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新井城

神奈川県三浦市三崎町小網代(こあじろ)にある城跡。荒井城・小網代城・三崎城ともいわれる。相模三浦氏の本拠地。1494年、三浦時高・高教(たかのり)親子からこの城を奪った三浦義同(みうらよしあつ)[三浦道寸(みうらどうすん)]・義意(よしおき)だったが、1512年、小田原の伊勢盛時(北条早雲)に城を囲まれた。3年間の篭城戦の末、陥落して相模三浦氏は滅亡。この時、三浦一族の血で海が油の壺のように真っ黒に染まったことから、“油壺”の地名がついたとされている。その後、豊臣秀吉の小田原征伐後に廃城となった。

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