【奈良】おすすめ宿を厳選ピックアップ!
格式を感じるホテルからアットホームな宿、露天風呂が楽しめる宿など、さまざまな魅力を持つ奈良の宿を厳選ピックアップ。...
東大寺を離れることを決意した鑑真和上が、新田部親王の旧宅を賜り、天平宝字3(759)年に戒律を学ぶための修行道場として開いたことが始まり。当初はあくまでも和上の私寺として、講堂や、旧宅を改造した経蔵などのみであったが、徐々に寺としての体裁が整う。8世紀後半に、鑑真和上の弟子の如宝が金堂を完成させた。中世の兵火や明治時代の廃仏毀釈を経ても寺観を失わず、多くの天平時代の伽藍や文化財を今に伝えている。
平城京の栄華を伝える広大な宮城跡地。昭和34(1959)年から奈良文化財研究所による発掘調査、研究、整備が進んでいる。宮跡内には朱雀門や第一次大極殿などの復原建造物や見事な庭園のほか、出土品が並ぶ資料館や発掘された建物跡を見学できる。宮跡全体を野外歴史博物館として楽しむことができる。130haの敷地のほとんどは草原で見晴らしも良く、散策やバードウォッチングにはベストな環境だ。
柿の葉ずしの名店として知られる奈良の老舗「平宗」直営の日本料理店。地産地消にこだわった会席料理を、手ごろな値段で味わえる。見た目に美しく体にもやさしいメニューがそろう。
飛鳥時代の貴重な美術品がいっぱい
世界遺産の法隆寺や、日本最古の尼寺中宮寺など聖徳太子ゆかりの古寺が点在する。金魚と桜で名高い城下町、大和郡山も近くにある。のどかな田園風景のなか、美しい仏教の世界を感じよう。
聖徳太子と推古天皇が推古天皇15(607)年に創建したと伝わる。世界遺産。境内には、国宝・重文の建築物だけで55棟を数え、仏教美術の一大宝庫になっている。
聖徳太子の母・穴穂部間人皇后のため、西の法隆寺と対照的な位置に建立された日本最古の尼寺であり、太子創建七か寺のひとつ。本堂に安置される本尊の菩薩半跏像は、アルカイックスマイルと呼ばれる世にも穏やかな笑顔をたたえる飛鳥仏。本堂は昭和43(1968)年に建立されたもの。
天正8(1580)年に筒井順慶が築城、その後豊臣秀吉の弟・秀長の居城となり、江戸時代中期からは柳澤氏が統治にあたった。明治時代にいったん荒廃したが、現在は追手門、追手東隅櫓、追手向櫓などが復元されている。また、日本さくら名所100選にも選ばれているほか、続日本100名城にも選ばれている。
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