更新日: 2023年10月3日
【秩父札所】自転車に乗ってめぐる!半日モデルプラン!
厄除けや健康、延命、開運など、さまざまなご利益を求めて歩く、秩父巡礼の旅。
近くの観光名所に立ち寄ったり、名物グルメを味わいながら、自分のペースでめぐる旅に出よう。
札所めぐりとは
石仏群や眺望自慢の寺院など、34ある観音様を訪ねる秩父札所めぐりは、関西の西国三十三か所、関東の坂東三十三観音霊場と並ぶ日本百観音の最終地として、由緒あるもの。
札所めぐりの心得
いちばん大切なのは信仰の気持ち。巡礼の旅に出る前に、正しい作法を覚えておこう。
お参りの正しい作法
一、水屋でお清め
二、お灯明と線香をあげる
三、お賽銭を入れて合掌
四、納経帳に宝印をいただく
札所めぐりのスタイル
札所めぐりの服装は自由。昔ながらの巡礼スタイルでまわりたいなら、秩父駅構内の秩父地場産センターへ立ち寄りたい。笠やおいずるなどの巡礼用品一式を1日800円で貸し出している。歩きやすいウォーキングシューズがおすすめ。
お寺をめぐる順番
第一番札所の四萬部寺から第三十四番の水潜寺までは、一巡約100㎞ほど。番号順にまわる必要はないので、都合に合わせ、何回かに分けてめぐる人がほとんどだ。まずは駅に近い札所から気軽にまわってみよう。
納経のやり方は?
納経とは写経を納め、朱印をいただくこと。最近では写経なしで、お参りのあかしとして朱印をもらう人も多い。納経帳や納経軸を持参し、朱印を入れてもらう。受付は昼休みを挟み、午前8時から午後5時が基本だ。納経料は200〜500円。
拝観料は?
納経をする人の拝観料は原則的に無料。札所によっては有料の施設もある。
自転車でめぐる 半日モデルプラン
●所要時間:約2時間30分
【スタート】秩父観光情報館
↓ 3分
1.旗下山 慈眼寺
↓ 5分
2.長岳山 今宮坊
↓ 15分
3.母巣山 少林寺
↓ 15分
4.南石山 常楽寺
↓ 5分
5.仏道山 野坂寺
↓ 2分
【ゴール】秩父観光情報館
【自転車はここで借ります】秩父観光情報館
レンタサイクル30台を用意(2時間300円〜)。借りるには身分証明書が必要。エリアの最新観光情報も入手しておこう。
秩父観光情報館
- 住所
- 埼玉県秩父市埼玉県秩父市野坂町1丁目16-15
- 交通
- 西武秩父線西武秩父駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- レンタサイクル=300円~(2時間)、1000円~(1日)/
旗下山 慈眼寺
あめ薬師とも呼ばれる寺院
目の仏様である薬師瑠璃光如来を祀っていることから、目に効くお寺として知られている。【秩父札所第十三番】
ご利益:眼病平癒
旗下山慈眼寺(札所13番)
- 住所
- 埼玉県秩父市東町26-7
- 交通
- 秩父鉄道御花畑駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門、11~翌2月は~16:00)、納経受付は12:00~12:30休憩
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=無料/ご朱印代=300円/
長岳山 今宮坊
こぢんまりとした観音堂
観音堂にある飛天像は藤原時代後期の作と伝えられており、秩父市の指定文化財。【秩父札所第十四番】
ご利益:無病息災
長岳山今宮坊(札所14番)
- 住所
- 埼玉県秩父市中町25-12
- 交通
- 秩父鉄道御花畑駅から徒歩12分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門)、11~翌2月は~16:00、納経受付は12:00~12:30休憩
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
母巣山 少林寺
珍しい洋風の本堂を有する
34か所の札所のなかで、唯一の土蔵造りのお堂。境内の地蔵堂には、子育てのご利益がある。【秩父札所第十五番】
ご利益:子育て
母巣山少林寺(札所15番)
- 住所
- 埼玉県秩父市番場町7-9
- 交通
- 秩父鉄道秩父駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門、11~翌2月は~16:00)、納経受付は12:00~12:30休憩
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
南石山 常楽寺
秩父市街を一望できる寺院
鎌倉時代に創建。本尊は十一面観音で病気平癒と長寿のご利益あり。【秩父札所第十一番】
ご利益:病気平癒
南石山常楽寺(札所11番)
- 住所
- 埼玉県秩父市熊木町43-28
- 交通
- 西武秩父線西武秩父駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門)、11~翌2月は~16:00、納経受付は12:00~12:30休憩
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
秩父の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるマガジン編集部
SNS
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。