【伊豆】一年のイベント&旬の味覚をチェック!
気候が温暖で自然にあふれた伊豆には、四季折々の花や味覚がいっぱい。その時季ならではの出会いを逃さないように、見ごろ、食べごろ、イベントをまとめてチェック!...
全国有数の金目鯛漁獲量を誇る稲取漁港。脂ののった甘みのある味を最大限引き出そうと、港周辺の各店が自慢の腕を振るった特製メニューをご紹介。
特 徴
深海に生息し、金色に光る大きな目と紅色の体が特徴。
旬は冬
四季を通じて味わえるが、旬は脂がのる12月~3月。産卵期の夏~秋の直前も美味しい。
稲取キンメ
底縦縄一本釣りの稲取産「地金目」は「稲取キンメ」の名称で登録商標されるほど貴重。
定番は?
煮付けや刺身が定番料理。漁獲が限られる高級食材。
地元で獲れる魚介のうまさと食べ方を知り尽くしている店主。多彩なオリジナル料理を作りだすと評判。金目鯛の刺身を使った茶漬けはご飯と一緒に石鍋ごと熱してからいただく。幾度もリピートしたいおいしさ。
金目鯛しゃぶしゃぶ茶漬け 2030円
渋みをきかせた熱々のお茶をかけていただく。金目鯛のダシが出たお茶は、一滴残らず飲み干したい。
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●海の幸どんぶり 1700円
●金目鯛煮付定食 2400円
●メカジキ大トロ四川丼 2080円
程よく煮えて、甘みがいっそう引き立つ金目鯛が絶品
卵の黄身とにんにくダレでいただく「海の幸どんぶり」
魚拓や釣り竿などに釣り好き店主の趣向が伺える
国道135線沿い。口コミで来店するバイク乗りも多い
提供しているキンメ料理はすべて登録商標の「稲取キンメ」を使うという金目鯛の専門店。「地金目(稲取キンメ)」ならではのやわらかな食感や脂ののりを存分に楽しめる。接客サービスの良さも評判。
きんめ鯛どんぶり 2805円
刺身にたたき、なめろうと自慢の稲取キンメが異なる味わいでいただける。
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●あぶり金目鯛どんぶり 2805円
●煮つけ膳 2750円
おしゃれな洋風の店内
店は稲取漁港の目前。漁港直で地金目を仕入れる
金目鯛のにぎり寿司を初めて提供した店として知られる。表面を軽くあぶることで甘みをギュッと凝縮させた金目鯛の寿司は、一口食べれば思わず笑みがこぼれる味わいで、金目鯛の新たな魅力を感じられる。
金目鯛寿司 3630円
脂がのった大ぶりの金目鯛はうまみが濃厚。セットの金目鯛のあら汁も隠れた人気メニュー。
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●おまかせ地魚寿司 3630円
●金目鯛の煮付け 3300円
カウンター越しの会話も楽しいアットホームな店
稲取魚市場のすぐそばに店を構える
かつて金目鯛漁師だっただけに金目鯛に精通する徳造丸。食したいのはまろやかな口あたりが後を引く「金目鯛しゃぶしゃぶ」。座敷席から稲取漁港を眺められる。
金目鯛しゃぶしゃぶ 1760円
切り身をさっと湯にくぐらせて食べる。さっぱりとした上品な味わい。
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●金目鯛づくし膳 3850円
●金目鯛煮魚と刺身膳 2310円
活きがよく新鮮な海の幸を使ったメニューも多彩
地元稲取漁港や近海で揚がった金目鯛を使用。作り置きは一切せず注文を受けてから煮付けるので、白身はふっくらとした仕上がり。一緒に煮たごぼうも美味。
金目煮付け定食 1980円
甘めの煮汁をからめながら召し上がれ。半身を使い食べ応えも十分。
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●金目鯛干物定食 1320円
●地魚定食 1760円
漁港の風情が漂う店内。鯖のぬか漬けなど珍味もそろう
毎週末と祝日に開催する稲取漁港の名物市。新鮮な魚介や野菜、フルーツを目当てに観光客らが買い求める。無料のあら汁サービスもあり。
開催日:土・日曜、祝日開催
場所:東伊豆町役場・駐車場
金目鯛の釜飯700円は1人前ずつ炊きたて
「キンメの煮付けまん」 300円
地元農家の朝採れ野菜も並ぶ
開催日:毎年5月上旬に開催
場所:伊豆漁協稲取支所セリ場または直売所「こらっせ」で開催予定
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