函館必食グルメ!【塩ラーメン】シンプルだけど奥深い味!
北海道三大ご当地ラーメンのひとつである函館の塩ラーメン。シンプルな一杯だけに、 店ごとのこだわりがストレートに表現される。...
更新日: 2021年6月7日
箱館開港後の警備・蝦夷地防衛などを目的に、元治元(1864)年に完成した五稜郭がメインスポット。
土方歳三が活躍した箱館戦争の舞台としても有名です。
幕末の役所を復元した箱館奉行所や、星形の城郭を見下ろせる五稜郭タワーなど、周辺には見どころが満載!
五稜郭タワー内は、展望台以外の施設も充実しているので、おみやげ探しも楽しめます。
Q そもそも五稜郭ってなに?
外国との対応や開港場の統治、蝦夷地の開拓のために設置された箱館奉行所の防衛のために建設された。16世紀頃のヨーロッパ各地に造られた「城塞都市」をヒントに日本で初めて造られた西洋式要塞だった。
Q どうして星形をしているの?
稜堡と呼ばれる5つの突出した構造部分に小銃を配置、敵がどの方向から攻めてきても十字砲火が行なえるよう死角をなくすため。
Q 五稜郭が舞台になった箱館戦争ってなに?
慶応4(1868)年に始まった旧幕府軍と新政府軍による内戦・戊辰戦争の最後の戦いのこと。蝦夷地に上陸した旧幕府軍が本拠地にしたのが五稜郭だった。
◆ACCESS◆
市電 函館駅前
⇩ 市電17分 タクシー10分
市電 五稜郭公園前
⇩ 徒歩15分
五稜郭公園
市電 湯の川
⇩ 市電15分 タクシー10分
市電 五稜郭公園前
⇩ 徒歩15分
五稜郭公園
市電電停「五稜郭公園前」のほか、JR五稜郭駅も存在する。JR駅は五稜郭公園より西に約2km離れた位置であるため、公園へのアクセスは市電の利用が望ましい。
幕末期に土方歳三が活躍した舞台として有名な五稜郭公園。公園内を散策するだけでも箱館戦争の名残を見てまわることがでできますが、2010年に復元された箱館奉行所や五稜郭タワーといった施設を訪れると、より深く歴史に触れることができますよ。
◆楽しみ方のPoint◆
五稜郭公園は朝5時から、五稜郭タワーは8~9時(時期により異なる)、箱館奉行所は9時からと、比較的早い時間から開放されているので、午前中の観光コースとしておすすめ。
所要時間:3時間
雨の場合:雨具が必要
おすすめシーズン:5月上旬~12月下旬
⇩ 徒歩15分
五稜郭公園入口手前にそびえ立つ。まずはここで五稜郭の星形を見渡そう。
⇩ 徒歩3分
ここが五稜郭公園の表玄関。この橋を渡り、城郭から独立した土塁(半月堡)へ。近くには郭内の案内板がある。
⇩ 徒歩すぐ
石垣の上を1列飛び出させることで敵兵が石垣を登るのを防ぐ、という特殊な構造の武者返しを見学。
⇩ 徒歩すぐ
半月堡から二の橋を渡り郭内へ。郭内に入ってすぐには藤棚のトンネルがあり、春には藤の花が満開に。
⇩ 徒歩3分
園内には土手のように高くなっている部分があるが、何か所か階段が設置されているので、そこから上ることが可能。土手に上ると郭内の木々を目線と同じ高さから見ることができる。なお、土手伝いに郭内を一周することはできない。
五稜郭設計の功績を讃えた石碑。大変な秀才であったことから、なでれば頭がよくなるという都市伝説がある。
⇩ 徒歩すぐ
幕末の箱館開港にともない設置された江戸幕府の役所を、発掘調査や文献資料、古図面、古写真などの詳細な調査をもとに復元。五稜郭の歴史など興味深い展示が満載だ。
⇩ 徒歩すぐ
気軽に寄れる休憩所。建物の前には、昭和36(1961)年に秩父宮殿下(当時)がお手植えされた桜の木がある。
⇩ 徒歩すぐ
五稜郭築造の際に建てられた付属建物の1棟。夏季は建物内を公開し、パネルや出土品の展示を実施。
⇩ 徒歩すぐ
兵糧庫前には箱館戦争時に使われた大砲が置かれている。イギリス製とドイツ製の2つを展示。
⇩ 徒歩20分
五稜郭の星形が一望できる
五稜郭公園に隣接する高さ107mの白いタワーは、眺望はもちろん施設内も見どころいっぱい。展望階は360度ガラス張りで、星形の五稜郭を含めた市内の景色を一望できます。また、展望2階にある五稜郭歴史回廊では、フィギュアやパネルなどによる解説があり、函館の歴史をわかりやすく紹介。タワー内は展望台以外の施設も充実しているので、ランチや休憩、おみやげ探しを楽しみましょう。
360度ガラス張りの窓から楽しむ迫力満点の眺め!
なんといってもメインは展望台からの眺め。全面ガラス張りの展望フロアから、星形の五稜郭の外郭を見て取れる。展望1階には、強化ガラスでできたシースルーフロアがあり、タワーの高さを実感できる。5月上旬の桜の時季の眺めも美しい。
タワーから眺める五稜郭公園の四季
<春>
例年4月下旬~5月上旬に約1600本もの桜が咲き誇り、ピンク色でいっぱいに。
<夏>
新緑が美しい夏の五稜郭。郭内中央には箱館奉行所がハッキリ見える。
<秋>
10月中旬~11月上旬には、五稜郭の木々が真っ赤に染まり、短い秋を感じる。
<冬>
真っ白に雪化粧した五稜郭も印象的。濠の水面が凍っているのがよく見える。
楽しみは眺めだけじゃない!五稜郭歴史回廊で歴史を学ぼう
「五稜郭歴史回廊」は五稜郭について学べる展示が充実したスペース。特にペリー艦隊来航から、箱館戦争の終焉までを精巧なフィギュアで見られるメモリアルポールが面白い。
グラフィック展示や模型など、見ごたえ十分の内容
シースルーフロア
ガラスの床で真下が見える強化ガラスの床がスリル満点。まるで空中散歩をしているかのよう。
新選組カラーのソフトクリームも人気です!
2019年6月から新選組ソフトクリームが販売中。新選組の浅葱色をイメージした色で、ラムネのさっぱりとした味わい。ミックスはミルクとラムネの風味を同時に楽しめる。
ココで買える:【展望室1階】カフェスタンド、【1階アトリウム】Food&Drink 107(夏季限定販売)
新選組ミックス 330円
個性豊かなグルメスポットでのランチもおすすめ
老舗の洋食店「五島軒」のカレー専門店「レストラン五島軒 函館カレーEXPRESS」や海鮮料理が味わえる「四季海鮮旬花」と飲食施設も充実。2階にはジェラートの店「MILKISSIMO」も。
「レストラン五島軒 函館カレーEXPRESS」の函館海の幸カレー
箱館戦争で35歳の若さで生涯を閉じた土方歳三。現在も多くのファンがいる幕末のヒーローだ
ひと休みに最適な光差し込む開放的な空間
緑が植えられた全天候型のガラス張りのアトリウムは観光途中にちょっと足休めをしたいというときにぴったり。地元の牛乳を使ったソフトクリームも人気。
緑を囲んだベンチでひと休みをしよう
アトリウム内のステージ横にある土方歳三のブロンズ像
五稜郭みやげは新選組グッズでキマリ!
定番のみやげは新選組グッズ。土方歳三や新選組のマークをモチーフにしたグッズやお菓子が種類豊富にそろっている。
豊天商店 五稜郭トートバッグ 1320円。和柄ブランドの五稜郭限定デザイン
新選組マスキングテープ 550円
スペインタイルコースター 新選組 1467円
五稜郭のキャラクター・GO太くんぬいぐるみ(L) 1760円
新選組 A5ダブルリングノート 509円
豊天商店 五稜郭ソックス 550円
五稜郭 シリコンコースター 550円
建築当時の様子を再現幕末にタイムトリップ
幕末の箱館開港にともない設置された江戸幕府の役所を、当時の古写真や古図面・文献資料、発掘調査をもとに復元。建築当時の産地の材料や工法を使用し、2010年に完成。館内では、伝統的な建築技法や五稜郭の歴史について知ることができます。
館内はテーマごとに4つのゾーンに分かれているので、ルートに沿って見学しよう。靴を脱いでゆっくり館内をめぐることができる。
歴史発見ゾーン
パネルなどを使って五稜郭や箱館戦争の歴史を詳しく解説している。また、ゆかりの人物の生涯についても学ぶことができる。
再現ゾーン
年中行事などが行なわれた4部屋で72畳の大広間は、奉行所内で最も格式が高い場所。江戸時代の出来事や景観を体感できる。
建築修復ゾーン
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
日本伝統の建築技術を駆使した復元工事の設計や施工の様子を紹介。木材の継ぎ手の仕組みを実際に触れて知ることができる。
映像シアター
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
4年間にわたる復元工事を17分間のハイビジョン映像で紹介。職人たちの復元へのこだわりの姿が伝わってくる。
お休み処いたくら柳野
かつて奉行所正面にあった板庫を「お休み処いたくら柳野」として復元。ドリンクやソフトクリームが味わえるほか、オリジナルの奉行所みやげも販売。
営業時間:9:00~18:00(11~3月は~17:00)
休業日:無休
箱館奉行所珈琲1本1150円。函館で飲まれていた豆を再現している
箱館奉行所コーヒー 370円
休息用のイスがあり、ゆっくり休憩できる
公園の堀を泳ぐコイをモチーフとした妖怪・ごっしーは、五稜郭の魅力を発信しているご当地キャラクター。気まぐれに出没するので会えたらラッキー! 野田貸ボート店ではごっしーグッズを取り扱っています。
大正11(1922)年創業の五稜郭内にある老舗の貸しボート店。1周30~40分ほどで、ボートに乗りながら五稜郭公園を眺めることができる。
パッケージにごっしーイラストが入ったスナック菓子ドン・デ・マカロニ シュガーバター400円
ごっしーTシャツ2500円
五稜郭公園内の二の橋付近に建っている
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。