京都駅の構内移動ガイド!バスや地下鉄にスムーズにアクセスしよう
京都の玄関口といえば、やっぱり京都駅。 「雅な駅舎を想像していたら、近未来的な建築だった」と驚く人も多いといいます。 さて、この京都駅、見た目の斬新さだけでなく、京都市内のどのエリアへも行ける...
秋の味覚の1つといえば、栗。
そんな栗の味わいが口いっぱいに広がるスイーツ・モンブラン。
京都ではモンブランの専門店をはじめ、カフェやパティスリーなどでも気軽にモンブランを楽しめるお店がたくさんあります。
王道のモンブランから、抹茶など京都らしい素材を取り入れたモンブラン、「これもモンブラン?!」と思ってしまうような、モンブランらしからぬ見た目のものまで、個性豊かな魅力にあふれています。
1年中販売されているものがほとんどなので、季節を問わず楽しめるのもうれしいポイント。ぜひ食べ比べてみてくださいね。
モンブランをメインに提供するモンブラン専門店が多くある京都。
和栗をふんだんに使ったボリューム満点のモンブランは、専門店ならではのこだわりが光ります!
目の前で盛り付けたり、マロンペーストを搾り出したりと、モンブランが仕立てられていく様子を見ることができるのもポイント。味はもちろん、目でも楽しんでみてくださいね。
素材にこだわった繊細で美しいモンブラン
京都の木屋町通りにたたずむ「和栗専門 紗織」。町家を改装した空間で、モンブランをはじめ、和栗を使ったスイーツを味わえます。
看板メニューの錦糸モンブランは、1mmの細さで絞り出された繊細なマロンペーストが特徴。砂糖の甘さを抑えているので、栗そのものの風味とまろやかな味わいを存分に楽しめます。
モンブランの中は、和栗のクリーム、生クリーム、スポンジ、メレンゲで構成。北海道の生乳や和三盆など、厳選された素材が使われています。
中でも注目なのが、錦糸モンブランの「紗」。希少な最高級の丹波栗を使用しており、上品で贅沢な味わいです。
ほかにも、ソフトクリームとの組み合わせがたまらないモンブランなど、テイクアウトできるメニューもあります。京都らしい趣ある店内で楽しむのはもちろん、モンブランをテイクアウトして近くの鴨川まで足を運ぶのもいいですね。
焼き栗の専門店が手がける、丹波栗の風味豊かなモンブラン
無添加・無着色のオーガニックな焼き栗などを販売する「比沙家」。京都・清水寺の参道にある本店には、モンブラン専門のカフェ「HISAYA CAFE」が併設されています。
カウンター席で味わえるモンブランは、目の前で説明を受けながら丁寧に盛り付けられていきます。希少な丹波栗をふんだんに使ったマロンペーストは、栗の風味が豊か。
モンブランの中は、ホイップクリーム、抹茶またはほうじ茶のアイスクリームとソース、パリパリ食感の細い麺状の生地・カダイフなどで構成されています。さまざまな味わいや食感が楽しく、さっぱりと食べられるモンブランです。
土・日曜と祝日は予約が可能。カウンター6席のみで混み合うこともあるので、確実にモンブランを楽しみたいという方は予約がおすすめですよ!
また、店頭の「比沙家」で販売している焼き栗は、おうちで楽しむのにもぴったり。栗の味わいを存分に堪能できる「焼栗ソフトクリーム」もぜひ一緒に味わってみてくださいね。
■HISAYA CAFE
住所:京都市東山区清水2丁目255
交通:京阪清水五条駅から徒歩20分
電話:075-533-0138
営業時間:9:00~18:00(現在は時短営業のため、10:00~16:00)
休業日:不定休
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京都では、パティスリーはもちろん、モンブランを提供するカフェもあります。
その中でも、今回はモンブランを目当てに訪れるという人も多いお店をご紹介します。
賞味期限が短すぎるモンブランや、京都らしさ満点のモンブランなど、気になる魅力がいっぱい。それぞれのお店ならではの個性に注目です!
賞味期限は10分!?食感を楽しむできたてモンブラン
京都の洋菓子店で長年活躍してきた、パティシエのKEIZO NISHIDAさんが手がけるカフェ「Sweets Café KYOTO KEIZO」。「1番おいしい状態でスイーツを届けたい」という思いから、作りたてのケーキを楽しめます。
人気の「10分モンブラン」も、オーダーを受けてから作られるのが特徴。離れの工房で、モンブランを作る様子を見ることができます。
モンブランの中にはメレンゲが入っており、できたてはサクサクした食感。少し時間が経つと生クリームの水分などを吸って、メレンゲがしっとりとします。そのため、賞味期限が10分に設定されているのだそう。ぜひ変化する食感も楽しんでみてくださいね。
マロンペーストと、上にのったラム酒風味の渋川栗は、熊本県産の和栗を使用。風味豊かで濃厚な味わいも魅力です。
「10分モンブラン」は、定番の栗と抹茶の2種に加えて、季節限定のモンブラン1種がそろいます。京町家を改装した空間で、ゆったりとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
京都らしさを感じる濃厚な抹茶のモンブラン
河原町通に面したビルにある「和カフェ 季の音」。宇治抹茶やほうじ茶のパフェなど、和の素材を使ったスイーツを日本茶とともに楽しめます。
店内で味わえる「濃茶モンブラン」は、宇治にある「丸久小山園」の上質な宇治抹茶を使用。石臼で挽いた抹茶のクリームは、濃厚でほろ苦い味わいがたまりません。モンブランの美しい緑色も魅力で、真っ白なお皿に映えます。
モンブランの中にも和の素材が。栗の甘露煮やふっくらと炊いた丹波黒豆、抹茶のスポンジケーキなどで構成されています。着色料や香料は不使用なのも、うれしいポイント。
ご紹介した「濃茶モンブラン」のほかにも、ほうじ茶のモンブランがあります。京都の中心地にあるので、お買い物や観光のひと休みに立ち寄るのにもぴったりですよ。
■和カフェ 季の音
住所:京都市中京区河原町通四条上ル米屋町384 くらもとビル4階
交通:阪急京都河原町駅3番出口から徒歩2分
電話:075-213-2288
営業時間:11:30~18:30(L.O.18:00)
休業日:火曜(祝日の場合は営業)
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大人な味わいの贅沢なモンブラン
東洞院六角と「ジェイアール京都伊勢丹」の地下1階に店を構える「パティスリー洛甘舎」。和の素材や季節のフルーツなどを使い、趣向を凝らしたケーキがそろいます。
秋の人気商品は、丹波栗がトッピングされた「PREMIUMモンブラン」。10月から4月初旬(予定)までの期間限定で登場します。
モンブランの外側を覆うのは、栗本来の風味を活かした和栗のペーストと、マロンリキュールを利かせた生クリーム。中には、マロンガナッシュやブリュレ、最高級の品質といわれるラム酒「ディロンラム」が利いた生クリームが入っています。
モンブランのほかにも、希少な白苺を使った冬限定のショートケーキ「PREMIUM白苺」など、贅沢感あふれるPREMIUMシリーズのケーキも人気。本店では、テイクアウトはもちろん、店内のイートインスペースでも楽しめますよ。
■パティスリー洛甘舎
住所:京都市中京区東洞院通三条下ル三文字町227-1 藤六ビル1F
交通:地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分、阪急烏丸駅から徒歩5分
電話:075-708-3213
営業時間:11:00~20:00
休業日:水曜
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最後にご紹介するのが、京都で味わえる個性的なモンブラン。
アーティスティックな見た目のモンブランや、ほかのメニューと融合したモンブランなど、モンブランの新しい楽しみ方を提案してくれます。
モンブラン好きや、「ひと味違うモンブランを食べたい!」という方は必見です!
豊かな香りが広がるモンブランの新提案
「情景を、形状に。」をコンセプトに、パティシエが見た風景や、想像した世界をスイーツで表現するブランド「RAU」。独創的で美しいスイーツをカフェスペースやテイクアウトで楽しめます。
モンブラン「Yama」は、モンブランらしからぬ真っ白でつるんとしたビジュアルに驚きます。この見た目は、モンブランの語源である「白い山」を表現したのだそう。型も手作りで、栗を使った新たなスイーツを提案しています。
モンブランの外側はホワイトチョコレートで作られています。ナイフを入れると、とろりとした栗のムースやクリーム、ヘーゼルナッツプラリネソースなどが登場。しっかりとした栗の風味や濃厚さの中に、カシスソースのさわやかな酸味がアクセントになっています。ふわりと広がるイランイランやトンカ豆の香りも楽しみたいモンブランです。
ほかにも、真っ赤なビジュアルが目を引くデセール「Bin 赤」や、ビーントゥバーチョコレートを使ったチュイールサンド「Nami-Nami」なども人気。パティシエが作り出す世界に触れてみてはいかがでしょうか。
■RAU
住所:京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6 GOOD NATURE STATION 1F
交通:京阪祇園四条駅から徒歩5分
電話:0120-995-990
営業時間:11:00~19:00
休業日:不定休
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モンブラン×クロワッサンの新感覚スイーツ
京都の洋菓子店「マールブランシュ」が2020年にオープンした「マールブランシュ ロマンの森」。緑あふれる広々とした空間には、ショップやカフェ、工房があり、さまざまなスイーツを楽しめます。
注目は「モンブランバタークロワッサン」。クロワッサンとモンブランがコラボした一品です。ミルクとバターの風味が広がるパリパリ食感のクロワッサンに、ラム酒が香るモンブランクリームと、塩気を感じるバターの組み合わせがたまりません。
モンブランクリームは、「マールブランシュ」で長年愛されているプチガトー「モンブラン」と同じ素材を使用。フランスにあるサバトン社の、バニラが香るモンブランペーストと、バーディネー社のラム酒「ネグリタ・ラム」を使っています。
「モンブランバタークロワッサン」は「ロマンの森」限定のメニュー。9時、12時、14時と、1日に3回できあがるので、ぜひできたてのタイミングを狙ってみてくださいね。
ほかにも、個性豊かなモンブランのメニューが多くそろっているので、そちらもお楽しみに。
■マールブランシュ ロマンの森
住所:京都市山科区大塚北溝町30
交通:地下鉄東野駅から徒歩10分、京阪バス 国道大塚から徒歩5分、京阪バス 大塚野溝町から徒歩3分
電話:075-581-8787
営業時間:9:00~18:00(カフェはL.O.17:30)
休業日:無休
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和菓子にインスパイアされた京都限定のモンブラン
ニューヨーク発祥で、日本にも全国に店舗がある「THE CITY BAKERY」。2021年7月には、京都河原町に店舗をオープンしました。店内には看板メニューのプレッツェルクロワッサンをはじめ、日本オリジナルや京都限定のパンなど、さまざまなパンが並びます。
京都限定で味わえるスイーツの1つが「NY栗きんとん」。和菓子の栗きんとんに着想を得たモンブランです。
マロンクリームは和栗を使用し、栗きんとんがベースに。モンブランの中にも西洋栗の渋皮煮が入っており、栗の味わいを存分に楽しめます。土台の生地はさっくりとした食感。アーモンドの香ばしい風味が広がります。
サイズは通常のモンブランに比べると小ぶり。ほどよい甘さとサイズ感で、気軽に食べやすいのも魅力です。
「NY栗きんとん」はイートインとテイクアウトどちらも可能。ぜひこだわりのコーヒーと一緒にモンブランを楽しんでみてくださいね。
■THE CITY BAKERY 京都河原町
住所:京都市下京区寺町通仏光寺上ル中之町569
交通:阪急京都河原町駅10番出口から徒歩2分
電話:075-606-5181
営業時間:8:00~19:00
休業日:不定休
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京都のおいしいモンブランのお店をご紹介しましたが、いかがでしたか?
奥が深いモンブランの世界。マロンペーストはもちろん、スポンジや生クリームなど中身の構成などにも、それぞれのお店のこだわりが光っています。
今回ご紹介したお店は、京都のまちなかにあるものがほとんど。モンブランを目当てに訪れるのもいいですし、おでかけの際に立ち寄ってみるのもおすすめですよ。
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今、知りたい“リアルな情報”を京都から発信している「Union Synapse(ユニオンシナプス)」。全国の情報を、オールマイティにキャッチして、必要な方々へお届けしています。
中でも京都・奈良・滋賀の神社仏閣、カフェや和食店を老舗から新店まで情報を網羅しています。『京都社寺めぐり』をはじめ「まっぷるマガジン」シリーズに関わり約15年。「ことりっぷ」シリーズなどのガイドブックの制作も行うなど、さまざまな角度から情報を紹介します。