【鎌倉グルメ】彩豊かな鎌倉野菜&こだわりカレーのお店!
地元の人や、料理人たちを魅了する色とりどりの鎌倉野菜。農家の人たちが大切に育てた野菜の良さを生かした料理は、訪れたなら必ず味わいたい。オリジナリティあふれるメニューを提供する店がたくさんあり、ツウの間...
更新日:2020年10月24日
新型コロナウイルスの影響による外出自粛期間を経て、6月19日からは「県をまたぐ移動」の自粛も解除となりました。観光地への人出も徐々に戻りつつありますが、人混みや狭い場所での行動はまだ不安、という方も多いと思います。
今回は3密を回避しながら日帰り旅を満喫しつつ、エクササイズにもなるという、一石二鳥な湘南・鎌倉旅をご紹介します!
コロナ太りを解消したい方、コロナ対策をしながら新たな旅の楽しみ方を模索したい方は、参考にしてくださいね。
神奈川県は2020年5月25日に緊急事態宣言が解除され、適切な感染防止対策を前提に、多くの施設において休業要請が解除されました。
しかし、藤沢市と鎌倉市では、2020年夏は海水浴場をオープンしないことを決定。
一部の社寺では拝観を事前予約制にするなど、制限の多い中での再開となりました。
鎌倉市観光協会は、観光で訪れる方々に向けて留意事項をHPで公開しています。
・マスクの着用
・ソーシャルディスタンスの確保
・少人数(5人以下)での行動
などなどです。訪れる際は、必ず最新情報を確認するように心がけましょう。
6月初頭の鎌倉駅前。人出は感染拡大前と比較して約2割減少となっており、有名な「小町通り」も、以前より密度が下がっています。
一方スーパーや飲食店、土産物店は営業を再開しているところが多く、昼間の市街は以前のような生活の風景が戻りつつあります。
密度が下がったとはいえ、休日の小町通りは観光客で賑わっており、一部“密”となっている場所もあります。混み合う時間をさけるなど、工夫をして楽しんでくださいね。
2020年6月現在、江ノ島島内では観光客の数が大きく減っています。
江ノ島神社や岩屋といった観光施設は営業していますが、飲食店などは昼間のみ営業、夕方早くに閉店というところが多いようです。
飲食関係の店舗では入店時に手指用の消毒液を置いているところが多いため、商品に触れる場合や食事の前には、必ず手を消毒するようにしてください。
江ノ島に限らず、ほとんどの観光施設でマスク着用を推奨・要請しているため、旅行の際はマスクを忘れず持参しましょう。
今回ご紹介する鎌倉、江ノ島のスポットは、三密回避のため屋外をメインにご紹介します。
鎌倉の社寺巡りや江ノ島観光は歩く距離も長く、坂道や階段もあります。これから暑さも増してきますので、できるだけ動きやすい服装に、熱中症対策をしてお出かけください。
鎌倉市内、藤沢市内の多くの施設ではマスク着用を推奨しているため、マスクも忘れずにつけて行きましょう!
湘南・鎌倉は都市部からのアクセスがよい人気観光地で、東京からは約1時間、横浜からなら約30分で行くことができます。
鉄道や車、バスなどさまざまな交通手段がありますが、現地での移動を考えるとマイカーよりも公共交通機関の利用が便利。
「公共交通機関だと三密にならない?」と心配されるかもしれませんが、JR横須賀線と東海道線の普通列車にはグリーン車が、小田急江ノ島線には座席指定ができる「特急えのしま号」があります。
混雑を避け、自分だけの空間が保てるのは安心ですし、何よりも旅気分が上がりますね!
鎌倉から江ノ島に向かう移動は江ノ電が便利です。
緊急事態宣言中は自粛運転をしていましたが、6月から平常ダイヤとなりました。昼間は4両の長い編成で運転されているため、車内の混雑も緩和されています。
風情ある鎌倉の路地や風光明媚な湘南の海岸など、江ノ電の車窓は魅力あふれる景色ばかり。気になる駅でふらっと降りて散策してみるのもいいですね!
JR横須賀線の北鎌倉駅を降りて徒歩10分。北鎌倉の静かな山奥にあり、境内の広い庭園が魅力の明月院(めいげついん)を訪れます。
明月院は別名「紫陽花(アジサイ)寺」とも言われ、毎年6月頃には紫陽花が美しく咲き乱れています。
明月院には他にも様々な花が植えられており、季節ごとに見ごろを迎える花が迎えてくれます。山門に続く石畳は人気のフォトスポット。撮影の際は譲り合って、密接を避けてくださいね!
明月院「悟りの窓」
本堂の丸窓から後庭園を望む有名な「悟りの窓」は、残念ながら混雑防止のため6月は閉鎖となっています。
通常明月院は土日も公開していますが、6月は平日のみ。時間も短縮されていますので、訪れる際は最新情報を確認してください。
参拝を終えたら、山の空気が気持ち良い「源氏山公園」に移動しましょう。
広場には、鎌倉幕府をひらいた源頼朝像が。平安時代後期には八幡太郎(源義家)がここで戦勝祈願をしたという言い伝えから、この公園の名がついたと言われています。
源氏山公園は葛原岡・大仏ハイキングコースの中間地点でもあり、ひと休みできるベンチやテーブルが用意されています。
紫陽花の他にも桜やつつじ、紅葉など、季節ごとの花を楽しんでください。
明月院からは駅に戻り、鎌倉駅経由で行くこともできますが、明月院の南西側にある亀ヶ谷坂切通(かめがやつざかきりどおし)を通り、明月院から歩いて向かうのがオススメです。
亀ヶ谷坂切通も紫陽花が美しい
亀ヶ谷坂切通も紫陽花の名所で、歴史深い場所。鎌倉の風情が感じられる魅力的な通りです。
浄智寺からアクセスするハイキングコースもあるのですが、2019年の台風の影響で、2020年6月現在通行止めとなっていますのでご注意ください。
源氏山公園まで来たからには、鎌倉駅方面に5分ほど下ったところにある銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)にもよってみましょう。岩のトンネルを抜けて境内に入るという、風情のある神社です。
「銭洗」の名は、北条時頼が銭を洗ったことが始まりとされており、境内には「鎌倉五名水」にも数えられる「銭洗水」が湧き出ています。
参拝客は手持ちの硬貨や紙幣を洗い、御利益をお祈りします。
ぜひ体験していただきたいのが「水おみくじ」。
白紙のおみくじを龍神様の神水に浸すと、文字が浮き出て運勢をみることができるのです。他にはなかなかないおみくじですので、訪れた際はぜひ体験してみてください!
このあたりでちょうどランチタイム。
鎌倉駅周辺にはシラス丼、湘南の海の幸がたっぷりの和食、そばや葉山牛ステーキなどの名物がいただける飲食店がたくさんあります。
この後稲村ケ崎周辺に行くと飲食店がほとんどありませんのでご注意ください。
午後は稲村ケ崎公園に行ってみましょう。鎌倉駅から約10分、江ノ電の稲村ケ崎駅で降り、そこから徒歩5分で到着です。
ここは七里ガ浜~腰越~江ノ島まで続く海岸線を一望でき、晴れた日には相模湾越しに富士山を望むことができる絶好のフォトスポット。
この公園は「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
公園内の芝生スペースでオーシャンビューを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。
体力に自信のある方は、海沿いの道を歩きながら隣の七里ガ浜駅の方へ戻ってみるのもオススメです。30分ほどかかりますが、自粛でなまった体にはちょうどよいエクササイズにもなりそうです!
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