京都文化の新展開!~老舗の伝統から一歩進んだ京都の今~
創業から数百年以上変わらないという老舗がそこかしこにある京都。 京都旅に歴史と伝統など、京都文化を求める人も多いと思います。 しかしながら、大切なものは守りつつも進化を続ける姿もまた京都のすば...
更新日: 2023年1月29日
一年のうちでは観光客の少ない冬の京都。街はゆったりしていてお出かけのチャンスです。
今回は、京都の冬を満喫できるおすすめスポットを目的別にご紹介します。
美しさが映える夜景やイルミネーションなど、寒い季節に大切な人と寄り添えるデートスポット。
幼いお子さんや寒がりのお母さんも安心な、室内で楽しめるファミリースポット。
新年の神事や冬季限定のイベントなども盛りだくさん。
風情ある冬の京都を楽しみましょう!
冬は空気が澄んで夜景やイルミネーションがもっともきれいに見える季節です。空気が澄み渡ると、光だけでなく音までが繊細に聴こえてきます。
きらきら瞬く光の海はとてもロマンチックで、思い出に残るデートになるでしょう。
京都で有名な夜景やイルミネーションスポットをご紹介します。
京都駅前に建つ高さ131mのタワーは灯台をイメージして建てられたもの。地上100mの展望室からは360度眺望が楽しめ、市街全体が見渡せます。そのほかビル内にはレストランや大浴場、土産売り場なども盛りだくさんで楽しめます。
【料金】大人800円、高校生650円、小・中学生550円、幼児(3歳以上)150円
将軍塚青龍殿の境内には恒武天皇ゆかりの「将軍塚」があります。
昔から展望スポットとして有名な「将軍塚」に併設して、2014年10月には清水の舞台の約5倍、延べ面積1,046平方メートルという大舞台が作られました。京都の町を一望できる観光スポットとして今や大きな注目を集めています。特に夜景と春明のライトアップ期間中には、幻想的な光景が訪れる人々を魅了します。
万灯呂山展望台は井出町にある標高300mの大峰山頂部に作られた展望台で、ここからの眺望は京都府景観資産に登録されています。京都の大文字の送り火の際には「大」以外の4文字全てが眺望できる場所として有名で、眼下一帯には井手町を中心に京都市や学研都市、遠く奈良方面の夜景が光の海になって広がります。展望台へ至る道は細いところが多いので、夜間の運転には注意しましょう。
シナスタジア(共感覚)をコンセプトに一年中楽しめるナイトスポットとして誕生しました。新進気鋭のアーティストによる光のアートと壮大な音楽が融合し、まるで光の森に迷い込んだかのような感覚に導かれます。るり渓の自然に調和した光の世界を、五感で感じながら体感するまったく新しいイルミネーションの世界。圧巻ともいえる光の幽玄空間は一見の価値ありですね。
【開催期間】通年営業
【営業時間】日没~22:00(最終入場21:30、季節により変動)
【料金】
大人(中学生以上)平日1,000円、土日祝1,200円
小人(4歳~小学生)平日500円、土日祝600円
クリスマスは大人1,800円、小人900円
【住所】京都府南丹市園部町大河内広谷1-14
【アクセス】
JR山陰本線・園部駅より、るり渓温泉行直行バス30分
能勢電鉄・日生中央駅より、るり渓温泉行直行バス35分
「冬は暖かい屋内で楽しみたい!」という寒がりな人には、劇場やプラネタリウムなどが定番のデートコースですね。
室内なら、突然の雨や雪も気にならず、当日になってデートの予定を変更、なんてこともありません。
かさばる上着がなくても楽しめる室内デートスポットに、おしゃれしてお出かけください。
宇治市源氏物語ミュージアムは、楽しみながら平安文化への理解を深めてもらおうと、1998年に開館した、『源氏物語』をテーマにした博物館。映像やオリジナル映画で『源氏物語』を紹介したり、平安貴族の装束や調度品、六条院の模型や牛車を展示したりと、雅な物語の世界を再現しています。
日本文学の不朽の名作の主人公光源氏や”宇治十帖”の世界を分かりやすく紹介し、常設展示室では、実物大の牛車、平安時代の調度品のレプリカ、そして平安時代の代表的な建築様式である寝殿造の六条院の縮小模型が展示されています。また館内には、およそ3,000冊以上の蔵書が揃う図書室や、ここでしか購入できないグッズを扱うミュージアムショップも開設されています。
懐かしいあのマンガ、このマンガに再会。時を忘れてマンガに没頭できる、この時間は人生に今しかありません。世界最大規模の約30万点の中からあなたは何を選びますか?
マンガミュージアムはマンガの文化や歴史を“読み知り体験”できる、博物館機能と図書館機能を併せ持つ文化施設。展示やワークショップなどイベントも豊富に行われ、毎日上演される街頭紙芝居も好評です。
2012年に開館し、京都市下京区梅小路公園という街の中にあり、海水成分を使用した人工海水を利用するという珍しい水族館。展示品種は250種にのぼり、町中にいながら京都の海を体験することができます。
ペンギンのごはんの時間やイルカスタジアムでのパフォーマンスも人気ですが、毎回趣向を凝らした特設展や、リアルな造りで海の生物を再現したカフェのメニューなど、ちょっと変わった楽しみのある水族館だと、広く話題を集めています。
【休館日】無休(臨時休業あり)
【料金】大人2,200円、高校生1,700円、小・中学生1,100円、幼児(3歳以上)700円
【住所】京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
【アクセス】「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分、またはJR山陰本線「梅小路京都西」駅より徒歩約7分
約400年の歴史と伝統を誇る劇場。東西の歌舞伎俳優が競演する顔見世興行の時期には写真のようにまねきの看板が上がり、師走の風物詩として知られています。
【公演情報】
◆初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演
開催日時:2023年1月2日~9日
料金:一等席 7,000円、二等席 3,000円、三等席 2,000円
◆喜劇 老後の資金がありません
開催日時:2023年1月14日~28日
料金:特別席 13,500円、一等席 12,500円、二等席 7,000円、三等席 4,000円
【住所】京都市東山区四条大橋東詰
【アクセス】京阪本線祇園四条駅6番出口からすぐ
日本初の海上プラネタリウム搭載のアミューズメント施設で、風光明媚な舞鶴湾の湾口に浮かぶ豪華客船をイメージした係留船です。プラネタリウムのほかエネルギー体験館や世界の船旅を楽しめる船の体験館があります。
ゆったりした贅沢なシートへ横になって星を見上げれば、海の上であることを忘れてしまうでしょう。展望デッキに上がればそこは大型船の甲板。舞鶴湾と日本海の美しい景色を楽しむことができます。
子供たちは風の子。だから寒さなんてへっちゃら。といってもキッズを連れて出かける大人は、やっぱり寒いと出足が鈍るもの。
そこで、暖かい屋内で、子供たちが大喜びしそうなレジャースポットをご紹介します。
子供向けの施設といっても、大人も夢中になって家族全員で楽しめるようなスポットもあります。
アクセス良好な「MOMOテラス」内にある大型室内アミューズメント施設。年会費に入場料金を払えば、店内の遊具・玩具は遊び放題のうれしいシステムです。連日開催されるイベントも楽しめます。
アトラクションエリアには体を使って遊べる「ふわふわ」「のりものパーク」、ゆっくりと楽しめる「えほんの森」、お姫様ごっこの「フォトスタジオ」、日替わりで楽しい「イベントステージ」などなど、小さな子供から小学生まで、めいっぱい遊べるアトラクションが用意されています。
体験型の展示品、生解説のプラネタリウム、また沖縄のチョウが観察できる「チョウの家」や、楽しい実験や解説等があり、科学の不思議とおもしろさを体感することができます。
実際に動くティラノサウルスの復元模型は一見の価値あり。センター内の隅から隅まで興味深い内容でいっぱいです。また定期的に実験や工作などの参加型イベントも多数開催されています。
ミニチュアで再現した京都の街の中を、鉄道模型が走り抜ける日本最大級のジオラマ館。鉄道ファンならずともそのスケールには息を呑むでしょう。
EF66形電気機関車の本物の運転台で鉄道模型の運転もできます。星空を再現した大天井ドームもあり、どこ郷愁を呼び起こす懐かしい夜汽車の旅が再現されます。
近年のフィギュアスケートブームで、アイススケートを楽しむ人が増えています。アイススケートリンクはスキーやスノーボードと違って冬季限定のところばかりではなく、また都市部にあるためアクセスが便利なところが魅力です。家族で、カップルで、そして友達どうしで、銀盤デビューしてみませんか? 各リンクでは、インストラクターのついたスケート教室も開催されています。
京都市梅小路公園内に登場した冬季限定営業のアイススケートリンク。仲間・家族・カップルで気軽にスケートができ、季節を問わず楽しめる京都の新しいレジャースポットと人気を呼んでいます。青空や夜空を見ながら楽しめるスケートリンクは開放感抜群。夜9時までライトアップ営業しています。
【開催期間】2022年11月23日~2023年2月26日
【住所】京都府京都市下京区観喜寺町 梅小路公園内 JR梅小路京都西駅前
【アクセス】JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅下車すぐ
京都駅(JR・地下鉄・近鉄)中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分
太陽光発電や雨水利用など自然のエネルギーを利用した新時代のスケート施設です。夏はウォータースライダーもあるプールとして運営されますが、冬期はスケートリンクが開場します。トレーニングルームなどの付帯設備も充実しています。
【料金】一般1,670円、小・中学生830円、幼児無料
幼児1名につき保護者(大人料金対象者)1名の同伴が必要
いずれも貸靴代別途1名450円
【住所】京都府京都市右京区西京極徳大寺団子田町64
【アクセス】阪急京都線西京極駅から徒歩10分
【営業期間】通年(スケートは11~翌3月)
【営業時間】9:00~21:00(閉館)
【休業日】火曜、祝日の場合は翌平日休、7・8月は無休、年末年始休
2019年にオープンした国際規格対応のアイススケートリンクです。60メートル×30メートルのメインリンクと、46メートル×18メートルのサブリンクがあり、メインリンクも日によっては一般利用も可。レンタルシューズもぴかぴかの新品がずらり。一般的な黒だけでなく白いシューズも用意されていてテンションが上がります。憧れのスケーターを気取りながら楽しく滑ってみませんか?
【料金】大人1,200円(土日は1,500円)、小人700円(土日は1,000円)
いずれも貸靴代別途1名500円
【住所】京都府宇治市宇治折居24
【アクセス】京阪宇治駅・JR宇治駅から京都京阪バス「太陽が丘」行または「維中前」行バス → 「太陽が丘ゲート前」下車 → 徒歩約3分
華やかなイベント続きのクリスマスが終わればいよいよお正月。各地でさまざまなイベントが企画されています。
ここからは、この冬注目のイベントスポットをご紹介します。
十日ゑびす大祭は恵美須神社で毎年1月10日前後の5日間に行われる祭礼で、境内にはたくさんのお札や縁起物が並び、吉兆のお笹の授与が行われます。商売繁盛・家運隆昌を願う大勢の人々で大いに賑わいます。
栄西禅師が宋から帰朝するとき、大暴風雨に見舞われたのを救ったのがゑびすの神。そこで、同寺の守護神として建立されました。東映の女優さんによる宝恵かご社参や、祇園町、宮川町の舞妓さんによる福笹と福もちの授与もあります。
平安時代に清和天皇が針を納めるお堂を建てたのが由来。針を本堂前の針供養箱に納め、針への感謝と技術向上を祈り、コンニャクに30cmほどの大針を刺して供養します。
法輪寺針供養は、皇室で使用された針をご供養せよとの天皇の命により始まったといわれ、現在でも毎年12月の針供養の際には皇室から預かった針のご供養をしています。
本堂の脇に「御針納箱」があるので、針を持参し感謝の気持ちを込めて納めましょう。
1月10日までの期間限定で原作出版75周年を迎えた『きかんしゃトーマス』とのコラボレーションを開催しています。土・日曜、祝日には、トーマスが転車台に乗ってお話をしてくれるイベントも。トーマスの特別ヘッドマークを付けたSLスチーム号の運行も見逃せませんね。
【イベント】
◆鉄道いろいろいろは展~150年の歴史を彩った鉄道のあゆみ~
開催日時:2022年10月8日~2023年2月12日
慶長11(1606)年、豊臣秀吉の菩提を弔うため正室のねねが建立したと伝えられる開山堂、霊屋、観月台、茶室の傘亭・時雨亭など開山時の建物が現存しています。美しい庭園は小堀遠州によるもので、冬の夜の寒さを忘れるほど足を運ぶ価値ありの美しさです。
【イベント】
◆高台寺特別茶会『冬の夜の茶会 夜咄(よばなし)』
開催日時:2023年1月13日~3月5日の金~日曜※要予約
料金:8,000円(薄茶席・案内付拝観・点心[お食事]付)
昭和38(1963)年に東京の国立近代美術館の分館として開館し、その後独立。京都を中心にした関西の近現代の作家たちの絵画、陶芸、写真、版画などを多数収蔵しています。
【企画展】
◆2022年度 第4回コレクション展
開催日時:2022年10月8日~2023年1月22日
料金:大人430円、大学生130円、高校生・18歳未満・65歳以上無料
もう目の前まで迫ってきた大晦日と新年。カウントダウンに参加して盛り上がるもよし、年越しの初詣で願をかけるもよし、除夜の鐘に耳を傾けながら一年を振り返るのもよし、夜明けを待って初日の出を拝みに出かけるのもよし。
私たち日本人にとって、大晦日から元旦への一夜は特別な意味と趣を持っています。今年の大切な一夜を、あなたは誰とどう過ごしますか?
年越しにおすすめのスポットとイベントをご紹介します。
丹後の食材などを使ったレストランやファストフード店、地酒など品揃えが自慢の丹後のお土産処があります。
手づくり体験教室や動物ふれあい牧場、季節のフルーツ狩りや収穫体験、おもしろ自転車やゴーカートなど、食と遊の盛りだくさんコンテンツで1日中楽しめる道の駅です。
※2022年の開催は未定
「清水の舞台」で知られる本堂舞台が有名な寺院。そもそもは奈良時代末期、宝亀9(778)年に延鎮上人が、音羽の滝の近くに草庵を結び、千手観音を祀ったのが始まりです。鹿狩りに訪れた坂上田村麻呂が水を求めて立ち寄った際、延鎮上人に殺生をいさめられたことから信仰し、長岡京の紫宸殿を移築して創建ししました。鮮やかな朱塗りの仁王門や三重塔は日本最大クラスの建築物で、多くの国宝や重要文化財を目にすることができます。
【イベント】
◆修正会
開催日時:例年1月1日~7日
厄除け・疫病退散・商売繁昌のご利益を授かる神社として知られる、京の街の守り神。全国の祇園社の総本社で、素戔嗚尊(すさのをのみこと)・櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)・八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祭神としています。
地元では「八坂さん」や「祇園さん」の名で親しまれ、京都三大祭りのひとつである祇園祭は、この神社の祭礼として知られています。大晦日の夜から元日の夜明け前に行われる「をけら詣り」は、京都の冬の風物詩としてあまりにも有名です。
【イベント】
1月1日 白朮祭(をけらさい)
1月3日 初能奉納、かるた始め式
法然上人が念仏の教えを広め、入滅した地に建つ浄土宗の総本山です。国宝の三門や日本三大梵鐘の銅鐘など、その見どころは数多くどれも興味深いものです。「鶯張りの廊下」ほか知恩院七不思議でも有名で、NHKゆく年くる年で放映される荘厳な除夜の鐘は、知恩院のものとして広く知れ渡っています。
【イベント】
1月1日 修正会
京の食材がそろう商店街。約400mの通りに130もの店が軒を連ね、鮮魚、京野菜、京漬物、塩干物など多彩な店が並ぶ様はまるで食品の迷宮。その奥深さはぶらぶらと歩くだけですぐに1~2時間が過ぎてしまうほど。
アーケードなので雨の日でも楽しめ、旬の京野菜を探す八百屋めぐりも楽しいものです。イートインができる店も多いので、買うだけでなくその場で食べることもできます。お正月を控えて一段を活気を帯びる京の台所は、その雰囲気を味わいに出かけるだけでも価値があるでしょう。
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