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【番外編】時間があれば立ち寄りたいスポット
オススメ1:「KADODE OOIGAWA」で緑茶を満喫

「KADODE OOIGAWA(かどでおおいがわ)」は大井川流域の農産物や特産品を集めた体験型フードパーク。マルシェ棟、カフェ棟、レストラン棟で構成されます。
マルシェ棟では緑茶を知る体験メニューが2つ用意されています。自分が茶葉になった気分で製茶工程をたどる「緑茶ツアーズ」(600円)では、緑茶になるまでの蒸し、揉み、火入れの工程を体感できます!
もう1つの緑茶B.I.Yスタンド体験(ボトル付き600円)では、16種類の中から自分に合った緑茶を探します。味覚チャートで選ぶもよし、いくつかの質問に答える「緑茶診断」や運任せの「お茶みくじ」に頼るもよしです。茶葉が決まったら、オリジナルボトルとティーバックを受け取って、自分で淹れて飲んでみましょう。

蒸し方や火入れが異なる16種の緑茶があります

スタッフの助言を受けながら最適の温度、時間で緑茶を淹れます

1度マイボトルを購入すれば、200円でおかわり可能
【営業時間】9:00〜18:00(店舗により異なる)
【休館日】第2火曜休
オススメ2:焼津名物かつお節の工房「ヤマ十増田商店」を見学

日本屈指のかつお節産地・焼津市で、1887年(明治20)に創業したかつお節工房が「ヤマ十増田商店」です。
この工房では、カツオを三枚に卸すところから、煮熟(しゃじゅく)、骨抜き、燻(いぶ)しながら乾燥させる焙乾(ばいかん)まで一貫して行います。
なかでも焙乾作業のこだわりは強く、コナラの薪を燃やして燻す手火山(てびやま)式で香りを高めてから、急造庫で乾燥させます。1〜11月には月1〜2回、工場見学(1グループ1750円)を実施しています。
売店ではかつお節削り器を使った体験もできます。

本日の作業が終わり、静かになった工場の様子

手火山式焙乾は手間暇を要しますが香り高さが格段に違います

削り器に挑戦! 削ったかつお節は試食することができます
【営業時間】9:30〜17:00(土曜は9:00〜11:30)
【休館日】土曜午後・日曜・祝日休
大井川を越え、歴史と文化に出会うドライブへ
江戸時代の旅人たちが苦労して渡った大井川。その周辺には、戦国武将や幕府の重臣にまつわる城跡、そして今に伝わる川越の文化など、日本の歴史を感じられるスポットが点在しています。今回のドライブコースを参考に、知的好奇心を満たす旅に出かけてみてはいかがでしょうか。きっと、静岡の新たな魅力に出会えるはずです。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】内田晃
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自転車での日本一周を機に旅行記者を志す。街道、古道、巡礼道、路地など歩き取材を得意とする。日本旅行記者クラブ会員














