宇都宮で愛されるレモン牛乳と宇都宮焼きそばにせまる!
栃木を代表する「レモン牛乳」と「宇都宮焼きそば」の発祥はなんと終戦直後までさかのぼります。 レモン牛乳は栃木・宇都宮のご当地ドリンクとして様々なメディアで取り上げられ、最近ではコンビニで買えることも...
毎年「年間餃子消費量」日本一を、静岡県浜松市と競り合う宇都宮市。
宇都宮市内に300もある餃子提供店のなかから、必食の老舗店や変わり餃子などを、ドドンとご紹介します。
宇都宮市内に7店舗構える老舗の本店である「宇都宮みんみん本店」をはじめ、餃子通りに軒を連ねる宇都宮餃子の名店はもちろん、個性派餃子や郊外の有名店もチェックできます。
餃子のテーマパーク「来らっせ本店」では一か所で市内の人気店の味比べができるとあって大人気です。
さあ、餃子の聖地・宇都宮へ、レッツ餃子三昧しに参りましょう!
戦後、中国北東部から宇都宮へ戻った引揚者が、餃子で商売を始めたのが宇都宮餃子の起源。それが宇都宮の元兵士の間で話題になり、家庭にも広がったという。材料の小麦やニラ、白菜が手に入りやすかったことも、普及した理由の一つ。商標登録もされてブランド力がますますアップしている。
昭和26(1921)年頃から宇都宮駅の近くで営業を始めた「宮茶房」という店が、宇都宮で初めて餃子を提供したと言われている。その後、「みんみん」の前身「ハウザー」や、「正嗣」、「香蘭」などの老舗が続いたそう。とはいえ、宇都宮餃子が有名になったのは、平成に入り「宇都宮餃子会」が結成され、餃子PRが進められてから。ここ数年は消費量日本一を競ったり、宇都宮が舞台の映画が制作されるなど、今まで以上に盛り上がっている。
数ある「宇都宮餃子」店のなかでも、唯一無二の存在とも言える老舗。大人気のため、行列覚悟で訪れたい。
【クラフトビールも一緒に楽しめる♪】
野菜のうまみがジュワッ パリッパリの焼き上がりに感動
宇都宮餃子の代表格ともいえる老舗は、連日大行列。焼・揚・水の3種類と、ライス、ビールだけをそろえる専門店だ。香ばしい皮と野菜多めのあんは相性が良く、後味あっさりで大好評!
創業60余年
北京から宇都宮に戻った創業者一家が、宇都宮で始めた中華料理店「ハウザー」が前身。ラーメン一杯30円の時代、餃子は一人前50円するほど珍しかった。次第に餃子販売数が増え、大人気に!
焼餃子(6個)300円
にんにくひかえめ、白菜やキャベツ多めで肉のうまみを引き出した焼餃子は、そのまま食べてもおいしい。酢と醤油にも合う
焼きがウマさの決め手
餃子を焼く熱を逃さず、中はふっくら、皮はパリッと焼き上げる。水加減やタイミングに、職人技が光る。
冷凍生餃子も販売。1人前(6個)300円〜
昭和33年開店。「やっぱり本店で食べたい」と集うファンがあとを絶たない
創業者の味を受け継ぎ、50年以上も人気を集め続ける老舗店がずらり。店主の人柄や店の雰囲気まで温かい。
手間ひまかけた家庭の味 野菜のやさしい甘みにホッ
国産小麦とでん粉を使い、じっくり寝かせたもっちり皮と、手間ひまかけた具の中身は創業の頃と同じ。家族で守り続けた味は、シンプルだけとあとをひくおいしさで、店にはお客さんが絶えない。
焼餃子(6個)270円
野菜も豚肉も地元産素材がベース。焼き上げると表面がパリッ、中はモチモチの皮と、ジューシーな具の相性が抜群だ
白菜とキャベツがシャキシャキ
ざく切り白菜とみじん切りキャベツを混ぜ、歯ごたえも楽しめる仕上がりに。ほのかに香るにんにくやにらがアクセント。
水餃子(6個)300円
餃子と塩味のラーメンスープがよく合う一杯。さっぱりとした味が好評だ
ブランド豚の自家製ミンチと湯ねりした皮の食感が秀逸
昭和38年(1963)年創業の、宇都宮餃子の先駆け店。那須のブランド肉「那須郡司豚」のウデ肉を使い、野菜と混ぜる直前に豚肉を挽くこだわりようだ。うまみと食感を引き出している。
焼餃子(6個)330円
野菜の甘みと肉の食感がフレッシュ。湯で練った皮はほんのり甘く、ソフトな歯ごたえで、ジューシーな具をひき立てる
ブランド肉のうまみがジュワッ
調理法はもちろん、素材選びを重視。広大な牧場で放牧されて育つ「那須郡司豚」は、肉質が良く風味が豊かだ。
トンカツをはじめ、揚げ物も人気。定食メニューが豊富にそろう
自家製の皮はモッチモチ シャキシャキ野菜に合う!
先代からのレシピを守り、水分多めで作った自家製の皮は弾力がたっぷり。あんの野菜は粗いみじん切りと細かいみじん切りを混ぜ、シャキシャキ食感にすることで、絶妙なハーモニーに!
焼餃子(6個)250円
やや多めの水を加えて焼くことで、皮のモチモチ感がアップ。あんには干し貝柱や自家製合わせ味噌を混ぜ、味にコクをプラス
餃子饂飩(うどん)600円
1日30食限定。ひき肉、味噌、スープを混ぜたつけ汁に、餃子の皮の生地で作った麺をつけながら食べる“つけ麺”だ
伝統を守り続け、先代からのファンも通う納得の味に
名店の餃子は具を国産にこだわり 野菜の甘みとごま油の香りが絶品
昭和34年創業。先代からの伝統の味を守り続ける名店。国産にこだわり作り上げたあんと、モチモチした皮が特徴の逸品。キャベツや玉ねぎを入れたやさしい甘さのあんと、もっちりした厚めの皮がよく合う。
焼餃子(6個)297円
食欲をそそる香りの正体は、餃子を焼くときに使う濃口のごま油。好みで醤油や酢、岩塩を添えて味わおう
揚餃子(6個)297円
外側はパリッと香ばしく、中はモッチモチな食感を楽しめる
サクサクの皮が、ジューシーなあんをひき立てる
何十年と通うファンもいる老舗。先代と現店主がタッグを組んでよみがえらせた
老舗店に続き、地元民が太鼓判を押す餃子店を紹介。どの店も皮や具材、焼き方に工夫が光る。
肉汁をすべて吸い込んだパリパリの羽根までうまい
中華料理店が考案した、大迫力の羽根つき餃子。ガラスープや紹興酒をあんに練り込み、焼くと溢れ出す肉汁を羽根に閉じ込めた。パリッとした皮の食感と、ジューシーな具のコラボが絶妙。
羽根つき餃子(6個)360円
羽根までしっかり味があるので、そのまま食べてもおいしい。最初は酢だけ、次にラー油、最後に醤油を足して味わおう
自家製ラー油が味をひき立てる
「めんめん」のラー油はゆず入りのさっぱり味。濃い味付けの餃子に合わせて独自ブレンドしている。
中華そば
豚骨醤油をベースに煮干しや魚粉で魚介の旨みをプラスした濃厚なスープがクセになる
平日でも近隣サラリーマンが集い、ランチタイム後まで賑わう
低温熟成法でうまみアップ バリエ豊富で選ぶのも楽しい
看板メニューの健太餃子は、那須高原の豚肉や地元産卵など厳選素材を使い、あんを低温熟成させた風味豊かな逸品。シソ餃子やエビ餃子、フカヒレ餃子など、味や調理法のバリエも豊富だ。
鉄板Wチーズ餃子(6個)770円
女性に人気のこちらは、カマンベールチーズ入りの餃子に、さらにチーズをかけた濃厚なメニュー
JR宇都宮駅西口すぐ。夜11時まで営業。
看板を飾るスタミナ健太が、店のマスコット
コロンとした俵形餃子のもっちりした皮に夢中
餃子は、皮のモチモチした食感とコロンとした形がユニーク。肉多めのあんはジューシーで、頬張れば肉汁が口いっぱいに広がる。皮の弾力をとことん楽しめる水餃子もぜひ!
焼餃子(5個)
にんにくを使っていないので女性に好評。京都産薄口醤油と国産黒酢を合わせたタレや、マヨネーズ、一味唐辛子と一緒にどうぞ
女性一人でも入りやすい、おしゃれな店構え
厳選された豚肉を使用 あふれだす肉汁
肉の旨みにこだわり、国内産の厳選された豚肉を使用。食べた途端に口の中にジューシーな肉汁があふれ出す。キムチ餃子やシソ餃子など、6種類がある。
特製肉餃子(5個)410円
一口食べると、肉汁がジュワッとあふれ出す逸品。食べごたえはあるが、キャベツの食感や甘みのおかげでくどさはない
佐野ラーメンやつけ麺などの麺類も充実している
あんがぎっしりのビッグ餃子は八角の香りがアクセント
餃子の皮をはじめ、ラーメンの麺やラー油まで自家製にこだわる店主が、餃子の主役に選んだのが「和豚もちぶた」。ほのかな甘み、さっぱりした脂が特徴で、八角の香りがうまみをひき立てる!
キング餃子(5個)
なんと1個60g。和豚もちぶたあんと、多めのキャベツで作った餡を詰め込んだ餃子は、自家製ラー油と辛子で味わおう
道の駅「ろまんちっく村」のそばにあるため、観光客に大人気
栃木産食材&無添加にこだわるコクのあるヘルシー餃子
栃木産小麦「ゆめかおり」、「とちぎゆめポーク」など、地元の安心できる材料にこだわる。無添加で作る餃子は、さっぱりしているのにうまみが濃厚だ。ゆず餃子、茶美人餃子など種類も豊富。
さつき餃子(6個)280円
モチモチの皮とジューシーなあんが魅力の餃子は、6個で228kcalと低カロリー。野菜はほぼ近隣農家産で、常に新鮮!
緑に囲まれた、古民家風のたたずまい。3名から餃子づくり体験もできる
王道の宇都宮餃子を制覇したら、次は変わり種餃子を味わいに行こう。大きさ、形、具材、調理法がユニークなだけでなく、味もお墨付き!
【ピラミッド型】
餃子の概念を超えたユニークなメニューが豊富
四川料理や麺類などの中華料理に加え、常時50種類の餃子を提供。定番の豚肉餃子から、マグロ餃子、貴妃餃子、ニラエビ卵餃子まで彩り豊かだ。焼き・茹で・蒸しから調理法も選べる。
ピラミッド餃子(1個)
こんにゃくやえびなどが入った混ぜご飯を、特製の皮で包んだ一品。ちまきのような食感と、やさしい味わいが好評
1〜3階に大小さまざまな個室を用意。宴会にも便利だ
【巨大サイズ 約14cm!】
びっくりサイズの餃子にシャキシャキ野菜がギュッ
刻んだキャベツをコールスローにして、手作業で包む餃子は、野菜のザクザク感が食欲をそそる。通常の2倍サイズのびっくり餃子と、4倍サイズのジャンボびっくり餃子、どちらもおすすめ。
ジャンボびっくり餃子(1個)140円(5個)700円
通常の4倍とびっくりな大きさだが、野菜たっぷりで口あたりが軽く、女性にも大好評。豆板醤でいただこう
カウンター席から、餃子を手作業で包む様子が見られる
店の外から直接購入できるテイクアウトコーナーも
【変わり種】
600種類の味を楽しめる餃子ワンダーランド!
常に新しい味を求め続ける餃子研究家の店主。一般的な肉餃子から、「酒好きの餃子」「狼怒る餃子」といった面白いメニューまで、なんと600種類を生み出した。ぜひお気に入りを見つけよう。
元祖和餃子色々(10個)1450円
1皿で何種類も楽しめる盛り合わせ。カレー、チーズ、かんぴょうなど、ユニークな素材の数々にびっくり
壁一面に並ぶ餃子メニューは壮観
【薬膳】
体にやさしい+おいしい 医食同源の薬膳餃子
店主の故郷・内モンゴルの伝統にならい、体の調子を整える薬膳スパイスを餃子のあんに練り込んだ。シンプルな肉とキャベツの具材に、滋味豊かなうまみと香りが加わり、何度でも食べたくなる。
ゆで餃子(6個)363円
一口頬張ると、アツアツの肉汁と香辛料、野菜の風味が広がる。自然発酵させ、練り上げた皮の食感もいい
漢方薬として使われるスパイスを、季節ごとに配合を変えて料理にブレンド。ラーメンスープにも活用している
【味噌】
日本の伝統食と餃子がコラボ 新感覚の風味に出合う
母体は創業390年を超える老舗味噌店。自家製味噌を使った味噌だれで味わう焼餃子や、ゆずが香る味噌スープでいただく水餃子が人気だ。味噌のマイルドな酸味が餃子にぴったり。
ネギ味噌焼餃子(6個)460円
焼餃子の上に特製味噌だれ、たっぷりの小ねぎと唐辛子をトッピング。酢をかけると、いっそううまみがひき立つ
青源水餃子さっぱり味噌スープ(5個)
餃子の肉汁を、自家製味噌スープに混ぜながら味わうのがおすすめ
【具沢山スープ】
野菜の甘みを生かす餃子とスープのやさしいハーモニー
素材の味を大切に、極力添加物を使わずにていねいに包む餃子は、キャベツや玉ねぎのやさしい甘みが際立つ。焼餃子は薄皮がパリッ、スープ餃子はつるっとした皮の食感がよく、食べごたえ抜群。
スープ餃子(5個)495円
ていねいに煮込んだ鶏ガラベースのスープは、コクがあるのにあっさり味。わかめやほうれん草、溶き卵など具もたっぷり
映画『キスできる餃子』のロケ地!
足立梨花さん演じる、主人公が働く餃子店のロケ地になっている
【野菜巻き】
店内収穫のレタスで餃子を巻いてパクッ
店内に植物工場を併設し、無農薬レタスを水耕栽培。餃子には栃木の「霜降高原豚」と国産野菜を使い、薄めの皮に包んでパリッと焼く。レタスと食べる餃子や、肉餃子、しそ餃子など種類が豊富。
豚バラレタス巻き餃子(4個)400円
ジューシーな豚バラ肉餃子を、収穫したての新鮮なフリルレタスで巻いて味わおう。後味さっぱりヘルシーで大好評。
「餃子通り」の一角にたたずむ店舗
【エビ丸ごと】
丸ごと一匹エビ入り プリプリの歯ごたえが贅沢
鶏ガラスープでこねた生地を一晩寝かせ、手で延ばした皮は味わい豊か。地元産の朝採りにらを使った、肉汁たっぷりのあんにぴったりだ。えびを丸ごと忍ばせた「海老餃子」は必食。
海老餃子(5個)500円
餃子1つにエビが1本入った、ボリュームたっぷりの一品。手作りの皮のモチモチ感と、エビのプリプリ食感が好相性だ
10:00〜11:00は餃子とライスのみ提供。家族連れで訪れる人が多い
宇都宮餃子会に加盟している、市内の人気店の餃子を食べ比べができる。常設店舗ゾーンには「宇都宮みんみん」「めんめん」などの人気店がずらり。日替わり店舗ゾーンには、全35店舗から日替わりで約10店舗が登場する。
テーブル席の奥に餃子作りを体験できるコーナーもある(要予約)
●宇都宮みんみん
●めんめん
●香蘭
●さつき
●ぎょうざの龍門
宇都宮みんみんの焼餃子(6個)300円
めんめんの羽根つき餃子(6個)390円
毎日約10店舗の餃子が登場。一皿で食べ比べできる盛り合わせがおすすめ。
A盛・B盛り(各10個、平日のみ)700円 毎日内容の違う約10店舗の餃子がメニューに登場。1店舗2個ずつ、5店舗分を盛り合わせにしたA盛・B盛が人気だ
「来らっせ」のカレー餃子丼 410円 日替わり店舗ゾーンのオリジナルメニュー。カレーと餃子の組み合わせはハマる!
餃子をモチーフにしたお菓子類はもちろん、オリジナルグッズがいっぱい。
宇都宮餃子マスク(M・L) A盛・B盛(各10個)680円 各980円 餃子の可愛らしいフォルムのマスクが登場。色はベージュとブラウンの2色。抗菌仕上げ
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「ブルーボトルコーヒー 白井屋カフェ」が 前橋の「白井屋ホテル」内にオープン!
静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
その他にも多彩で個性的なライター陣により、現場の空気感を拾い上げたレポートをお伝えしていきます。