鹿児島2泊3日旅行で大満足!おすすめプランはコレ!
鹿児島タウン、霧島、指宿など訪ねてみたい観光地が点在する鹿児島県。自然、食べ物、温泉など旅心を刺激する魅力が満載だ。限りある時間のなか、めいっぱい鹿児島のよさを知りたい、そんな思いをかなえる2泊3日の...
天孫降臨神話に登場する神々を祀る霧島神宮は、千数百年の歴史をもつ、南九州随一の強力パワースポット。聖なる地の参拝は、心身ともにご利益のある活力を得ることができると評判が高い。
霧島神宮は、天照大神(あまてらすおおみかみ)から国づくりの命を受けた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を祀る由緒ある古社。かつては瓊瓊杵尊が天上界の高天原から降り立った「天孫降臨」の地とされる高千穂峰と御鉢(噴火口)の間に鎮座していたが、霧島山の噴火による焼失と再建を繰り返したすえ、文明16(1484)年に現在地に移った。通常は一柱、二柱の神様を祀ることが多いが、霧島神宮は瓊瓊杵尊を主祭神に、七柱の神様を祀ることから、より強力なスピリチュアルパワーが期待できそうだ。
こんなご利益あり
●国家安泰●家内安全●商売繁盛●道開き●縁結び●恋愛成就●交通安全●心願成就
境内の一角に立つ、徳富蘇峰による「神聖降臨之詩碑」
七柱の神様を祀っているだけにご利益も多彩
さざれ石
日本の国家『君が代』で歌われるさざれ石。長い年月をかけて小石が一つの大きな岩の塊に変化したもので、神霊が宿るといわれる。
オガタマの木
巫女が持つ神楽鈴の原型になったといわれる木。古くから神霊を招く木とされ、一部のスピリチュアリストは、強烈なパワースポットと公言している。
ご神木
社殿のすぐそばにある杉のご神木は、この地に霧島神宮が移ってくるよりはるか昔の800年ほど前から立つ老木。高さ38m、幹まわり7.3mで、南九州の杉の祖先といわれる。
亀石
境内の裏手の急な下り坂の途中にある。霧島七不思議の一つに数えられるカメにそっくりな石で、神との約束を破ったカメが石にされたとの言い伝えが残る。
九面守
霧島神宮の宝物である九つの面にちなむお守り。赤い面は道開きや旅行安全、白い面は厄よけ、開運、出世、青の面は心身健全や学業成就、緑の面は病気平癒、家内安全、芸術優秀にご利益があるとされる。1個800円。
大鳥居
一の鳥居は、高さ22.4m、柱間16mの西日本一の大きさを誇る「大鳥居」。ここから霧島神宮の神域となる。神様の通り道である中央(正中)を避け、脱帽、一礼してくぐろう。
勅使殿
参拝は、拝殿手前の勅使殿にて。高千穂峰山頂に向かって手前から、勅使殿、登廊下、拝殿、幣殿、本殿と配され、社殿から少し離れて眺めると、背景の山並みと調和して壮麗で、格調高い。
霧島の観光情報はここで!
霧島神宮の大鳥居のすぐ横に、観光案内所がある。観光案内はもちろん、レンタル和服、観光音声ガイドシステムの貸し出し、クロスバイクのレンタルなども受け付けている。駐車場の中には足湯もあり、幅広く利用することができる。
足湯の利用は無料。タオルが必要な場合は1枚150円で販売している
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