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【連載フォトエッセイ・第2回】simabossneko&ぺにゃんこの「島ねこ日記」

simabossneko・ぺにゃんこ

更新日: 2024年7月16日

【連載フォトエッセイ・第2回】simabossneko&ぺにゃんこの「島ねこ日記」

夫婦二人そろって旅好き・ねこ好きで、とある島で出会ったねこたちに魅了され、島に通うようになりました。
ねこたちとのふれあいを重ねていくうちに、逞しくも可愛い姿をカメラに収めたいと思い、カメラを手に撮影を始めることに。折を見ては撮影に行く日々。

simabossnekoとぺにゃんこが撮影した島に暮らすねこたちの穏やかな姿をご覧ください。

(毎週木曜日に公開)

>>第1回から読む

ねこを撮影する時の接し方

のんびりと暮らす、島のねこたち。今回は、そのリラックスした表情を撮るために気を付けていることをお伝えします。

 

ねこを撮影する時の接し方① 時間をかけて撮影する。

ねこを撮影する時の接し方① 時間をかけて撮影する。
仲の良いふたり。うとうと、眠くなってきた…

撮影する時は焦らず、時間をかけて撮影しています。
かける時間の割合は、ねことのふれあいの時間を7、撮影の時間を3くらいです。
ねこが警戒心を解き、こちらの存在を気にしなくなった時に、リラックスした良い表情が撮影できます。

ねこを撮影する時の接し方② 近づきすぎない

ねこを撮影する時の接し方②  近づきすぎない
まったりひなたぼっこ。

いきなり近づくと、ねこは驚いてしまいます。ねこと適切な距離をとることで、彼らの警戒心を少しずつ解いていきます。
写真のように、近づきすぎず距離を置くことによって、ねこ達は日差しを浴びながらリラックスしてくれました。

ねこを撮影する時の接し方③ 物音をたてない。

ねこを撮影する時の接し方③  物音をたてない。
港でくつろぐ茶トラねこ。太陽の光を浴びて気持ちよさそう。

ねこの警戒心が強いのはもちろん、特に耳が良いので、大声や物音にはとても敏感です。
撮影の際、小石や木の枝を踏むと、パキッといった音や、砂利の音は意外と大きな音が出るので、ねこがビックリしてしまいますから注意が必要です。
声や物音をたてないで、静かに撮影することにより、このようなリラックスしている姿を撮影することができます。

ねこを撮影する時の接し方④ 優しく背中を撫でる。

ねこを撮影する時の接し方④ 優しく背中を撫でる。
そこを撫でられると気持ちが良いニャ~。

撫でられることが好きなねこは、撫でてあげるとリラックスします。
頭を避けて(一部苦手なねこがいます。)背中をゆっくり撫でてリラックスさせてあげることで、より優しい表情を引き出すことができます。

ねこを撮影する時の接し方⑤ 寝起きを撮影する。

ねこを撮影する時の接し方⑤ 寝起きを撮影する。
のび~っ!

寝起き時は、ねこの伸びや大きなあくびを撮影するチャンス。
ねこは起きた時にあくびや、体をほぐすためにストレッチをします。寝ていたねこが起き上ったら、カメラを構えてみましょう。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

夫婦ともに、旅好き・ねこ好き。旅先で出会った島のねこ達に魅了され、島に通うようになる。ねこ達とのふれあいを重ねていくうちに、逞しくも可愛い姿をカメラに収めたいと思い、カメラを手に撮影を始めた。折を見ては撮影に行く日々。
インスタグラムにて、全国の島で撮影したねこ達を投稿している他、写真展の開催や、テレビ・雑誌への写真提供を行っている。インスタグラムのフォロワー数は二人合わせて30万人超。
 
◆写真集「キス猫 すりすり、ぎゅっ、と。」(ワニブックス刊)
 
Instagramアカウント simabossnekoぺにゃんこ