【奥日光】ハイキング!大自然の中で野鳥や植物にふれあう!
戦場ヶ原の豊かな自然をのんびり歩いて満喫。ハイキングを楽しんだあとは、湯ノ湖の奥にある湯元温泉で疲れが癒せる。季節によって咲く花が違うので何度でも訪れたい。日光国立公園の標高1400mの高地に...
更新日:2020年8月22日
首都圏からのアクセスが良く、気軽に小旅行を楽しめる日光。美しい自然と歴史的な史跡が見ものの関東屈指の観光地です。
日光市街には世界遺産・日光東照宮をはじめとした社寺が現存し、なかでも2017年に修繕された陽明門は必見です。また、郷土料理のヘルシーな湯波、門前町でのおみやげ探しなど楽しみもいっぱい!中禅寺湖や霧降高原など雄大な自然を満喫するハイキングもおすすめです。
関東の奥座敷と呼ばれる鬼怒川温泉エリアでは、鬼怒川沿いの両岸に温泉施設やレジャースポットなどが充実。日々の喧噪を忘れ思いっきり羽を伸ばすのに打ってつけです。
それでは日光へ出かける前に、各エリアのおすすめスポットを把握して楽しい旅のプランを立てましょう!
栃木県北部の高原や山岳地帯に位置するため、日常とはかけ離れた大自然に囲まれています。温泉が点在しているので、宿泊には温泉宿がおすすめです。
ベストシーズンは紅葉が美しい秋。ただし非常に混雑するので、ゆったり過ごしたいなら避暑地として夏に訪れるのがおすすめです。
日程に余裕があれば、那須・塩原方面まで足を伸ばすと非常に充実した旅行になります。
今回は日光・鬼怒川のおすすめの観光スポットをエリア別にご紹介します。
各エリアの位置関係を把握した後は、日光・鬼怒川の魅力をギュッとつめ込んだ動画で見どころをチェックしましょう!
世界遺産の日光山内を有する日光市街には観光スポットがたくさん。レトロな建築や飲食店、おみやげ店がひしめいている。
徳川家康を祀り、元和3(1617)年に2代将軍秀忠によって創建、3代将軍家光によって大造替。世界文化遺産にも登録された江戸時代初期の華麗な建築美が見られる。
勝道上人によって1200年以上前に開かれた日光。その山岳信仰の中心として古くから崇拝されてきた。本社が現在の地に移った後、江戸幕府によって新しい社殿が造営されたが、今でも霊峰二荒山(現在の男体山)山頂に奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠が鎮座する。
鮮やかな朱塗りの本堂(三仏堂)がひときわ目をひく天台宗の門跡寺院。比叡山延暦寺、東叡山寛永寺とともに天台宗三山に数えられる。約40棟もの堂塔がある。
日光湯波と創作料理を組み合わせたお値打ちランチがおすすめ。フレンチの経験もあるオーナーが、地元食材にこだわる。自慢の湯豆腐は日光名物の山椒などをアレンジした三種の薬味でいただこう。
大正末期創業の歴史を持つゆば料理専門店で、ゆばをさまざまな調理方法で提供。数種類のゆば料理をそろえた会席風のコースが人気だ。なるべく予約をしておこう。
数多くの来賓をもてなしてきた老舗ホテルのメインダイニングには、明治・大正時代を彷彿させるクラシックな調度品が並んでいる。長い歴史のなかで外国人に鍛えられ育んだ伝統の料理を、一度は味わってみたい。
金谷ホテル伝統のシナモンロールを、シュガーバターでサクサクに焼き上げた上品な味のラスクが人気。
おすすめは粉を使わないチーズケーキのニルバーナ。ベイクドなのにレアのようなしっとり感が人気の秘密だ。ヨーグルトや季節ごとのケーキ、パンも好評。
自然が広がる広大なエリア。この地を代表するニッコウキスゲは毎年6月下旬から7月中旬が見ごろ。
6月のヤマツツジ、7月のニッコウキスゲ、秋の紅葉など、四季折々に美しい姿を見せる。草原内には遊歩道や展望台が整備され、野の花に楽しみながら、関東平野の雄大な展望を楽しめる。
日光三大名瀑のひとつに数えられている。水が岩にあたって霧のように飛び散る様子から命名された。紅葉に染まる10月下旬~11月上旬頃が最高。
霧降高原道路沿いにある広大な観光牧場で、ウシとヒツジ、ヤギ、ウマなどの動物が放牧されている。ブラウンスイスという品種の乳牛から搾った牛乳やソフトクリームが食べられる。
北に霧降ノ滝、西に日光連山を望む北米風カフェレストラン。カナダやアメリカのインテリアを取り入れた店内では、グリル中心のボリュームたっぷりメニューが必食。
日光霧降高原チロリン村内のカフェ。日光の天然氷と手作りシロップが評判のかき氷、クリームチーズとサワークリームを贅沢に使ったチーズケーキが味わえる。
2万年前に男体山の噴火できた堰止湖で、日本一標高の高い場所にある湖。途中「華厳ノ滝」や「いろは坂」がある。
標高1269mの高所に位置し、男体山の麓に広がる、周囲25km、最大深度163mの湖。当初は外国人向けの避暑地として注目されたが、今では釣りの名所としても知られる。
袋田の滝、那智の滝と並ぶ日本の三大名瀑のひとつに数えられる滝。高さ97mの断崖から一気に滝壺まで落下する姿は見事。エレベーター(有料)を利用すれば間近で見学可能。
第2いろは坂の途中にある標高1274mの明智平駅と標高1373mの明智平展望台駅を結ぶ。明智平から展望台まで約3分。展望台からは日光の大パノラマが広がり、華厳ノ滝も見られる。
48カ所あるカーブが「いろはにほへと」48文字と一致することが名前の由来。下り専用の第一と、上り専用(中禅寺湖から明智平までは両方行通行)の第二に分かれる。紅葉の時期は多くのドライブ客で賑わう。
男体山をバックに中禅寺湖を一望できる展望台。中禅寺湖スカイライン終点の駐車場脇にある上り口から徒歩30分。紅葉の時期には鮮やかに色づいた八丁出島を見おろせる。
そばは日光天然水を使用した自家製麺。ゆばを盛り込んだ郷土料理などもあり、売店では日光の特産品がそろう。冬期はクロスカントリースキーのレンタルも受け付ける。エコツアーガイドも行っている。
高山植物の宝庫である戦場ヶ原やマイナスイオンたっぷりの湯滝が見どころ。湯ノ湖湖畔に湧く、日光湯元温泉も要チェック!
男体山が噴火して湯川がせき止められ、土砂がたまってできた広大な湿原地帯。6月~10月はノハナショウブなど数々の高山植物が楽しめる。ハイキングにも最適な場所だ。
戦場ヶ原の西側に位置した湿原地帯。ミズナラやカラマツなどの木々に囲まれた大自然が広がり、春から夏にはアザミやヒオウギアヤメなどの高山植物が咲き誇る。
赤沼車庫から低公害バスに乗り、一気に深い森の中へ。原生林に囲まれた西ノ湖や静かな千手の森遊歩道には幻想的な景色がいっぱい。比較的平坦な道で初心者でも歩きやすい。
言わずと知れた温泉郷。周辺にはライン下りやテーマパークなど、レジャー施設が充実しており、温泉以外も十分に楽しめるエリア。
東武鉄道で復活した「SL大樹」
「将軍」の尊称である「大樹」がその名の由来。下今市駅~鬼怒川温泉駅の間、片道約35分のロマンあふれる乗車体験は、きっと忘れられない思い出になる。
世界の有名な建物や遺跡を25分の1スケールで精巧に再現している。その数は東武(とうぶ)にちなんで102点。園内には身長7cmの小さな人間たちが住み、その「人口」はなんと14万人。
物売りの声もにぎやかな宿場町。芝居小屋ではおいらん劇や時代劇コメディが繰り広げられ、忍者たちも大活劇を見せてくれる。
船頭さんが巧みに操る和船で、立岩橋近くから大瀞橋先までの6kmを、40分かけて下る鬼怒川の名物。目の前に広がる雄大な山々や、奇岩・怪石によって形づくられる渓谷美を楽しもう。
鬼怒川温泉と男鹿川が合流する渓谷にたたずむ温泉郷。江戸時代の享保年間、男鹿川が氾濫したときに発見されたと伝えられる。
約2200万年前の海底火山の噴火でできたという、約6kmにわたって続く渓谷。渓谷沿いの自然研究路では、気軽にハイキングが楽しめる。
地元の人も利用する男鹿川沿いの日帰り温泉。湯船のすぐ向こうには清流が流れ、せせらぎが心地よいBGMになる。男女混浴露天風呂の他男女別内風呂、貸切風呂、低温サウナを設備。
元祖の看板を掲げる温泉まんじゅうの老舗。店頭での販売のみで、作った分はその日のうちに売り切れてしまうという。確実に手に入れるなら、前日予約か午前中に買いに行こう。
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