【淡路島】名物丼を食べるならこのお店! 海鮮丼に淡路島牛丼などご紹介!
豊かな山海の恵みが魅力の兵庫県淡路島。 今回は、島ならではの名物丼をご紹介します。 生しらす、ウニ、タコなど、さまざまな魚介をメインとする丼をはじめ、島を代表するソウルフードの淡路島牛丼など、多彩...
イザナギとイザナミの二柱の神様が海をかき回して日本列島を造ったと伝える「国生み神話」。
淡路島は国生み神話の舞台になった場所と伝わり、最初にできたのが淡路島の南に浮かぶ沼島といわれています。
この島を囲む海は良質なハモを産出し、島内には新鮮なハモ料理がいただける食事処が集合。
国生み神話の里とおいしいハモ料理を楽しみに、淡路島から沼島へひと足延ばしてみてはいかがでしょうか。
沼島は、南あわじ市の土生港から連絡船に乗って10分の位置にある島。
ここには上立神岩をはじめとする奇岩が海上にそびえ立ち、1億年前の地球のシワに例えられる鞘型褶曲という世界的に貴重な岩石もあります。
国生み神話で最初にできた島が「おのころ島」といわれ、その最有力候補とされているのが沼島です。この島の周囲は断崖や奇岩が連なり、小さな集落に複数の社寺が集まるなど、島全体が神話を彷彿させる神聖な雰囲気。関西屈指のハモの漁場としても有名で、旬の夏場はその味を求めて多くの人が訪れます。
鮮度抜群のハモ料理は沼島観光の大きな楽しみ
沼島海水浴場は驚くほど透明度が高い
おのころ神社には、イザナギとイザナミの二神の石像が建つ
島の中央に鎮座する沼島八幡神社
沼島へは淡路島の南端にある土生(はぶ)港から連絡船に乗って10分。1日10便が淡路島と沼島間を往復しています。船は1〜2時間に1便なので、HPなどで発着時間をしっかりと確認してくださいね。
<土生港から>
沼島汽船で10分(1日10便運航)
料金片道480円/往復920円
問い合わせ:沼島汽船
電話:0799-57-0008
<土生港へのアクセス>
西淡三原ICから20km、または陸の港西淡かららんらんバス南北幹線で57分、沼島汽船場前下車すぐ
島を結ぶ連絡船「しまちどり」
小さな島なので、島内の移動は徒歩が基本。集落でレンタサイクルも借りられます。車は沼島に渡る前に土生港の駐車場に止めておきましょう。
島中心部の集落にはノスタルジックな細い路地が続きます
沼島の見どころは、国生み神話の里を感じる神社や海と島が織り成す絶景。沼島に来たら訪ねておきたい代表的な観光スポットを紹介します。
沼島の周囲10kmを漁船に乗って一周するクルージング(所要約50分)。海からでしか見られない島や奇岩の迫力ある風景を楽しむことができます。
波が穏やかな日は船が島に近寄ってくれて間近に奇岩や洞窟を見学できる
沼島に関する逸話を交えた同乗ガイドさんの案内も楽しい
上立神岩は海にそそり立つ高さ約30mの巨岩で、鋭利なその形からイザナギとイザナミの二柱が海をかき回すのに使った“天の沼矛(あめのぬぼこ)”といわれています。
岩の中央部がハート形にくぼんでいて近年は恋愛成就のシンボルとしても人気
上立神岩のデータ
電話:0799-52-2336(南あわじ観光案内所)
住所:南あわじ市沼島
時間:見学自由
アクセス:沼島ターミナルセンターから徒歩30分
沼島の御神体山である「おのころ山」の山頂にある神社。イザナギ・イザナミの二柱を祀っており、簡素な造りの拝殿と本殿に神々しい澄んだ空気が漂っています。
山道と100段ほどの石段を上った先にあるので参拝の際は注意が必要
おのころ神社のデータ
電話:0799-57-0146(沼島八幡神社)
住所:南あわじ市沼島73
時間:参拝自由
アクセス:沼島ターミナルセンターから徒歩20分
京都岩清水八幡宮の分霊を勧請し、創建されたと伝わる神社。拝殿には昔の沼島の生活を表す13額の絵が掛けられ、全国的にも珍しい逆羅針盤が奉納されています。
島の中央部に鎮座する神社で、石段を上った先に拝殿がある
かつて水軍の拠点だった様子を描いた絵に注目
沼島のイチオシグルメが島名物のハモ料理。周辺の漁場から揚がったばかりの新鮮なハモを使った鍋や御膳、コース料理は絶品の味わいです。
職人技で調理されるハモの味に感動必至
天然ハモはもちろん、鯛やカニなど沼島近海で漁獲した新鮮な海の幸を心ゆくまで楽しめる民宿・食事処。5〜9月限定で提供される「鱧すきコース」はまさにハモづくしです。
すき鍋に湯引き、天ぷら、握り寿司などでハモを堪能できる鱧すきコース1人前8800円(要予約、写真は2人前、オーダーは2名以上で)
すき焼き風のだしとふわっとしたハモの身が絶妙な味
沼島の漁師が営む民宿兼食事処
ハモ料理で有名な旅館の味が気軽に楽しめる食事処。沼島近海でとれた天然もののハモを使った鱧ミニ御膳をはじめ、旬の地魚を中心としたメニューをとりそろえています。
湯引き、天ぷらなどハモをしっかり楽しめる鱧ミニ御膳2500円
旬の魚介たっぷりのお造りセット1400円
島の有名旅館の1階にある食事処
「鱧蔵(はもぞう)」を名乗る店主が自信を持ってハモ料理を提供。ハモすき鍋や珍味のハモ卵、おまかせコースや海鮮鍋コースなど、沼島の伝統料理をたっぷり味わえます。
伊勢エビやアワビをはじめ約15種類の具材を豪快に盛った海鮮鍋コース8800円〜(要予約、写真は2〜3人前)
上りになった路地の途中にある食事処
集落の中心部、沼島八幡神社の向かいにある沼島唯一のカフェが「吉甚 バッタリ・カフェ」です。国生み神話にちなんだフロートや軽食が楽しめ、島民手作りのみやげも販売しているので島歩きのひと休みに最適です。
築100年の古民家を使用したレトロな店
一番人気の国海(くにうみ)ソーダフロート700円
4種類ある沼島限定ドリップコーヒーは1個300円、4個セット1150円
吉甚 バッタリ・カフェのデータ
電話:0799-53-6665
住所:南あわじ市沼島2400
時間:10:30〜17:30(季節により異なる)
休日:月・木曜、水・金曜不定休
アクセス:沼島ターミナルセンターから徒歩7分
沼島は集落が一つしかない小さな島。日帰りで主な見どころをひとめぐりできますが、1泊して島の自然とハモ料理をゆっくりと楽しむのもおすすめです。島に流れる静かな時に心身がリラックスできるので、日々の生活に疲れたら一度訪ねてみてくださいね。
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まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!