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【鬼滅の刃】遊郭編の世界観を満喫できる聖地スポットをご紹介

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2021年10月22日

【鬼滅の刃】遊郭編の世界観を満喫できる聖地スポットをご紹介

累計発行部数1億部を突破、映画の興行収入は400億円を突破するなど、一大ブームを巻き起こした「鬼滅の刃」。
12月からは映画の続編となる「遊郭編」のアニメ放送が開始します。

原作は吉原遊郭が舞台ですが、今や遊郭の影を残すような建物は周辺にはありません。
そこで編集部が発見したのが、大阪にある元遊郭建築を利用した「鯛よし百番」という料亭。

今回はアニメの放送に先駆け、鬼滅の刃 遊郭編の世界観を味わえるスポットをご紹介します。

※本記事には「鬼滅の刃 遊郭編」のあらすじが一部含まれています。

鬼滅の刃 遊郭編とは

無限列車での任務から4ヶ月が過ぎた頃、炭治郎たちが鍛錬、療養の場としている蝶屋敷に元忍の音柱・宇髄天元(うずいてんげん)が現れます。任務で女の隊員が必要だと、蝶屋敷に従事する女性隊員・神崎アオイ(かんざきあおい)を半ば人さらいのように連れて行こうとしていたところに、炭治郎そして我妻善逸(あがつまぜんいつ)と嘴平伊之助(はしびらいのすけ)が駆けつけ、自分たちが代わりに行くと申し出をします。

宇髄天元の任務地は「鬼の棲む”遊郭“」。先んじて遊郭に潜入していた宇髄天元の3人の奥さんとの定期連絡が途絶えたため、偵察に行くというものでした。

鬼滅の刃 遊郭編の世界観に浸れる「鯛よし百番」

鬼滅の刃 遊郭編の世界観に浸れる「鯛よし百番」

吉原遊郭は現在の浅草あたりに位置する実在の場所でしたが、今や遊郭の影を残すような建物は周辺にはありません。そこで編集部が発見したのが、大阪にある元遊郭建築を利用した「鯛よし百番」という料亭です。

鯛よし百番は大正時代に遊郭開業した巨大な花街の中に建つ大衆料亭。大正末期頃のものとされる絢爛な造りが内外観ともに当時のままの形で残り、国の登録有形文化財に指定されている建物です。

さてここからは各場面ごとに「鯛よし百番」で作中の雰囲気を堪能できるスポットをご紹介します。

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吉原遊郭

吉原遊郭

遊郭といえば、赤い提灯を下げた建物を想像される方が多いのではないでしょうか。「鬼滅の刃 遊郭編」でも、暗闇に浮かび上がるような赤を灯した建物が軒を連ねる吉原遊郭の映像が公開されています。

鯛よし百番が建っているのは、吉原ではなく大阪市西成区にある「飛田新地(とびたしんち)」の一角。飛田新地はかつて日本最大級の遊郭といわれ、今もその匂いを色濃く残す街です。街の中には150を超える小さな料亭妓楼が軒を連ね、独特の雰囲気が漂っている場所です。鯛よし百番は道が交差している角にあり、2階建て数寄屋風遊郭建築のレトロモダンな外観と大きな店看板がひと際目立ちます。

炭治郎の部屋<ときと屋>

炭治郎の部屋<ときと屋>

鯛よし百番の中には、階段が北東と南東の2か所にあります。2階の北側に並ぶ部屋のひとつ、「千代の間」。入り口は敷石の路地になっていて、井戸とつるべがあります。ガラス戸を開けて入る室内は、歌人「加賀の千代女」をモチーフにした造りだそう。

千代の間は日本人形が置かれていたり、壁面に竹が使われ天井も小竹編みになっていたりと、女性が好みそうな雰囲気の造りになっています。

この日本人形、前髪を結っているのですが、雰囲気がどことなく炭子(遊郭に潜入した際の炭治郎の名前)に似ています。

須磨の部屋<ときと屋>

須磨の部屋<ときと屋>

潜入した「ときと屋」で炭治郎が鯉夏花魁への荷物を運んでいる最中に、音柱・宇髄天元の妻、須磨の噂話を耳にします。その須磨の部屋に近い雰囲気を持つのが2階南側にある「淀の間」。趣向を凝らした鯛よし百番の部屋の中でも和風のシンプルな造りで、船底天井や竹の桟を用いた落ち着いた空間になっています。正面の窓の向こうには中庭が見えます。

善逸の部屋<京極屋>

善逸の部屋<京極屋>
画像:Micro HERITAGE

南東階段から2階へ上がり、右側にある大広間はかつて遊女たちの溜まり場だったといわれています。北側に床の間があり、南側には料亭になってから造られたと思われる舞台があります。廊下の反対側に当たる東側はバルコニーになっています。

画像:Micro HERITAGE

「京極屋」に潜入した善逸。とある理由から吉原一の花魁になると意気込み、三味線の演奏に熱を入れます。2階の大広間の舞台はまさに善逸が三味線を演奏していた舞台のよう。背景のタイルが並んだようなあしらいも、よりその雰囲気をもたらしています。

1階南廊下

人探しという当初の目的を思い出した善逸が廊下を歩くシーンがありますが、壁に派手な模様が見られます。

鯛よし百番の1階には菊の花をあしらった壁画や船底天井が印象的な廊下、2階には東海道に見立てた印象的な廊下があり、善逸が歩いた廊下の雰囲気を味わえます。

2階西廊下

まきをの部屋<荻本屋>

まきをの部屋<荻本屋>

場所は変わって伊之助の潜入した荻本屋。鯛よし百番2階の北西にある「鈴の間」は、荻本屋のまきをの部屋の雰囲気を味わえます。

真正面に障子、左側に床板があり、左奥に見える火灯形の窓がまきをの部屋の鏡台のように見えたり…と、どことなくまきをの部屋の雰囲気を漂わせます。この部屋は天井に板張りの格天井、床柱にねじれた丸木などが使用されているのが特徴。きらびやかな部屋が多い鯛よし百番の中では非常にスッキリとした印象です。

画像:Micro HERITAGE

特に格天井の様子はまきをの部屋とそっくりです。

南東階段

その後、伊之助は荻本屋の廊下や階段を走り回ります。鯛よし百番の1階から2階に至る南東階段の周囲の壁には、大阪の夏の風物詩、天神祭の賑わいが描かれています。

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