埼玉【奥武蔵】トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園周辺を散策しよう!
北欧の童話の世界をテーマにした自然公園。雑木林のハイキングコースから、狭山丘陵を見渡す展望台を経て、おとぎの国のような公園をめざそう。...
更新日:2021年4月26日
埼玉県にある、狭山丘陵は、スタジオジブリの代表作『となりのトトロ』の舞台のモデルのひとつになったといわれている場所です。
落ち着いた雰囲気の雑木林には木々が繁茂し、あたかもトトロの世界にいるかのよう。
里山の豊かな緑が色濃く残る散策路をのんびりと歩いて、心癒されましょう。
田畑が点在する住宅街から狭山丘陵の樹林に入ります。
木々がうっそうと茂る雑木林は、歩きやすい散策路が整備されており、野鳥や虫たちの鳴く声が響きます。
ところどころにあるベンチでのんびりくつろぐのもおすすめ。
林を抜けたら堰堤をひと登りで青々とした湖面が広がる狭山湖へ向かいましょう。
トトロの森とは?
人々が自然と関わりながら作り上げてきた狭山丘陵の貴重な雑木林を残すため、トトロのふるさと基金が、寄付金により土地を買い取り保全するナショナル・トラスト活動を展開。取得した土地は「トトロの森」として保全・管理されている。
【所要時間】約2時間
START 西武球場前駅
⇩ 徒歩30分
①トトロの森3号地・15号地・48号地
⇩ 徒歩すぐ
②いきものふれあいの里・虫たちの森
⇩ 徒歩5分
③トトロの森1号地
⇩ 徒歩5分
④堀口天満天神社
⇩ 徒歩5分
⑤トトロの木
⇩ 徒歩10分
⑥狭山湖
⇩ 徒歩30分
GOAL 西武球場前駅
コナラや檜の明るい雑木林の3号地と、落葉樹と竹林の15号地・48号地。住宅街と隣接し、里山の景観をつくり出している。
明るい広葉樹林の中に小さな湿地があり、雑木林の生き物や水辺に暮らす生き物に出会える。森の動植物を案内する看板も。
1991年にトトロのふるさと基金が初めて取得したトラスト地。コナラや杉などがうっそうと茂る雑木林。
静かな森の中に木造の風格ある社殿が建つ。天正年間に村の鎮守として創建され、狭山湖を造ったときに現在の場所に移築された。
民家の庭先で、道行く人たちを見守るように愛嬌たっぷりに笑う、ユーモラスなトトロ。急ぎ足で歩くと見落としてしまうかも。
水鳥も多く訪れる美しいダム湖で、周辺は県立狭山自然公園として整備されている。展望デッキからは奥多摩の山の眺めがすばらしい。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。