃厚なお味。ミルクや砂糖を入れていただくのもおすすめです。
カフェオレフロート・650円(税込)
また、各種アイスドリンクはプラス100円(税込)でフロートにすることが可能。店主の石岡彩子さんが厳選するバニラアイスクリームが乗った「カフェオレフロート」は、あっさりとした甘さのアイスクリームとコーヒーのほろ苦さがマッチした、ミルク好きにはたまらないドリンクです。フレンチコーヒーとミルクのグラデーションが美しいですね!
ドリンクメニューをオーダーすると、懐かしい「チョコ玉」がおまけでついてきますよ!
店内は終日喫煙可能
終日喫煙可能なお店ですので、タバコを吸わない方はご注意を。テーブルに置かれた灰皿には、消臭効果のあるコーヒーの出涸らしが入っています。
懐かしいデザインの家具が並ぶ店内
本棚には本がぎっしりと用意され、おいしいコーヒーをいただきながら、本を読んでのんびりするのに最高の空間です。
平日でもほぼ満席の同店は、老若男女を問わず人気が高いお店ですので、ランチタイムには席の確保が難しい日もあるようです。できれば時間をずらして訪れるのが良いですね。
食品サンプルが並ぶショーケースと店名入りの行灯がレトロ
黄色いひさしが目印の店舗外観。ショーケースに並んだ食品サンプルを見るだけでワクワクします!
※新型コロナウイルス感染症対策
従業員のマスク着用、アルコール消毒、適度な換気、ソーシャルディスタンスの確保等
札幌市白石区のサイクリングロード沿いにある「Cafe 阿毘達磨(あびだるま)」は、めったにメディアの取材は受けないという芋田さんご夫婦が営む隠れ家的な喫茶店。焙煎の技術を独学で学んだという、ご主人の満さんがコーヒーを焙煎。奥様の寿子さんは主に調理と接客を担当されています。
数種類の豆を合わせて焙煎した自慢のオーガニックコーヒーは、ハンドドリップで丁寧に落とした、雑味と酸味が少ない飲みやすい一杯。コーヒーに添える砂糖もオーガニックのものを使用し、体にいいものをとことん追及して提供しています。
スイーツに彩りを添えるダマスクローズもオーガニックのもの。「ガナッシュショコラ」(1,200円・税込・セット価格のみ)
通年で人気の「ガナッシュショコラ」は、オーガニックコーヒーとセットで1,200円。紅茶とのセットもOKで、茶葉の種類によって1,200~2,000円と価格が変わります。
トップにビターチョコレートのガナッシュを使い、その下に抹茶、プラリネ、ビター&ミルクのガナッシュを層になっていて、寿子さんのこだわりがたっぷりと詰まった、体に優しいスイーツ。
スイーツに使われている抹茶は、甲賀市信楽の「かたぎ古香園(ここうえん)」から買い付けた無農薬のものを使用。飾りと香り付けにちりばめられているお花はダマスクローズのエディブルフラワーです。
チョコレートのブラウン、抹茶のグリーン、ダマスクローズのマゼンタのコントラストがとても色鮮やかですね!
個性的な家具が並ぶ客席
テーブルなど、一部の家具は満さんの手作り。店内は2つの空間に分けられていますが、それぞれに薪ストーブが設置されています。
アンティーク調のガーデン家具で、レトロなインテリアが特徴です。
看板犬のマークくん
ホールでお客さんの様子を伺うのは9歳(取材時)の柴犬「マークくん」。ちょっぴり臆病ですが、慣れてくると時折、愛嬌を振りまいてくれます。
お店のロゴが描かれたランプと看板が目印
店舗はサイクリングロード脇の車道に面しており、入口が少し見えにくいかもしれません。建物の手前に置かれたこちらの看板を目印に探してみてください。
※新型コロナウイルス感染症対策
従業員のマスク着用、適度な換気、ソーシャルディスタンスの確保、アルコール消毒等
最後にご紹介するのは、二条市場のお隣にある「寿珈琲(ことぶきこーひー)」です。
「カフェ・ド・フィン」という喫茶店が、2007年に経営者が代わり、オープンしたのがこちらのお店。近隣住民はもちろん、市場を訪れる観光客やSNS世代の若者も多く訪れる人気の喫茶店です。
人気スイーツの1つ「レモンケーキ」は、同店の元スタッフだった「konomu coffee(コノムコーヒー)」のオーナーが作ったもの。固めに作られたケーキで、一口ごとに満足感があり、小ぶりながらもしっかりと食べ応えがあります。
手前:いちじく入りバスクチーズケーキ・500円 奥:オリジナルブレンド(ナチュラル)580円(各税込)
パウンドケーキのようにスライスされて登場する「いちじく入りバスクチーズケーキ」は、人気のイタリアンレストラン「RICCI cucina ITALIANA(リッチ・クチーナ・イタリアーナ)」のシェフが考案したものです。
やわらかく香ばしいバスクチーズケーキに、プチプチとしたいちじくの種の食感が良いアクセントとなっています。
オリジナルブレンド(ナチュラル)コーヒーは、ネルドリップでじっくりと抽出した中煎りのコーヒーで、コクがあるのにあっさりし、スイーツとの相性もばっちりです!
カウンターとテーブル2つの小ぢんまりとした店内
店内は喫煙可能。テーブル席スペースは札幌軟石の壁をそのまま使っています。奥の壁面に飾られた絵画作品は毎月替わり、ギャラリーとしても利用されています。
来店時にはカウンターにお客さんが集まり、新聞を読んだりコーヒーを楽しんだりしていました。昔ながらの喫茶店のように、カウンター越しの店員との距離が近く、時折会話を楽しめるのもポイントですよ。
入口横の小窓からテイクアウトのオーダーが可能
お店の場所は二条市場の真向かい。地下鉄駅二駅が近くにあるため、買い物や観光の途中に気軽に立ち寄ることができます。
深夜までオープンしているので、夜に美味しいコーヒーやスイーツを楽しむのも良いですね。
※新型コロナウイルス感染症対策
従業員のマスク着用、適度な換気、アルコール消毒等
コーヒー、ナポリタン、クリームソーダ、プリンなど、喫茶店のアイコン的メニューは、令和の時代になっても人気。店内のレトロな雰囲気も、ゆったりした時間を過ごすには重要な要素です。
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