トップ >  北海道 > 札幌・函館・旭川 > 函館・道南 > 

【函館】早わかり!エリア&基本情報をチェック!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2018年7月31日

この記事をシェアしよう!

【函館】早わかり!エリア&基本情報をチェック!

函館は安政6(1859)年に開港。いち早く海外の文化が根付き、異国情緒漂う街並みが形成された。また、周囲を海に囲まれた魚介の宝庫でもある。


エリアのお楽しみ

主要エリアのアクセス

新函館北斗駅
 ↓
 ↓JR「はこだてライナー」15〜20分、360円
 ↓函館バス50分〜1時間26分、700円
 ↓国道5号・国道227号・道道262号経由 約18km
 ↓
函館駅
 ↓
 ↓函館帝産バス20分、410円
 ↓道道63号・国道278号経由 約9km
 ↓
函館空港

グルメ

イカなどの海鮮料理や塩ラーメン、ご当地グルメも

函館といえば、イカをはじめとする新鮮な海の幸。函館朝市や居酒屋などで味わおう。透き通ったスープの塩ラーメンや、「ラッキーピエロ」のチャイニーズチキンバーガーもぜひ。

グルメ

イカ料理

グルメ

塩ラーメン

グルメ

ラッキーピエロ

おみやげ

新鮮な海の幸はもちろん函館生まれのスイーツも人気

おみやげは函館朝市で買える北海道産の旬の魚介や水産加工品がおすすめ。近年は、北海道産の原材料にこだわったチーズオムレットも人気だ。

おみやげ
おみやげ

魚介類

おみやげ
おみやげ

チーズオムレット

見どころ

函館山のふもとに異国情緒あふれる教会・洋館が点在

レトロな街並みを形成する教会や洋館群は、函館山の北麓に広がる元町エリアにある。夜は函館山からの夜景を楽しもう。夜景観賞のあとは教会群のライトアップ見学もできる。

見どころ

元町教会・洋館群

見どころ

函館山の夜景

温泉

函館中心部から市電で30分観光の拠点としても便利

松倉川沿いを中心に約30もの温泉宿が建ち並ぶ北海道三大温泉郷のひとつ。函館中心部や函館空港からも近い。

温泉

湯の川温泉

トラベルカレンダー

春は五稜郭の桜、夏は函館港まつり、冬は元町のイルミネーションと、一年を通して楽しめる街。人気はウニやスルメイカなどの海産物が旬を迎え、過ごしやすい気候の夏。

春 4月~6月

イベント

第49回箱館五稜郭祭
期間 5月19・20日
会場 五稜郭公園、行啓通りほか
問い合わせ 0138-51-4785(箱館五稜郭祭実行委員会)

戊辰戦争当時を再現する「維新行列」・音楽パレードが人気。


開花は4月下旬から5月上旬にかけて。五稜郭公園が桜の名所。

アドバイス

4月
雪解けの季節。下旬頃には道南地域に桜前線が到来。五稜郭公園などは花見客で賑わう。

5月
上旬は花見の時期。春といっても肌寒い日があるので、上着を用意して体温調節を。

6月
函館名物のスルメイカ(真イカ)が味わえる時季の到来。真イカのゴロ(内臓)は絶品。

春 4月~6月

夏 7月~8月

イベント

函館港まつり
期間 8月1〜5日
会場 函館港、市内一円
問い合わせ 0138-27-3535(函館港まつり実行委員会)

初日の盛大な花火大会が見もの。名物「いか踊り」も人気。

スルメイカ
真イカとも呼ばれ、体格が大きく身は食べごたえがある。函館では6〜12月に味わえる。

アドバイス

7月
夏らしい爽やかな時季。大沼公園で乗馬やカヌーを体験するにはもってこい。

8月
道南最大のイベント函館港まつりが開催。お盆過ぎまでは北海道の真夏を体感できる。

夏 7月~8月

秋 9月~11月

イベント

はこだてMOMI-Gフェスタ
期間 10月下旬〜11月上旬
会場 見晴公園内 香雪園
問い合わせ 0138-40-3605(函館市住宅都市施設公社)

紅葉の夜間ライトアップのほか、ジャズなどのミニライブも。

紅葉
10月上旬頃から木々が色づき始める。香雪園の夜間ライトアップが美しい。

アドバイス

9月
やわらかな秋の日差しがここちいい季節。大沼では徐々に木々が色づく。薄手の上着が必要。

10月
市内の街路樹も紅葉を迎える。上着のほかにストールなど軽い防寒小物があると安心。

11月
気温が下がり、市内では初雪も見られる。コートやマフラーなど冬の服装が必要。

秋 9月~11月

冬 12月~3月

イベント

はこだてクリスマスファンタジー
期間 12月1〜25日
会場 赤レンガ倉庫群前海上
問い合わせ 0138-27-3535(はこだてクリスマスファンタジー実行委員会)

海上に浮かぶ高さ20mもの巨大ツリーが美しく輝く。

冬 12月~3月

はこだてイルミネーション
期間 2018年12月〜2019年2月末(予定)
会場 二十間坂、八幡坂など
問い合わせ 0138-27-3535((はこだて冬フェスティバル実行委員会)

元町・函館山エリアの街路樹が美しい電飾で彩られる。

大沼函館雪と氷の祭典
期間 2月上旬の2日間
会場 大沼国定公園広場
問い合わせ 0138-67-3020(七飯大沼国際観光コンベンション協会)

大沼湖の氷で造ったジャンボ滑り台が人気。

ヤリイカ
体格が小さく身が薄いが、甘みがありやわらかい。函館では12〜翌5月に味わえる。

アドバイス

12月
街は一気にクリスマスムードに。観光スポットのあちこちが美しくライトアップされる。

1月
真冬日が多いので防寒対策はしっかりと。積雪も多いので靴には滑り止めなどが必要。

2月
一年で最も冷え込みを感じる時季。屋内外の気温差を調整できる服装がベター。

3月
日差しが徐々に暖かくなる。しかし朝晩はまだまだ冷え込む日が続くので要注意。

プランニングのヒント

日数
函館は観光スポットがコンパクトにまとまった街。最短で1泊2日あれば主要な観光スポットはまわることができる。

宿
観光の便利さで選ぶなら函館駅周辺や元町・ベイエリア、温泉なら湯の川温泉、晩ごはんを重視するなら五稜郭で。

めぐり方
1日目は元町・ベイエリア、2日目は函館駅周辺、五稜郭が定番。もう1泊あると、大沼や松前・江差にも行ける。

王道プラン 車

1 日 目

午前 函館空港でレンタカーを借りて元町エリアへ
昼  元町エリアで洋食
午後 函館市元町観光駐車場などに車を置いて徒歩で元町・ベイエリア観光
夜  函館山で夜景観賞
宿泊 湯の川温泉泊

2 日 目

朝  函館朝市(朝食に海鮮丼、海産物・農産物みやげ)
午前 車で大沼方面へ大沼周辺観光(湖畔散策、カヌー、乗馬など)
昼  大沼周辺でランチ(ステーキ)
午後 車で五稜郭周辺へ五稜郭散策(五稜郭タワー、五稜郭公園)

+ 1 泊 す る な ら

宿泊 江差泊
午前 江差周辺観光(いにしえ街道、幕末の軍艦 開陽丸など)
昼  横山家でニシンそば
午後 松前へ移動し、松前周辺観光(松前城、松前藩屋敷など)
夜  函館空港へ

王道プラン 鉄道&バス

1 日 目

午前 函館空港からシャトルバスでJR函館駅エリアへ
昼  元町エリアで洋食
午後 徒歩で元町エリア観光
夜  函館山で夜景観賞、夕食は海鮮居酒屋(イカ)
宿泊 駅周辺のビジネスホテル泊

2 日 目

朝  函館朝市(朝食に海鮮丼、海産物・農産物みやげ)
午前 金森ベイエリア散策、みやげ探し
昼  五稜郭エリアで塩ラーメン
午後 五稜郭散策(五稜郭タワー、五稜郭公園)バスで函館空港へ

+1泊するなら

宿泊 湯の川温泉泊
午前 市電で函館駅へ移動、JRで大沼へ
昼  大沼周辺でランチ(ステーキ)
午後 大沼周辺観光(湖畔散策、カヌー、乗馬など)
夜  JRで函館駅行き、シャトルバスに乗り換えて函館空港へ

行く前に見たい!盛り上げDVD

『世界から猫が消えたなら』

余命わずかな郵便配達員が大事なものを失うことで死と向き合う。佐藤健、宮㟢あおい出演。「世界から猫が消えたなら DVD 通常版」DVD発売中¥3800+税 発売元:小学館・博報堂DYメディアパートナーズ・アミューズ 販売元:東宝

現地で飲みたい!ご当地牛乳

現地で飲みたい!ご当地牛乳

函館牛乳500ml 140円(函館牛乳 あいす118)

現地で飲みたい!ご当地牛乳

鈴木牧場牛乳200㏄130円(鈴木牧場牛乳)

エリア内交通情報

エリア内交通情報

お得な乗車券

函館市内を走る市電とバスには各種1日乗車券がある。特に人気なのは市電1日乗車券で、見どころ案内付きの路線図マップが付いてくる。また乗車券提示で割引のある施設もある。

函館・道南エリアで使えるお得な乗車券

■市電1日乗車券600円
市電全線
市電車内・函館市観光案内所などで販売

■函館バス専用バス1日のりほ〜だいきっぷ「カンパス」800円
函館バスの指定区間
バス車内・函館駅前バス案内所などで販売

■市電・函館バス共通乗車券1日乗車券1000円・2日乗車券1700円
市電全線と函館バスの指定区間
市電車内・函館市観光案内所・函館駅前バス案内所などで販売

函館市内の移動手段

函館の移動は各エリアに路線が張りめぐらされている市電が基本だ。主要な観光スポットは市電の停留所から徒歩圏内にある。市電が走っていない観光スポットへは、路線バスを利用しよう。市電や函館バスではSuicaなどの全国相互利用の交通系ICカードが使える。荷物が多い場合はタクシーでの移動がおすすめだ。函館駅やベイエリアの函館明治館前、五稜郭タワー近くなど、観光スポット周辺に常時待機している。

 

★市電
函館の市電は、湯の川〜函館駅前〜十字街〜函館どつく前と湯の川〜函館駅前〜十字街〜谷地頭の2系統が交互に日中6分間隔で運行されている。乗り方は車両中央で乗車し、前方から下車する。運賃は後払い。0138-52-1273(函館市企業局交通部事業課)

★周遊・路線バス
「元町・ベイエリア周遊号」は函館のメイン観光エリアを周遊。一周約30分で料金は1回乗車ごとに210円。「とびっこ」は函館空港発着で、湯の川や五稜郭を経由する。
0138-22-8111(函館バス函館駅前案内所)

★自転車タクシー
ベイエリア、函館駅前を営業エリアとする自転車タクシー 「ノッテ はこだて」。4月上旬〜11月上旬の運行で、初乗り1名300円〜。時間制貸し切りもある(1台15分1500円)。
090-9008-0285

★定期観光バス
定期観光バスは北都交通が運行。函館市内や大沼などの主要観光スポットをまわるコースを各種用意している。
0138-57-4000(北都交通)

★レンタサイクル
「レンタサイクルはこりん♪」では4月上旬〜11月下旬に電動アシスト付き自転車を貸し出している。
0138-27-4777(えぞりす)

★観光タクシー
市電から離れた観光スポットや夜景観光などには観光タクシーの利用を。
0138-51-0168(函館タクシー)
0138-47-0005(道南ハイヤー)

函館市内の移動手段

定期観光バスの一例

見どころ満足1日コース[要予約]

■運行期間/4〜10月
■料金/5400円
■発車到着時刻/8:10→17:00(函館駅前バスターミナル発着)
■所要時間/8時間50分(函館駅前バスターミナル発着)

函館駅前バスターミナル➡トラピスチヌ修道院➡五稜郭公園➡函館朝市(昼食)➡青函連絡船記念館摩周丸➡元町教会群ガイド付散策➡外国人墓地➡金森赤レンガ倉庫群➡函館駅前バスターミナル

定期観光バスの一例

定期観光バスで立ち寄る天使の聖母トラピスチヌ修道院

函館・道南の新着記事

【無料のWEBマガジン】月刊まっぷる4月号:特集は「今こそ北陸へ!」「春の開運旅」「GWにおすすめの道の駅」、連載企画「聖地巡礼」「アンテナショップでご当地グルメ!」「月イチご褒美ラーメン」「日本の吊り橋」「ご当地名物食べ比べ」「いぎなり東北産の推しみやげ」「12星座占い」

2023年3月の創刊からお陰様で『月刊まっぷる』は1周年を迎えました! そして2024年4月号にて大幅リニューアルします!! ‟今”行きたい旅とおでかけ情報をお届け!というコンセプトはそのままに、...

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』先取り聖地巡礼!今年も『コナン』のゴールデンウィークがやってくる!

劇場版『名探偵コナン』シリーズ第27作目となる最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、2024年4月12日(金)に公開されました。 日本全国津々浦々、さらにはロンドンやシン...

【北海道 函館・夜ごはん】函館で夜を楽しめるとっておきのお店10選!函館で夜ごはんをするならどこがいい?

仕事や遊びの帰りに北海道の函館で夜ごはんを食べたいけど、いたるところに飲食店があるから迷ってしまった経験はありませんか? そこで今回は、函館でおすすめの夜ごはんのお店をご紹介いたします。 鳥ガ...

【函館】冬のおすすめ観光スポット30選 冬の函館を遊びつくそう!12月・1月・2月【2024年版】

今回は冬でも楽しめる函館のおすすめ観光スポットをご紹介。 冬の函館でも楽しめる観光スポットをチェックして、旅行やおでかけを満喫しましょう。 澄み切った空気の中、定番の観光スポットも他の季節では...

【北海道函館市・日帰り温泉】露天風呂やサウナなど函館市で人気の日帰り温泉13選をご紹介

今回は北海道函館市で人気の日帰り温泉をご紹介します。 函館の夜景や漁火、満天の星を眺めながら入浴できる「湯元 啄木亭」や五稜郭をまねた星形をした露天風呂がある「谷地頭温泉」など泉質はもちろんです...

函館の居酒屋で一杯!函館駅・五稜郭・湯の川温泉で肴自慢の居酒屋15軒。肴がうまいって幸せだ!

テーブルについたら、まずは一杯。目の前には炉端で焼き上げる焼き物に、鮮度抜群の活物…… 函館の居酒屋へ駆け込みましょう!函館駅・五稜郭・湯の川温泉のエリアで順にご紹介します! 函館駅からすぐの...

函館から亀田半島をぐるり旅 温泉&縄文遺跡&いかめし発祥の地・森町をめぐるドライブルートはこちら!

北海道でも有数の観光都市・函館がある渡島(おしま)半島は、南部でさらにふたつの半島に分かれます。 南西部が松前半島、南東部が亀田半島です。 亀田半島は恵山岬を頂点に突出した部分にあたり、南は津...

北海道のおすすめ登山スポット10選 日本一早い紅葉や世界遺産の山

『日本百名山』より、9座も選定されている北海道は登山スポットの宝庫。 広大な面積の中には数多くの名峰が並び立ち、四季折々多くの登山愛好家を魅了しています。 日本一早い紅葉を迎える大雪山(たいせ...
もっと見る

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。