【京都】日本一パンを食べる街!愛されメニューをチェック!
パン好きの聖地といわれる京都。街中の素朴なパン屋さんや洗練されたブーランジュリーなど、人気店のおすすめパンを一挙にご紹介!...
更新日:2021年4月4日
室町幕府8代将軍・足利義政が、祖父義満の造った北山殿(金閣寺)にならって建立した山荘、東山殿が前身で義政の遺言により寺となった。
正式な寺号は慈照寺。
華やかな金閣寺に比べ、侘びさびの世界を表現した銀閣寺には静かな気品が感じられる。
名前とは異なり、銀閣に銀箔が施されたことはなく、簡素さや静けさを大切にした、落ち着いた風情が漂う。
上下2段に分かれている庭園は上が枯山水、下が池泉回遊式。池の東にある銀閣と東求堂や弄清亭の内部は、春と秋の特別拝観のみ公開。
池の裏の小山は展望台へと道が続き、その途中から見下ろす銀閣が美しい。【世界遺産】【紅葉見頃:11月下旬〜12月上旬】
知っておきたいキーワード
●禅を追究した観音殿
●円錐形の美しい盛り砂
●特別拝観できる内部
本堂内部、東求堂内部、弄清(ろうせい)亭は春と秋に特別公開。各季2か月ほどの期間があり、別途拝観料1000円が必要となる。
おすすめ!参拝コース
【所要:約50分】
銀閣寺垣→徒歩すぐ→向月台→徒歩すぐ→銀沙灘→徒歩すぐ→本堂→徒歩すぐ→東求堂【国宝】→徒歩3分→お茶の井→徒歩すぐ→展望台→徒歩3分→濯錦橋→徒歩すぐ→観音殿(銀閣)【国宝】
石段を上っていくと、境内全体を見渡せる展望台がある
侘びの精神が息づく禅の影響を受けた二層構造の建造物
東山文化を象徴する銀閣は2層建築の観音堂。金閣、飛雲閣(西本願寺)とともに京の三閣と呼ばれる。【国宝】
銀閣寺へと向かう参道
総門から中門まで、約50m続く、低い石垣の上に設けられた高い垣根。銀閣寺特有のスタイルですがすがしい。
白砂が織りなす銀沙灘のアート
観月のために造られたという砂の芸術。円錐形の向月台とさざ波を思わせる銀沙灘がある。
数字で見る銀閣寺
銀閣寺に足を踏み入れると、まず目をみはるのがモダンアートのような銀沙灘と向月台。その高さは、それぞれ約180cmと約60cmで、意外にも背が高いことに驚く人も多い。
義政の持仏堂 日本で最古の書院造
東山殿造営当時の遺構として残る貴重な建物。内部は春・秋の特別拝観時しか見ることができない。ほか本堂、弄清亭の内部も特別拝観時のみ公開。【国宝】
慈照寺 銀閣寺 国宝 東求堂, by junyaogura, CC BY-SA
義政が茶の湯に使用した水
茶道、華道、建築から芸能まで手厚く支援し、現代にも通じる日本的な美意識を開花させた義政が、茶を飲む際に使ったという水。
えんむすび御守り
紋菓 銀閣寺
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。