更新日: 2024年7月30日
釧路湿原 絶景おすすめ観光ビュースポットをチェックしよう
釧路湿原は、釧路市の北部から釧路町、鶴居村、標茶町にまたがり、大部分が釧路湿原国立公園に指定される日本最大の湿原。
貴重な動植物が生息し、「雪原の貴婦人」と呼ばれるタンチョウが見られる場所としても有名です。
湿原の中心部を走る観光列車や、大パノラマを一望する展望台、湿原を間近に体感できる散策路から雄大な自然を楽しんでみましょう。
目次
釧路湿原について知ろう
釧路駅からのアクセス
<鉄道の場合> JR釧網本線で釧路湿原駅まで約20分
<車の場合> 釧路中心部から国道44号・391号経由で細岡展望台まで24km
日本最大の釧路湿原は貴重な動物の生息地
日本で初めて水鳥の保護を目的としたラムサール条約登録湿地となった釧路湿原は、日本最大の湿原で国立公園に指定されている。総面積は約2万haに及び、天然記念物のタンチョウやキタサンショウウオの重要な生息域になっている。
釧路湿原
- 住所
- 北海道釧路市広里、安原、北斗
- 交通
- JR根室本線釧路駅から阿寒バス鶴居保養センター行きで35分、釧路市湿原展望台下車すぐ(釧路市湿原展望台)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 情報なし
【釧路湿原×ビュースポット】釧路湿原を列車の中から見る
ノロッコ号で湿原の中心部へ
「くしろ湿原ノロッコ号」はJR釧網本線の一部を期間限定で運行する観光列車。湿原を縫うように進み、春から夏には緑あふれる湿原の眺めが、秋には色とりどりの紅葉が見ものです。車窓に広がる自然いっぱいのビューポイントを楽しみながらのんびり観光できます。
【釧路湿原のビュースポット×列車】くしろ湿原ノロッコ号
<絶景ポイント> 湿原側の席がおすすめ!
眺めがよく見えるのは湿原側の席で釧路川が見えるのもこちら側。細岡駅から塘路駅の間にはとくにビューポイントが多い。事前に指定席の予約を忘れずに。予約は1か月前から可能。【釧路駅〜塘路駅】
くしろ湿原ノロッコ号
- 住所
- 北海道釧路市JR釧網本線釧路駅
- 交通
- JR釧網本線釧路駅からすぐ(発着駅)
- 営業期間
- 4月29日~5月7日、5月27日~6月18日、6月22日~9月10日、9月14日~10月9日
- 営業時間
- 時期により異なる(要問合せ)
- 休業日
- 期間中不定休(要問合せ)
- 料金
- 釧路~塘路間(片道)=大人640円、小人320円/釧路~釧路湿原間(片道)=大人440円、小人220円/チョロQ=1000円/マスキングテープ=500円/クリアファイル=300円/ノロッコ号プリン=400円/(指定席は大人840円、小人420円)
【釧路湿原のビュースポット×列車】釧路湿原内を走るローカル列車も魅力
網走駅と東釧路駅を結ぶJR釧網本線のローカル列車も魅力。「くしろ湿原ノロッコ号」と同じ路線を走るので、手軽に釧路湿原の景色を眺めることができる。地元の人とのふれあいもローカル列車の楽しみのひとつだ。
【釧路湿原×ビュースポット】釧路湿原を展望台から見る
湿原の大パノラマを一望 <湿原初心者はまずはココから>
釧路湿原らしいスケールの大きな景色を見るなら、各所にある展望台へ。車や列車でもアクセスしやすい場所が多く、資料室を併設しているところもあるので、初めて湿原を訪れる人におすすめです。
【釧路湿原のビュースポット×展望台】サルボ展望台
<絶景ポイント> 湿原の湖沼群を一望
小高い丘に建てられた穴場のビュースポットで、塘路湖や周辺の4つの沼を眺めることができる。【標茶町:塘路駅から徒歩で45分】
【釧路湿原のビュースポット×展望台】コッタロ湿原展望台
<絶景ポイント> 湿原と遠くの山々を一望
特別保護地域・コッタロ湿原の神秘的な眺めが堪能できる。展望台は湿原を横断する道路沿いにある。
【標茶町:塘路駅から車で15分】
【釧路湿原のビュースポット×展望台】細岡展望台
<絶景ポイント> 湿原を代表する大パノラマ
蛇行する釧路川と、緑一面の湿原、かなたには雄阿寒岳・雌阿寒岳が望める。通称「大観望」と呼ばれる、釧路湿原随一の眺めを堪能できる。夕日が美しいことでも有名だ。【釧路町:釧路湿原駅から徒歩で10分】
【釧路湿原のビュースポット×展望台】細岡ビジターズラウンジ
細岡展望台に行く前に立ち寄りたいビジターズラウンジ。パネルコーナーなどで湿原の成り立ちをわかりやすく紹介している。売店、軽食コーナーも併設。JRの本数が少ないので、時刻表をチェックしておこう。
細岡ビジターズラウンジ
- 住所
- 北海道釧路郡釧路町達古武22-9
- 交通
- JR釧網本線釧路湿原駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉館、4・5月は~17:00、10・11月は~16:00、12~翌3月は10:00~16:00)、喫茶コーナーは10:00~15:30(閉店16:00)
- 休業日
- 無休(12月31日~翌1月5日休)
- 料金
- 無料
【釧路湿原×ビュースポット】木道・散策路から釧路湿原を見る <湿原を間近で体感したい人におすすめ>
自然の営みを感じる遊歩道
道道53号周辺の釧路湿原西エリアの目玉は、釧路湿原の雄大さを間近で体感できる湿原内の散策路。釧路市湿原展望台を基点としたルートで、一周約2.5㎞の遊歩道を1時間弱でめぐることができます。木道が敷かれた北側のコースはアップダウンも少なく歩きやすいです。
【釧路湿原のビュースポット×木道・散策路】釧路市湿原展望台の散策路
<絶景ポイント> 広大な湿原西側を一望
片道20分ほどで着くサテライト展望台は、最も景色が開けたビューポイント。黄緑色のヨシの上に濃い緑のハンノキの群生が広がる素晴らしい景色を眺められる。【釧路市】
釧路市湿原展望台コース
- 住所
- 北海道釧路市北斗6-11
- 交通
- JR根室本線釧路駅から阿寒バス鶴居方面行きで35分、湿原展望台下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(展望台は8:30~17:30<閉館18:00>、10~翌3月は9:00~16:30<閉館17:00>)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 展望台入場料=大人480円、高校生250円、小・中学生120円/タンチョウソフトクリーム=350円/
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるマガジン編集部
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