奈良 x 寺院(観音・不動)
奈良のおすすめの寺院(観音・不動)スポット
奈良のおすすめの寺院(観音・不動)ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。四季折々の花が咲き誇る関西のあじさい寺「岩船寺」、9体の阿弥陀如来像と美しい庭園は必見「浄瑠璃寺」、トラが出迎える毘沙門天の寺「朝護孫子寺」など情報満載。
- スポット:121 件
- 記事:18 件
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奈良のおすすめの寺院(観音・不動)スポット
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岩船寺
四季折々の花が咲き誇る関西のあじさい寺
天平元(729)年に聖武天皇の勅願で行基が創建した寺。桜や紅葉の季節も美しいが、6月上旬~7月上旬のアジサイは特に有名。朱塗りの重要文化財、三重塔が目を引く。
岩船寺
- 住所
- 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
- 交通
- JR関西本線加茂駅から木津川市コミュニティバス加茂山の家行きで15分、岩船寺下車すぐ
- 料金
- 大人400円、中・高校生300円、小学生200円 (30名以上の団体は大人350円、中・高校生200円、小学生100円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名300円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:45(閉門17:00)、12~翌2月は9:00~15:45(閉門16:00)
浄瑠璃寺
9体の阿弥陀如来像と美しい庭園は必見
三重塔をはじめ本堂に阿弥陀如来像9体を安置し、別名九体寺ともいう。四天王立像を含め、いずれも国宝。本堂の前に広がる阿字池を中心とした浄土式庭園は特別名勝史跡だ。
浄瑠璃寺
- 住所
- 京都府木津川市加茂町西小札場40
- 交通
- JR関西本線加茂駅から木津川市コミュニティバス加茂山の家行きバスで22分、浄瑠璃寺下車すぐ
- 料金
- 中学生以上500円、小学生以下無料 (障がい者手帳、療育手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、12~翌2月は10:00~15:30
朝護孫子寺
トラが出迎える毘沙門天の寺
斑鳩の西、大阪府との境にそびえる信貴山には、毘沙門天が聖徳太子に戦勝をもたらした伝説が残る。その地に建てられた朝護孫子寺は毘沙門天信仰の総本山で、境内には多くの堂宇が並ぶ。毎年秋に公開される国宝『信貴山縁起絵巻』をはじめ、霊宝館では多彩な宝物を鑑賞できる。
朝護孫子寺
- 住所
- 奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
- 交通
- 近鉄生駒線信貴山下駅から奈良交通信貴山門行きバスで15分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 霊宝館=400円/ (団体割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門、霊宝館は~16:30<最終入場>、展示中は~16:00)
當麻寺
ボタンと中将姫の曼荼羅
聖徳太子の弟、麻呂子(当麻皇子)が建立し、7世紀後半に豪族の当麻氏がこの地に移築した。飛鳥時代に創建され、白鳳・天平様式の大伽藍を有する當麻寺は、白鳳時代の弥勒如来像や四天王像、中将姫が蓮糸で織り上げたという當麻曼荼羅など、見どころが多い。
當麻寺
- 住所
- 奈良県葛城市當麻1263
- 交通
- 近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分
- 料金
- 本堂・金堂・講堂=大人500円、小学生250円/中之坊庭園・霊宝殿=大人500円、小学生250円/写仏体験=1500円/ (特別公開等により変更あり、各塔頭は別料金)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
平等寺
廃寺からよみがえった聖徳太子ゆかりの寺
寺伝では聖徳太子を開基とし、かつては大神神社の神宮寺だった。一時荒廃したが、現在は本堂や二重塔などが再興されている。聖徳太子作と伝わる本尊の十一面観世音菩薩や釈迦如来像、熱とり地蔵、聖徳太子像などを祀る。
平等寺
- 住所
- 奈良県桜井市三輪38
- 交通
- JR桜井線三輪駅から徒歩10分
- 料金
- 拝観料=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(本堂内特別拝観は8:00~17:00<閉堂、要予約>)
法起院
西国霊場巡礼の開祖、徳道上人ゆかりのお堂
長谷寺へと向かう参道で出会う、こぢんまりとしたお堂。西国三十三所巡礼の開祖である徳道上人がその晩年を過ごした地で、現在は西国三十三所番外札所となっている。
法起院
- 住所
- 奈良県桜井市初瀬776
- 交通
- 近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩15分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00、12月1日~翌3月19日は9:00~16:30
福智院
高さ7mの地蔵は迫力満点
聖武天皇からの命を受け、玄ぼうが創建した清水寺の後身と伝わる古刹。鎌倉時代には地蔵信仰の霊場として栄え、本堂には本尊である地蔵菩薩坐像が祀られている。天井に届きそうな像の光背には、560体もの化仏が付けられており見ごたえ十分。毎年7月23日には地蔵盆、6月18日には玄ぼう忌を行っている。
福智院
- 住所
- 奈良県奈良市福智院町46
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通天理駅行きバスで6分、福智院町下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=大人500円、小学生250円、特別展は別途/ (31名以上の団体は1割引、秘佛公開日は100円増、ご朱印料は要確認)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門16:30、団体は要予約)
東大寺 法華堂(三月堂)
東大寺で現存する最古の建築物で安置される仏像はすべて国宝
三月堂、羂索堂ともいう、東大寺で現存する最古の建築物。堂内には、不空羂索観世音菩薩立像、梵天・帝釈天立像など国宝10躰の仏像を安置する。
東大寺 法華堂(三月堂)
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩20分
- 料金
- 拝観料=大人(中学生以上)600円、小学生300円/ (30名以上の団体は大人550円、高校生500円、中学生400円、小学生200円、高齢者は奈良市老春手帳またはななまるカード持参で無料、障がい者手帳持参で大人300円、小学生150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:00(閉門、時期により異なる、要確認)
橘寺
奇妙な二面石で知られる聖徳太子ゆかりの寺院
聖徳太子生誕の地といわれており、本堂には聖徳太子像が安置されている。現在の建物は江戸時代に再建されたもので、善悪2つの顔を持つ二面石などがある。
橘寺
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村橘532
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで18分、岡橋本下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=大人400円、中・高校生300円、小学生200円/ (障がい者と同伴者1名100円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
矢田寺
雨露にきらめく矢田寺のアジサイ
正式な名称は金剛山寺、別名をあじさい寺という。境内には本堂、開山堂などが立ち、本尊の木造地蔵菩薩立像をはじめ重要文化財に指定された仏像が多い。地蔵信仰の寺として知られる。
矢田寺
- 住所
- 奈良県大和郡山市矢田町3506
- 交通
- 近鉄橿原線近鉄郡山駅から奈良交通矢田寺前行きバスで20分、終点下車、徒歩6分
- 料金
- 入山料=無料/見学料(6月上旬~7月上旬)=大人500円、小学生200円/ (障がい者手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00
おふさ観音
美しい花と音色に癒される
18世紀後半に妙円尼が開基したと伝わる。本尊は十一面観音で、長寿や病気退散のご利益がある。春と秋に約3800種類のバラが咲き誇ることでも有名で、美しい姿と芳香に心が安らぐ。夏には2500以上の風鈴が音色を奏でる風鈴まつりも行なわれる。
おふさ観音
- 住所
- 奈良県橿原市小房町6-22
- 交通
- JR桜井線畝傍駅から徒歩10分
- 料金
- 本堂拝観料=300円/ (20名以上の団体は本堂拝観料270円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
秋篠寺
優美な姿の伎芸天立像は必見
東洋のミューズと称される伎芸天立像(重要文化財)で有名。芸能を司る伎芸天(ぎげいてん)の古い彫刻は日本でもここだけ。奈良時代最後の勅願寺として、宝亀11(780)年に建立された。端整な姿の本堂(国宝)は、鎌倉時代に改修されたが、天平時代の匂いを残している。
秋篠寺
- 住所
- 奈良県奈良市秋篠町757
- 交通
- 近鉄奈良線大和西大寺駅から奈良交通押熊行きバスで6分、秋篠寺下車すぐ
- 料金
- 拝観料=大人500円、中学生200円、小学生100円/ (30~80名の団体は大人450円、大学生400円、高校生350円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉門)
宝山寺
「生駒の聖天さま」として信仰を集める
聖天堂に祀られた歓喜天(秘仏)は現世の願いをすべて叶えてくれるといわれ、商売繁盛や禁酒などを祈願する参拝者が多く訪れる。重要文化財に指定されている獅子閣は、色ガラスの窓がモダンな洋風建築。
宝山寺
- 住所
- 奈良県生駒市門前町1-1
- 交通
- 近鉄奈良線生駒駅から近鉄生駒ケーブル生駒山上行きで5分、宝山寺駅下車、徒歩10分
- 料金
- 獅子閣拝観料=500円/
- 営業期間
- 通年、獅子閣は春と秋の数日、8月の日曜のみ拝観可(要確認)
- 営業時間
- 境内自由
長岳寺
晩春のツツジなど四季の花が彩る
天長元(824)年に弘法大師空海が創建。本尊の阿弥陀三尊やわが国最古という鐘楼門など、多くの文化財を有する。また、1万2000坪もの境内には、四季折々の花が咲き、秋の紅葉は「全国紅葉百選」に選ばれている。狩野山楽による作品「極楽地獄図」は、毎年10月23日~11月30日の間のみ、本堂で開帳され、適時住職によるコミカルな絵解き説法が行われる。
長岳寺
- 住所
- 奈良県天理市柳本町508
- 交通
- JR桜井線柳本駅から徒歩20分
- 料金
- 拝観料=大人400円、高・大学生350円、中学生300円、小学生250円/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者手持参で拝観料100円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入場)
大野寺
春のしだれ桜と磨崖仏で知られる
「室生寺の西の大門」と呼ばれ、室生寺の末寺として崇敬を集めてきた。本尊は弥勒菩薩(秘仏)。また宇陀川対岸には後鳥羽上皇の勅願で作られた日本最大級の弥勒磨崖仏が刻まれ、遥拝所もある。春には見事な枝ぶりの小糸しだれ桜が咲くことでも有名。
大野寺
- 住所
- 奈良県宇陀市室生大野1680
- 交通
- 近鉄大阪線室生口大野駅から徒歩5分
- 料金
- 入山料=300円/入山料(4月)=400円/ (30名以上で団体割引あり、障がい者無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)、冬期は~16:00
円成寺
数多くの文化財が残る
平安中期の創建といわれ、国の名勝に指定された庭園は、舟遊式と浄土式をあわせた貴重な遺構。春日堂と白山堂は日本最古の春日造り社殿。寺宝の数も多く、相應殿には運慶20歳代の作とされる国宝の大日如来坐像が祀られている。
円成寺
- 住所
- 奈良県奈良市忍辱山町1273
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで30分、忍辱山下車すぐ
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生400円、小学生100円/ (障がい者手帳持参で半額、30名以上の団体は大人、中・高校生は50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
法輪寺
三重塔と傑作仏像に癒やされて
推古天皇30(622)年、聖徳太子の病気回復を願って、長子である山背大兄王が建立したと伝わる。飛鳥仏や平安仏を数多く所蔵していて、その特徴的なディテールを間近で鑑賞できる。落雷によって三重塔は一度焼失したが、昭和50(1975)年に創建当時の様式で再建された。
法輪寺
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
- 交通
- JR大和路線王寺駅から奈良交通国道横田行きバスで16分、法起寺前下車、徒歩10分
- 料金
- 見学料(講堂)=大人500円、中・高校生400円、小学生200円/4月15日の妙見会式と11月1~7日の秋季特別展=別途100~200円/ (4月下旬~6月下旬・9月下旬~11月下旬は門で徴収)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門、12~翌2月は~16:30)
聖林寺
海外での評価も高い天平彫刻の最高傑作
藤原鎌足の長男・定慧(じょうえ)が創建。大悲殿(観音堂)には、奈良時代末期に作られたという国宝の十一面観世音菩薩立像が安置されている。観音像に相応しいドーム型天蓋のついた観音堂で、いつでも拝観できる。本尊の子安延命地蔵尊は、安産や子授けにご利益があるとして地元の人々に親しまれている丈六の大石仏(祈祷仏)だ。
聖林寺
- 住所
- 奈良県桜井市下692
- 交通
- 近鉄大阪線桜井駅から桜井市コミュニティバス談山神社行きで9分、聖林寺下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=600円/ (障がい者拝観料半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門)
喜光寺
大仏殿造営時の「試みのお堂」
養老5(721)年に行基が創建した古刹だが、現在の本堂は室町時代に再建されたもの。行基が東大寺造営の際に、このお堂を参考にしたという伝承から、“試みの大仏殿”と呼ばれる。行基終焉の地としても知られており、夏期(6月中旬~8月上旬)には境内を覆い尽くす約100種類200鉢を超える蓮の花が楽しめる。
喜光寺
- 住所
- 奈良県奈良市菅原町508
- 交通
- 近鉄橿原線尼ヶ辻駅から徒歩10分
- 料金
- 拝観料=大人500円、小・中学生300円/ (障がい者手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門)、7月の土・日曜は7:00~


