【栃木市】蔵の街めぐり♪おすすめスポット!
江戸時代から例幣使街道の宿場町、また水運で栄えた商人町として栄えたことから「北関東の商都」と呼ばれた栃木市。蔵の街大通りや穏やかに流れる巴波川周辺には、重厚な見世蔵や白壁の土蔵群が今でも残る。散策を楽...
江戸時代からの歴史的風致が残るなか、古民家ならではの持ち味を活かしたショップやカフェが続々オープン。個性豊かな店が建ち並ぶなか、気の向くままのぞいてみるのも面白い。
旧日光例幣使街道沿いの町並みを発展させたのは岡田嘉右衛門。足利から移住したことから始まり、江戸末期~明治期頃まで商業都市として栄える基盤をつくった。以降は嘉右衛門を襲名し「嘉右衛門町」と名付けられ、通り沿いにはその旧家である記念館などもある。また2012年に国重要伝統的建造物群保存地区に選定され、注目を集めるようになった。
大切に受け継いでいきたい「歴史の断片」と出会える
古民家を改修して倉庫兼店舗になっている古道具のお店。ランプやドアノブ、水道の蛇口や家具などをていねいに補修し、販売している。
天窓からの光が明るい店内には、歴史を刻んだ古道具が並ぶ
ガラスの引き戸が昭和レトロ感たっぷり
栃木から買い付けをした梅酒ビン 6000円
多国籍な雰囲気の路地裏隠れ家カフェ
東京で修業したシェフが地元でオープンしたおしゃれなカフェ。多国籍料理をベースとしたオリジナルの創作料理が楽しめる。
使用している家具は、オーナーがセレクトしたビンテージもの
左は牛ひき肉のメキシカンライス(バッファローチキン添え)、右は豚ひき肉とバジルのタイ風炒めご飯。各1100円
20年前まで美容室だった店舗をリノベーションしている
生活を楽しく彩る「+」なアイテムがいっぱい
オーナーが吟味を重ねた、作家もの商品を販売。洋服や陶器、革製品のほか、センスの良い小物などがそろう。定期的に個展も開催されている。
モルタル壁のシンプルモダンな店内に、商品がディスプレイ
かつて設備屋さんだった建物を木工職人の手によって改修
思わず手に取りたくなるような、あたたかみある小物がそろう
かつては武士だった岡田嘉右衛門が栃木市に移り住み、日光例幣使街道の開通までに活躍した栃木市屈指の旧家。文化財に指定されている翁島別邸や四季折々の美しい姿を見せる庭園などが見学可能。
関東管領上杉家家具の灯籠などが展示されている
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