【栃木市】蔵の街でレトロなグルメ! 美味しい時間を過ごす!
江戸の風情が色濃く残る蔵の町、栃木。 栃木県の南部に位置し、史跡や文化遺産が多く点在する「蔵の街」として有名です。 最近では、蔵屋敷だけでなくおしゃれな近代建築も多く残っているため、レトロな建物の...
江戸時代から例幣使街道の宿場町、また水運で栄えた商人町として栄えたことから「北関東の商都」と呼ばれた栃木市。
蔵の街大通りや穏やかに流れる巴波川周辺には、重厚な見世蔵や白壁の土蔵群が今でも残っています。
小江戸栃木と称される、史跡や文化遺産が点在する「蔵の街」のおすすめモデルコースをご紹介します。
中にはドラマやCMのロケ地としておなじみの場所も。
散策を楽しみながらその面影をめぐってみましょう。
【鉄道】
浅草駅
⇩ 東武特急 1時間10分 2240円(一部の特急は平日100円引)
栃木駅
新宿駅
⇩ JR・東武直通特急 1時間15分 3040円
栃木駅
【車】
東北自動車道 栃木IC
⇩ 県道32・3・11・213号 10分
栃木駅前
問い合わせ
栃木市観光振興課
0282-21-2373
栃木市観光協会
0282-25-2356
蔵の街大通りの五連蔵をはじめとする情趣深い街並みを散策しよう。江戸時代を思わせるロケーションはテレビやCMでもおなじみ
大正時代に町の役場庁舎として建てられた栃木市役所別館。国の登録文化財に指定されている。現在改修中
【駐車場はここを利用しよう】
第1もしくは第5蔵の街駐車場を利用しよう。大通り沿いにあるため、街歩きの拠点としても最適だ。提携する観光スポットで駐車無料券を発行・加盟店での買い物で割引券を発行の2種類の割引制度もある。
おみやげもそろう蔵の街の観光拠点
明治37(1904)年に建てられた荒物・麻苧問屋の建物を改装。大通りに面した見世蔵と奥の土蔵群に、みやげ店と食事処が集う。
まちあるきに役立つ観光パンフレットもそろう
まちあるきの休憩とおみやげ探しはここで
農作物をはじめ、栃木市生まれの食品や雑貨を販売。カフェ・イートインスペースがあり、休憩場所として利用することもできる。
栃木市の魅力を発信
栃木駅から「ふれあいバス」を利用すると街めぐりに便利。運賃一律100円の循環バスで、観光施設や遊覧船の割引がある1日乗車券(200円)はとってもお得!
風情あふれる土蔵群を舟から眺めよう[所要20分]
昔ながらの小舟「都賀舟」に乗り、巴波川を約20分遊覧。船頭さんが素朴な語り口調で案内してくれる。『栃木河岸船頭唄』を聞きながら蔵の街並みを眺めるとより風情を感じられる。
豪商たちが競うように建てた土蔵群を船頭唄とともに
⇩ 徒歩1分
蔵造りの資料館はロケ地としても人気[所要30分]
巴波川沿いに軒を連ねる8つの蔵で、木材問屋として栄えた塚田家所蔵の美術品を展示している。三味線をひくおばあちゃんロボットにも注目! TBSテレビ『JIN-仁-』のロケ地としても有名だ。
巴波川沿いにある120mほどの黒塀は蔵の街を代表する風景
⇩ 徒歩5分
明治からの意匠を残す貴重な建築物[所要30分]
明治時代の豪商横山家の資料館。建物の向かって右半分は麻問屋、左半分は銀行だった。横山家所蔵の美術品、大正時代の洋館が建つ庭園などが見られる。
左右対称の形の横山家は国の登録有形文化財
四季折々の顔を見せる日本庭園内には洋館が建つ
⇩ 徒歩5分
大正創業の老舗で味わう「文明開化」の味[所要60分]
大正12年から続く老舗洋食店。ランチにて、郷土の味に江戸時代のエッセンスを加えた「とちぎ江戸料理」のオードブルが味わえる。
モダンな店内にはセンスのいい調度品が並ぶ。2階には個室も
とちぎ江戸オードブルが付く「お値打ち洋食コース」1694円。メインは選べる
⇩ 徒歩3分
老舗和菓子店で名物の甘味を堪能[所要20分]
昭和9(1934)年創業の老舗和菓子店。代々の当主だけが作ることを許される、門外不出の「粒あん」を使った小倉ソフトクリームやじまんやきが人気。甘さひかえめであずき本来の味が楽しめる。
あんは特定農家で生産された十勝産のものを使用。手際よく、かつていねいに焼き上げる
蔵の街を象徴する建物が並ぶ
小倉ソフトデザートコーン330円は栃木名物でもある
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静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
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